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1964年にデビューし、同年の「朝日のあたる家」などで知られたイギリスのロックバンド「アニマルズ」。その後、一時解散、メンバーを一新しての再結成、がありますが1968年に完全に崩壊。1969年、ボーカルの「エリック・バートン」は新たな音楽活動を支えるバック・バンドを結成するためにデンマーク出身の男と会います。彼の名は「Lee Oskar」。彼らを中心として1970年、「エリック・バートン&ウォー」がデビューします。しかし、エリック・バートンは長持ちできないタイプなのかすぐに離脱。残されたバックバンドは「ウォー」として活動を継続します。デンマークという出自のせいか「リー・オスカー」のハーモニカ(10ホールズ)サウンドはアメリカのブルース・プレイヤーとは全く違うニュアンスを持っており高い評価を受けます。1976年、アルバム「Lee Oskar(邦題:約束の地)」でソロ・ハーピストとしてもデビュー。このジャンルとしては異例のヒット作となります。(「約束の地」は資生堂のTVCF「女の顔はひとつじゃないよ」に使用されました)「Before The Rain」(1978)、「My Road Our Road」(1981)とソロ・アルバムを発表した後は(この3作のプロデュースは、スライ&ファミリーストーンのドラマー、グレック・エリコ)「War」の活動と、日本の「古澤良治郎」などへのゲスト参加が活動の中心となりますが1994年に「ウォー」を脱退(後任のハーピストは、日本人「仲村哲也」さんです)再び精力的にソロ・アルバムを発表しています。彼のアルバムを紹介しようと思ったのですが「楽天」にはないんですよね。(あった分もすでに売り切れ)そこで、「アマゾン」で検索しました。http://harmonicaonly.hp.infoseek.co.jp/cd_dvd_i.html#leeoskarこちらは、トンボ楽器の「メジャーボーイ」を気に入った「リー・オスカー」がトンボ楽器と共同制作をした「リー・オスカー・モデル」です。(製造:トンボ楽器、日本国内での販売権:全音楽譜出版社)シグネチャー・モデルらしさが随所に出ており通常の「メジャー」:Low-F. G. Ab. A. Bb. B. C. Db. D. Eb. E. F. F#. High-G「ハーモニックマイナー」:Gm. Abm. Am. Bbm. Bm. Cm. Dbm. Dm. Ebm. Em. Fm. F#mの他に「メロディーメーカー」(メジャーのスペシャル・チューニング):G. A. C. D. E「ナチュラルマイナー」:Gm. Abm. Am. Bbm. Bm. Cm. Dbm. Dm. Ebm. Em. Fm. F#mといった特殊な音配列も揃えさらに、写真で分かると思いますがケースを連結させる事ができるんですね。曲のキーによってハープを使い分ける10ホールズ・ハーピストにとって、非常に便利です。こうした細かい工夫や、音質のよさ、さらにはプレイヤーとしてのネームバリューもあって「リー・オスカー・モデル」はミック・ジャガー(エリック・バートンのバンドに参加していたのだから、きっと面識があるはず)ヒューイ・ルイスジョン・ボンジョビダン・エイクロイド(「ブルース・ブラザーズ」)といった、特に海外の、ロック系を中心とするミュージシャンに愛用されています。
2005.05.21
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HERING 1923 Vintage Harp「1923」というのはヘリング社(ブラジル)の創業の年です。自社の伝統を強調したネーミングから分かる通り社名を付けた◎HERING 2020 HERING BLUESと並ぶ看板製品です。一番魅力的なのはレトロな外観。そして、ヘリング唯一の木製ボディーのモデルです。ブラシル特産のMarfim という硬質木材を使っているそうでそれに特殊加工を施し、耐久性・対湿性を高めてあります。厚手のリードプレート(1.20mm)を5本のネジで固定。木製ボディーでありながら気密性も高くなっています。(木は割れる可能性があるので、普通は3本が多いです)また、ネジ止めの方が、メンテナンスが容易。楽天では取り扱っていませんが交換用のリードプレートも販売しています。全メジャー12key。ハードケース付き。日本では、ヤマハの子会社YMT(ヤマハミュージックトレーディング)が販売代理店を務めています。
2006.07.02
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「迷いネコ」さんから、こんな書き込みをいただきました。>そういえば、うちの子、学校で鍵盤ハーモニカやってます。>ハーモニカって言うよりオルガンに近くない?(違うかな?)-----この(素朴な)感想じつは大正解なんですね!!ハーモニカの歴史を簡単に紐解くと1.「パイプオルガン」の普及版として中国の「笙」の原理(「リード」という薄い金属片を鳴らして音を出す)を取り入れた「足踏みオルガン」(正式名称は「ハーモニウム」)が生まれる。ゼンオン 笙(しょう)ヤマハ足踏み式リードオルガン2.「足踏みオルガン」の調律用に、息で「リード」を鳴らす道具が生まれる(ドイツ・ベルリンの「クリスチャン・フリードリッヒ・ブッシュマン」の発明した「アウラ」が元祖という説が一般的)3.「2.」を改良し、現在の「ハーモニカ」が生まれる。個人で製造・販売した者はそれ以前にもいるが、本格的に大量生産をはじめたのは、ドイツ・トロシンゲンの時計職人「マチアス・ホーナー」。(現在もトップ企業の「M.HONER」社の創業者)HOHNER MARINE BAND CLASSICさて、ここまで進化してきた所で、今度は先祖帰りを始めるのですね。「ハーモニカ」はすばらしい楽器ですが1つの音符を奏でるごとにたくさんある穴に息を吹いたり吸ったりしなければなりません。それに不便を感じる人がいるわけですね。実は2.の「ブッシュマン」もその1人で、彼は手で蛇腹を動かして空気を送るように改良してそれを、「ハンド・エリオーネ」と名付けます。この原理で思い当たる楽器、ありませんか?そう、これが「アコーディオン」の原型と言われています!デリシア アコーデイオン (チェコ)一方、ハーモニカを改良しようという動きも始まります。4.息を吹き込み、ボタンを押して音を出す「ボタン式ハーモニカ」が生まれる。代表的なものは、「ホーナー」社の「メロディカ」。5.第二次世界大戦後に、4.が日本に輸入されるようになる。6.4.を改良して、鍵盤式の「鍵盤ハーモニカ」が誕生。僕が調べた範囲では、元祖は1961(昭和36年)、「東海楽器」の「ピアニカ」です。元祖ピアニカ P-32(リンク先は現在、在庫切れのようです)また、「鈴木楽器」の「メロディオン」(ボタン式のアコーディオンの種類に同じ名前の物があるので紛らわしいのですが)スズキメロディオンMX-27「トンボ楽器」の「ピアノホーン」(現在は生産中止)なども、「元祖」を主張しています。いずれにせよ、「鍵盤ハーモニカ」は、日本人が、発明した。(「田口トモロヲ」風に。楽天広場で音楽を使えたら「地上の星」を流すのですが)7.その後、「全音」の「ピアニー」ゼンオン ピアニー 271 Aが発売され、「鍵盤ハーモニカ」原型となったホーナーの「メロディカ」も、鍵盤式に改められます。HONER(ドイツ) メロディカ SopranoHONER(ドイツ) メロディカ Piano 26(上のタイプはまだ原型を少しだけ留めていますね)さて、あの巨大メーカーの名前がまだ出ていません。「ヤマハ」です。7.1967(昭和42)年に「東海楽器」の「ピアニカ」は「ヤマハ」のブランドで発売されます。そして1973(昭和48)年に自社開発の「ピアニカ」に切り替えます。ヤマハ ピアニカP25Fそのため、「東海楽器」は1985(昭和60)年から再び自社ブランドで名前を「元祖ピアニカ」として発売を再開します。8.1983年(昭和58年)に「鈴木楽器」の「メロディオン」を「河合楽器」が自社名をつけて発売開始。(おそらく教育ルートのみと思われます)これで、ようやく教育楽器メーカーのそろい踏みとなるわけです。(「トンボ」は例外ですが)そして、ようや「迷いネコ」さんの疑問に戻りますが・歴史をたどれば「足踏みオルガン」から「ハーモニカ」が生まれ「ハーモニカ」から「ピアニカ」が生まれた。似ていると感じる「迷いネコ」さんの感性はすばらしい!・「ピアニカ」が生まれてわずか44年。・平成14年4月1日から施行されている、いわゆる「新学習指導要領」の「第1学年及び第2学年で取り上げる身近な楽器は,様々な打楽器,オルガン,ハーモニカなどの中から児童の実態を考慮して選択すること。」この「など」を解釈して、鍵盤楽器などに移行しやすい「鍵盤ハーモニカ」を採用する学校が最近では多い。以上3点、お分かりいただけたでしょうか?このブログをお気に入り日記に追加
2005.04.25
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「ヤマハ」のハーモニカを、全てまとめて紹介します。ヤマハハーモニカ シングル YH-15SN野田知佑さんの項目で紹介した、一番初歩的なモデルです。「シングル」という名称は、1つの穴で出せる音が1つである事を示しています。(いわゆる「ブルースハープ」は1つの穴で2つの音を出します)音の出しやすさ、配列の覚えやすさ、など教育用(特に小学校低学年用)には「シングル・ハーモニカ」がふさわしいようです。穴の数は「15」。ヤマハハーモニカ メロコード No.15M手前は「YH-15SN」と同じですが裏にも15の穴が空いており3つずつ同時に吹くことで「主要三和音」(音楽の授業の「起立」「礼」「着席」ですね)を含んだ5種類の和音(Bフラット、F、C、G、D)を出す事ができます。ヤマハハーモニカ ツーライン No.15Tこちらも両側に穴が空いているタイプです。表側はハ長調(C)、裏側はヘ長調(F)になっていますので歌唱と同じ調性でさぐり吹きができます。こういう、痒い所に手が届くような製品作りがヤマハの本領と言っていいでしょうね。ヤマハハーモニカ ソプラノシングル SS-220名称が「220」、カタログでも「22穴」となっていますが実際には「44穴」です。次に紹介する「SS-440」のローコスト普及版と考えてよいでしょう。ヤマハハーモニカ ソプラノシングル SS-440ヤマハハーモニカ アルトシングル AS-440ヤマハに限らず、教育用ハーモニカの最高傑作です。パイプ式のカバーを採用し、本体やリードも高級なものを使用していますので繊細で澄んだ美しい音色が響きます。(その分、他のハーモニカの倍ほどの重さがあります。小学校高学年以上向き、でしょうか。大人でも充分満足できる「楽器」です)上が「ソプラノシングル」(SS、音域は「c1」から上に3オクターブ)下が「アルトシングル」(AS、音域はSSより1オクターブ下)です。写真が不鮮明なので分かりづらいかもしれませんが上下2段に穴が並んでおり、下がC、上がC#の配列です。「SS-440」の音階配列はこちら。(「AS」もオクターブが違うだけで、配列は同じです。穴が44個あるので「440」です。)それにより、鍵盤でいう黒鍵の部分を含んだクロマチック・スケール(半音階)を演奏することが出来ます。こういった形式のハーモニカを「上下式クロマチック」といいます。(何度も紹介した、いわゆる「クロマチック・ハーモニカ」は「スライド式クロマチック」です)ですから、(写真では全く分かりませんが)「SS-440」の表面には「CHROMATIC SOPRANO SINGLE」「AS-440」の表面には「CHROMATIC ALTO SINGLE」と刻印がしてあります。ヤマハハーモニカ 複音 No.220(複音独自の音配列ではなく、鍵盤式の「標準配列」です)独奏用の複音ハーモニカ(No.21B、No.24B、No.S23B)がありますが、楽天では取り扱っていないようです。ヤマハハーモニカ クロマチックNO.1200Bヤマハの「複音」と「クロマチック」はどう説明したらよいのやら......あまり個性を感じられないんですよね。「ヤマハ」の看板を背負っている以上、とりあえず全てのハーモニカを揃えてみましたというか......やはりヤマハの本領は教育用にあるようです。(「SS-440」「AS-440」は実に見事な傑作ですから)ヤマハミニハーモニカ ペンダントタイプヤマハミニハーモニカ キーホルダータイプ以前紹介したミニ・ハーモニカです。上がペンダントタイプ、下がキーホルダータイプ。学校用とは別ルートで卸しているようで学校用のカタログには、記載されていません。
2005.05.08
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