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HUMANO

HUMANO

2005.11.15
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カテゴリ: ひとりごと
 ドラマの中で、和久井映見が言っていた。
 「空が青いな~とか、風が気持ちいいなあとか。そんなふうに感じられるときは、幸せだからなんだよ」って。

 それって、すごく分かる。
 いつの頃からだったか、私はそんな自分になったのを覚えている。急いでいる時じゃなくて、ぼんやりとゆっくり景色を眺めながら歩いているとき。
 道端にタンポポを見つけたり、木漏れ日にふと上を見上げたり、小さな子供がじっと私を見てるのに気づいたり。そんなふうに、急いでいたら絶対に気づかず通り過ぎてしまうようなアレコレに出会い、何だか穏やかな気持ちになった。
 それはもしかしたら、幸せだから、そういうものに目を留めるゆとりがあったのかもしれないなあ。

 あれからずっと、私はそんなふうに暮らしている。
 貧血がひどくなって、それほど急ぎ足で歩く機会はなくなった。だって、すぐに息切れがしたり、筋肉が疲れちゃって、無理なんだもん。
 それはちょっと可哀相なんだけど、その分、いろんなものが見えるようになった。





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最終更新日  2005.11.21 14:46:33
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