Carrot の果てない旅

Carrot の果てない旅

ワルだった高校時代



ったせいか定かじゃないけど、高校は区内で唯一の英語科へ通った。

でも高校三年間、ただ教壇の前に座らされてひたすら先生の"日本語英語"を

聞く毎日だった。


"創立以来の最低な英語科クラス"と学年主任に言われる程ヒドイクラスだっ

たらしい。というのもこのクラス特別個性が強いのか、"だめ"と言われれば

ますます団結してなんでもやるクラス。

そして授業中も抜け出す子がいたり、ちっちゃく折られた手紙が空中を飛び

回る様だった。あげくの果てに授業中に抜け出した先で"万引き"し、警察の

厄介になるクラスメイトも。

他のクラスは比較的ちゃんと授業受けて、部活動もする一般的な学生生活を

送っている生徒が多かったため私達は特に目立ったらしい。ろくに

授業も受けず、学校も休みがちだった私達。

でも英語科のプライドかなんかわからんが、英語のテストだけはいつも学年

でトップのクラスだった。

みんななんだかんだ言って、英語だけはひそかに勉強してたからなぁ~。

そして高校三年生、受験の時期になりさすがの私も焦りだした。(あんまり

焦ってなかったっけ??)

先生には「あなたは何でも事を始めるまでに時間がかかってやりだしたらと

ことんやる人だから4年生大学に行って個性を伸ばしなさい。短大はあなたに

は向かないわ、事を始める前に卒業するだろうから。」って言われた。

私は見事、彼女の助言を無視した。「4年も学校通ってられるか!!」と。

そして受験校を決める時、一つの某短大をパンフレットで発見した。

在学中に"アメリカの分校での約4ヶ月英語研修"に参加出来る。

ここしかない!!、と思った。

でもかなり受験倍率が高い学校だった。でも推薦入試なら英語だけのテスト

で合否が決まるとのこと。

どの先生も口をそろえて「おまえには無理だ。」と言い切る。とても腹が立

った。

何が何でも合格してみせる!と決めた私。

推薦入試に必要な登校日の日数、全科目の平均点などを補うため真面目に学

校に通い出した。

そして先生達は渋々"推薦状"を書いてくれ受験。

はっきり言ってテストは高校受験の時よりはるかに簡単に感じた。内容的な

ものに関してではなく、高校受験の時のように英語での作文や面接がなかっ

たから。リスニングと普通の筆記試験だけだった。

受験の後は抜け殻のようになりボーっと過していた。合格発表の手紙が来る

まで両親の方が郵便屋さんが来る度ヒヤヒヤしたそう。

当時、合格発表が手紙でくる場合、薄ければ不合格、分厚ければいろいろ入

学の為の資料が入っている為合格、と言われていた。

私が受け取ったのは普通に便せん一枚くらいしか入ってないんじゃないの?

って思うくらい薄かった。

母は開ける前から落胆していた。

でも開けて読んだら合格だった。

私は「あれま、受かっちゃったわ。」ってな感じだったんだけど、母は親戚

中に電話し始める始末。

学校に行くと先生中から「やったな!」って今までに見せられた事のない笑

顔で言ってくれるし、素直に嬉しかったな。



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