兄弟げんか

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2006.03.09

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カテゴリ：こころ

男の子が三人いれば、けんかも当たり前のこととなります。
私は、けんかして何かを学ぶいいチャンスととらえて、よそ様に迷惑がかかる場所でなければ、どんどんけんかをして欲しいと思っています。
じっと見守り、私に訴えてきたことだけを真剣に聞くようにしています。
最初に訴えてきた子がいれば、その相手の子も「自分にも言い分があるんだ」と入ってきて論議を始めます。
私はそれをフムフムと聞くだけですが、その間に子供達同士で解決できてしまうことも、よくあります。
兄弟が三人いると、社会を学ぶいいチャンスといいますが、本当にそうですね。
二人が対立していると、後の一人が仲裁に入ったり、「それは、○○が悪い！」と裁いてくれたり、なぜ喧嘩しているのかを私に中立的に教えてくれたり。。。
当の二人も証人がいるので、下手なことや嘘はつかなくなります。

私と違って、パパは子供たちが兄弟げんかをすることを、とても嫌います。

（私にはどうしても、うるさいから静かにしろ、と怒っているような気が、、、）
しかし、今日のパパの怒り方はすごくよかったなぁ、と思うことがありました。

いつものように、たろとじろが喧嘩していました。
泣き出したじろにパパが激しく反応！
「こらーーー！また喧嘩しよんのかぁーーー！！！」と
たろをゴツン！
たろも泣き出しました。
私は思わず「パパ、たろの言い分をきちんと聞いた？」
怒ってしまったパパは収拾がつかないようすでしたが
パパ「なんだ、たろ、なんか言いたいことがあるんなら言ってみろ。」
と二人を並べて聞いていました。

たろは「自分がきつく言ったのが悪かった」
じろは「たろ兄ちゃんの順番だったのに、かわらなかったのが、悪かった」
と自分自身の非を素直に認めることができました。

この後のパパの言葉が心に残りました。
「じろ、この家で一番偉いのはパパだ。

たろ兄ちゃんのいう事は、絶対に聞け。
たろ、お前も間違ったことは絶対にじろに、言うな。
正しいことを教えろ。
だからさっきは、たろを叩いたんや。
分かったか。
三番目に偉いのが、じろだ。
じろも絶対に間違ったことを、さぶに言うな。
さぶ、お前はたろ兄ちゃんの言うこと、じろ兄ちゃんの言うことを聞け。
分かったな。
ママは女だから、お前達みんなで守らんといかんのぞ。」

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