読書備忘帖

読書備忘帖

2010.05.14
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カテゴリ: 国際関係・文化
毛沢東を始め、長年中国要人の日本人通訳を務めてきた著者が初めての日本語で書いた本と言う。様々な観点から日本語と中国語の差異やその背後にある文化的相違や衝突を記している。が、冒頭の小泉純一郎が2001年抗日記念館を訪問した折に揮毫した「忠恕」なる言葉の不適切さを述べたくだりはまあ良いが、他にも所々依怙地なる自尊が見え隠れする。「武士道の『忠』は、是と非の区別のつかない、自我を失った絶対服従の『愚忠』であり、それは後に日本が近代化の中で『富国強兵』のスローガンを掲げて追求する軍国主義の土壌となっていく」等々。著者は、中華人民共和国文化部元副部長という偉いさん故に、当然であろうしこれを云々しても詮ないというところだ。大江健三郎が推薦、さもありなん。そのような箇所を飛ばせば読み物としてまずまず面白い。E
日本語と中国語





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Last updated  2010.06.02 02:04:08


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