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~30km地点
やっさんのエイドを見つける。オレンジを一切れ頂く。
ワタシはいつもやっさんの顔を見るとホッとする。なぜだろう?
突然、「姐さん!!」と呼ばれた。
振り返るとナオさんが、氷あるから持っていってっ!!と手渡してくれた。
ご主人と二人で私設エイドをやっていた、感謝。
さらに行くと、今度は友人のエイドだ。20km地点にもいて、道路を渡って反対側に来ていた。お茶を一口貰う。
そしてまたhideさんエイドへ辿りつく。
相当疲れた顔していたかもしれない。
hideさんは「姐さん、腕が横振りになってる。気をつけて」とアドバイスをくれた。
疲れてくるとフォームも崩れてくる。ナイス・アドバイスだった。
バンちゃんがコーラを注いでくれる。
美味しい!!超うまいっ!!もう一杯っ!!
これまでの給水所で、お腹がダボダボなるほど水分を取っているのに
コーラは別腹かっ!?と思うほど美味しかった。
じゃ、行くわっ!!
hideさんが、背中越しに「腕振り、気をつけれー」と声を掛けてくれた。
しばらくすると、自宅から長いホースを引っ張り出して、走るランナーに向かって水をまいてるおじさん登場。
毎年、沿道で水を掛けてくれる水掛おじさんだ(笑)
去年までは横目で通り過ぎていたけど、今年はワタシもかけてもらおう!と思っていた。
近づいていって「お願いします!」と背中を向けた。一面に水を浴びせてくれた。
「ありがとうございます!」とその場を離れた、感謝。
すると、少し先にまたまた水掛おじさん登場っ!あれっ!?二人もいたっけ???
と、思ったが今度も「お願いします!」と「ありがとうございます!」
沿道にはこんな風に、ランナーを応援してくださる方もいる。
34km付近には、たてさんがいたエイドでもコーラを頂いた。
すぐ近くには、コバッチさんが応援に来てくれていたらしい、残念ながらワタシは会えずじまい。
~35km地点
実はしばらく前から水分の摂りすぎなのか、トイレに行きたいと思うようになっていた。
出来ればゴールまで我慢しようと思いながら走っていた。
それなのに、エイド、給水所では水分を摂ることを止められない。
そして、頭から、首筋から、腕へ水を掛けては冷す。
あと、10kmもないんだから我慢しよう・・・
この辺りから、しばらく知ってる人のない道を走っていた。
けれど、沿道の応援の人並みが途切れることなく続いていて
絶え間なくランナーを励ましてくれる。
もうすぐ、もうすぐ・・・ひたすらに足を進める。
北大の構内へ行けば、道南のTさんMさんご夫妻、それに73さんがいる。
Tさんがいつものように太鼓を打ち鳴らして、応援してくれているはず。
~40km地点
北大の構内へ入る。
いくつかの角を曲がり、そして太鼓の音が聴こえて来た!!
近づいていって、73さんやMさんたちと笑顔でハイタッチしてもらう。
応援の声を背中で受けて、走り続ける。
今度は北大生のハイタッチゾーンだ、でも道南ランナーの皆から元気を貰ったワタシは寄らずにそのまま通り過ぎる。
思い返せば、去年もワタシはここをスルーしたのだ。でも、事情は全く違って(^_^;)去年は制限時間に追われ、余裕がなかったから(笑)
北大を抜けると、真正面には道庁が見える。あそこを抜けなければゴールはない。
道庁の出口には最後の関門、41.6km地点が待ち構えている。
さすがに札幌駅近くの場所ともなれば、ランナーだけの占有とも行かず
ランナーの列を、右に、左に、上手く誘導しながら歩行者を通す、というメガ大会ならではの技巧が繰り出される。
東京でもあったし、大阪でもあったように思う。
道庁に突入。ここのオフィシャルの応援団にルナさんがいるはず。。
走りながら、知った顔を探す。。残念、いなかったのか探しきれなかったのか。
でも、ルナさんきっとボランティア活動も応援も懸命にやってくれたことと思う。
そして、最終関門。
初めて関門時間を気にすることなく、ここを通るんだ・・・と思った。
ワタシも少しは成長出来てるんだ。
もう大通りはすぐそこに見えている。
コースを右折すると、先にはゴールゲートが見える。
沿道から「姐さん!」と声が掛かり、そちらを見ると道南のAさんだった。
笑顔で応えられたろうか?
ゴール前のアナウンスが「あと20秒で4時間30分」と言っている。
あ!4時間30分!?
このレースの目標だったのを思い出した。
間に合うはずもないのに、思わずスピードを上げていた(笑)
ゴール。
4:30:10
ゴールラインを越えてから、帽子とサングラスを外し来た道に向かって一礼した。
ありがとうございました。
いつも頭の中が真っ白になってしまうゴール前、今回はちゃんと音が声が聞こえた。
少しだけ、気持ちに余裕があったのかもしれない。
残念ながらわずかに目標には届かなかったけど
タイムロスが5分半ほどもあることを考えたら、上出来だろう。
メダルを掛けてもらう。
maruさんがいた。「姐さん、速かったねー」
「いやー、一杯一杯だったわ」
離れたところに、おーちゃんがいた。
近くには、久美ちゃんとの共通の友人ブログ友達のうらんさんがいた。
「姐さん、おめでとうー」
おーちゃんを指差し、「同じユニフォームだからここで待ってたら姐さん来ると思った♪」
まもなくうらんさんの携帯に久美ちゃんから電話が入った。
38kmで収容されたと連絡だ。代わって電話に出ると、久美ちゃんが号泣していた。
「悔しい~、悔しい~(T△T)」
故障を抱えて、38km地点まで走って来れたことが凄いよ。
泣くことないよ、頑張ったんだから。と声を掛けた。
そして、驚愕の事実を聞かされた。
チームのYoUさんが救急車で搬送されたらしいと言うのだ。
そういえば、走り出してから一度もYoUさんの姿を見ていない。
スピードに勝る彼女のことだから、ワタシより先にゴールするだろうと思っていたのだけど・・・
後に分かったことは、
25km付近で蛇行しながら走ってるYoUさんにseiさんが声を掛けたが返事がなかった。
そのまま芝生へ倒れこんでいった。
久美ちゃんが確認出来たときには、すでに救急車が着ていた。
意識不明のまま病院へ運ばれ、本人が気付いた時には点滴を受けていた。
その日の夕方には自宅に戻ったが、吐き気治まらず打ち上げはキャンセル。
YoUさん、普段はいたって活発な女性で故障するようなことがあっても
倒れるような柔な感じではない。熱中症、脱水症状とはやっぱり怖いものだと思う。
大会が終り数日経って、元気な様子が分っているのでご安心を。
このようにして、今回の大会は
いかにボランティアの力が偉大だったか。
オフィシャルはもちろん、とりわけ私設エイドと呼ばれる個人のエイドやチームエイドが
沿道にはたくさん出ていて、チームのメンバーだけではなく
全てのランナーに向けて、多大なるボランティア魂を発揮してくれた。
ランナーだからこそ分かる、辛い今、欲しいもの!!を心憎いまでに用意してくれた
仲間にも、そのほかのエイドの皆様にも心からお礼申し上げます。
声を枯らして応援くださったアナタにも感謝します。
ともすれば、走るワタシタチよりも長時間に渡って炎天下に晒され
暑く長い時間を過ごされたことを思うと、心から感謝せずにはいられません。
今回、完走記を書くに当たって思ったことは
この大会を裏で支えてくださる全ての方たちへの感謝です。
これをなくして、「北海道マラソン」を語れない!!と言うことでした。
完走記というよりも、感謝の記しというべきかもしれません。
本当の勝者は、支えてくださった皆様です。
いつか、いつかきっとそちら側へ戻っていって恩返しが出来る日が来ると思います。
皆様は、その良きお手本であり続けてください。
灼熱の「北海道マラソン」が、それでも列をなして参加するランナーの
いつまでも目標となる大会でありますように。
ありがとうございました。
追記~くりやまマラソン 2012年09月07日 コメント(6)
2012北海道マラソンVOL1 2012年08月30日