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この人が死んでしまえば。
どこかで私は思ったことがあった。
結婚する前の、まだ10代終わりのことだったと思う。
私はおもむろに、包丁を彼に向けた。
なぜだったんだろう?
きっと若かった私は、彼の優柔不断に許せない感情があったのだろう?
同棲して数ヶ月の頃だったと思う。 妊娠して・・・・・・悲しい運命を辿り・・・・
それでもなお、結婚の意志も、別れの意思もはっきりさせない彼に。
疲れてきていたんだと思う。
たしか・・・・・・・・・
翌朝、どこを探してもナイフ類が見当たらなくて・・・・・・
彼が帰宅する夜まで、料理が出来なかったことを、
いまだからこそ、懐かしく思い出す。
殺意は愛情の表れ。
だけど、本当にそうなんだろうか??????
本当は
彼が決められないんじゃない!
私自身が決められないための、苛立ちだったのかもしれない。
若かったな・・・・私。
あれから20年以上もの時間が流れ・・・・・
「あんなこともあったな」
なんて、懐かしく思えるって・・・・・
それはそれで、素敵かな?って・・・・・
チャイナローズさんのブログって。
ホントに考えさせられるような感じ・・・・・
http://plaza.rakuten.co.jp/rosegarden0113/diary/200606240000/

思い出は美しく。
そして・・・・愉快に。
私はふとそう思った。
地獄の日・・・ 2007.02.11
夫婦のありかたって・・・ 2006.06.16 コメント(4)
日付は変わっちゃったけど・・・・。 2006.05.18 コメント(4)
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