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麻耶里樹

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カテゴリ: 演劇
うちの家を稽古場に借りてるお礼ということで、昭和組メンバーが家族のみなさまにぜひ見ていただきたいと言ってくれた。

だから気にしないでいいんだけど・・・。
たしかに私も毎日感謝してるし、直接コトバで伝えている。
食事やお菓子もみんなが逆に気を使うから出さないでいい、ほっといてくれていいから、と言っているにも関わらず、いつも用意してくれている。
言っても用意するようなら、うちで稽古は出来ないとも伝えたが、
でもそれは楽しみでやっているのだから、と本人たちも言っていた。
なので本当に気にしないでもらいたいのです。

それでもやるというなら私抜きでならいくらでも・・・。

うまくやれない自信がある。
まだ近所の人とか、知らない人が何人かいたらマシなんだろうか・・・?
「役になりきる」というのは役者として当然のことなんだけど、芸人が正月に実家でコントを要求されたら、いくらプロでも「芸人」になりきるのは難しいと思うんだ、うん。
どうしてこんなに渋るのかというと、せっかくいいモノをつくっているのに私のせいでぶち壊したくないから。
あとで「本当はこんなんじゃないんだよ~。もっといい作品だからね~」と言ったってお客にとっては見せられたものが全て。
「なんだ、こんなもんか」って思われたくない。
今まで私がハマっては飽きてやめてきたくだらない遊びのように思われたくない。
だからもしうちでやるなら、私はきっと足手まといになる。
絶対に迷惑をかけそうで一緒に舞台に立てない・・・・。

はい、言い訳終了。
「おう!望むところよ!」って引き受けられない私って本当に弱いと思う。

うちの家族は「演劇を続けるために仕事をしている」という私の言い分を心からは理解してないように思う。
他からみたら寛大な家族であっても、だ。
だけど、プロとして活動しているわけでもない、職種的には「フリーター」という今の中途半端な状態では何の説得力もない。
だけど家族に何も言われず演劇を続けていくためには役者としての「プロ度」を直接観てもらうしかないと思う。
それは本当にプロってわけじゃなくて芝居の完成度だったり、取り組み方だったり、自分の役割を自分でこなしていけるかどうかだったりだと考えている。

この「お礼公演」はもしやまたとないチャンスなのか?
家族にとって私の演劇が「ただのお遊び」とうつるか「人生をかけられるもの」とうつるか、最大の分かれ目になりそうだ。





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Last updated  2006年02月28日 23時57分06秒
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