2004年08月13日
XML
カテゴリ: コラム
先日、私が書いたコラムに対して、一人の母様からお便りを頂きありがとうございま
した。そのお便りを読んで、コラムの中で私の言葉が足りなかったと感じ、改めてコ
ラムで取り上げる事にした。

娘のいじめの発端は、保育園時代の転入だった。人見知りをしない娘の態度が、「転入
生のくせに生意気だ」と一部の子の勘に障ってしまったのだ。その後、保育園⇒学童
保育と続く閉鎖的な環境の中で、娘はいじめにあい続けた。学童でのいじめは徐々に
学校のクラスの中にも広がった。私は、学校の先生と学童保育の指導員の方に相談を
したが、どちらにも「娘が元気に学校に通って来ているので深刻ないじめにあってい
るとは思えない」という回答しかもらえず、何も解決しなかった。


のお母さんだった。私が相談したことで、それとなく娘さんに聞いてくれたのだ。学
年が上がっても一向に止まないいじめに、娘に向って私は「そんなに辛いなら学校へ
行かなくてもいいよ」と言った事もあった。負けず嫌いな性格の娘は、いじめから逃
げ出したくなかったのか、学校へ通い続けた。

次第にいじめっこ達は休日にも娘を誘い出していじめるようになった。再度学校側に
相談しても、「気にしすぎだ」とか、「娘さんは元気に通っていて問題はない」という
回答ばかり。仕方なく私は、学校やいじめてくる子の親に掛け合うのを止め、別な道
を模索する事にした。学校は休みたくないという娘に、「それならいじめに負けないよ
うに強くならなきゃだめだよ」と話し、休日に親子で一緒に参加できる習い事を始め
る事で、学校とは全く違う人間関係の中に身を置くようにしたのだ。

しかしこれは、元々人見知りをせず負けず嫌いな性格を持った娘だから取り得た方法

け合うべきだと」という声もあり私にも不安があった。そこで、前述のお母さんに再
度相談すると「娘さんにあってるとあなたが思ったんだから、やってみる価値はある
と思うよ」とそのお母さんが私の背中を押してくれたのだ。

>「娘さんは、強くなってくれて今も頑張って登校しているのだから、偉いよね。
>貴方の選択が正しかったのよ」と言った。

を見つけたいと思っているのだ。

>これもすべての「いじめ」が原因の不登校の子供にあてはまるかどうか疑問です。
いじめが原因で不登校になってしまったのだとしても、子どもがそれぞれの胸に抱え
ているものは一人一人全く別の物だと私は思う。我家の娘の事は、単なる一つのケー
スにすぎない。つまり、不登校の子すべてに一つのケースを当てはめて考える事の方
が、無理があるのではないだろうか?

>不登校はダメな事でしょうか?
>必死で自分を守る手段として不登校になる子も居るのではないでしょうか?
子ども達の一番近くにいて一番の理解者であるはずの親が「ダメなことでしょうか?」
言うことは、不登校はダメなことだと認めてしまっていることにならないだろうか?
私自身前述の通り、不登校がダメな事だとは全く思っていない。現に、私がコラムで
取り上げた子も、自分の中にある恐怖心から身を守るために不登校になったのだと思
う。それでも娘は、毎日のようにいじめてくる実在の人物達と戦い、彼女は見えない
敵と戦い続けているのだと思う。「不登校にさせるなんて親が甘やかしすぎてるんだ」
と言う人がいるのも事実だが、世間でなんと言うかではなく、不登校という形で子ど
も達が戦っている事に対して、もっと親が自信を持って受入れ、理解を示すべきだと
思う。そのことが、やがて世間の理解を生むことにも繋がると思う。娘も、いつ学校
に行けなくなるかは分からない。その時は、私は胸を張って娘を受入れてやりたいと
思う。私は、不登校の子に対しての理解をもっと社会に広く得たいと思い、あのコラ
ムを書いた。

最後に。娘が不登校の彼女に手紙を書こうと思ったのは、いじめにあって孤独だった
自分の事を、「理解してくれた親友の存在」が救ってくれただからだという。自分がそ
の不登校の子に対して同じ立場になれるかどうかは分からないが、少しでも力になり
たいという気持ちからだ。不登校になった彼女からまだ返事は来ていない。しかし娘
は、いつか彼女からの返事が来ることを信じて、手紙を書き続けている。
2004.3.21掲載





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年12月13日 12時29分29秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

晴れママ

晴れママ

カレンダー

コメント新着

chevy1817 @ Re:美しき日本?美しき国会?なんじゃそりゃ!?(02/20) 議院は所属する政党に行動を制約されてし…
chevy1817 @ Re:毎週末、夫婦でデートが恒例行事に♪(01/28) たとえそれが日常品のショッピングでもい…
チャーリー@ Re:あけましておめでとうございます!(01/05) 今年もよろしくです。 すごく楽しそう…
chevy1817 @ Re:あけましておめでとうございます!(01/05) 初詣が新年早々のデートとなってよかった…
KOPPE1966 @ Re:あけましておめでとうございます!(01/05) 謹賀新年です。 私は、今年も(?)、初…

バックナンバー

2026年10月
2026年09月
2026年08月
2026年07月
2026年06月

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: