あんじぇ(*・∀・)のボチボチ行こうっマイペース☆・・・☆

2007年11月28日
XML
カテゴリ: 自作小説
★☆★ 幻想伝奇小説 『 陰陽伝 ( いんようでん ) ( はたがしら ) 耀 ( よう ) 著 ★☆★
☆★☆ 好評発売中! ☆★☆

【Amazon】お取り寄せ☆
【楽天ブックス】お取り寄せ☆
【セブンアンドワイ】1~2日で発送☆

【楽天ブックス】は、こちら↓からよろしくデス
陰陽伝

恐れ入りますが、精神年齢25歳以下の方は本書をお読みにならないよう、
または心してお読みいただきますよう、お願い申し上げます。m(_ _)m

こちら から!
立ち読みコーナー♪は、 こちら から!



********************************************************************************

第二百五十五話 小滝での出来事(三)


 興味津々の紫野に、高香はちょっと困ったように、だが仕方なく言った。

「まあ順番に聞いてくれ。おまえには正直に白状するから」

 ――まさか、紫野にこんなことを聞かれるとは。

 自分にはたいして誇れる過去もないことを、高香は改めて情けなく思いながら、語り始めた。


「私は薬売りをする前は僧侶だった。私はある事情があって普通の暮らしはできないから、本当に小さい頃から寺で生活してきたのだ。その点はおまえと一緒だな、だからおまえと気が合うのかも知れぬ。とにかく僧侶の頃には女を抱く機会もないし、許されない。もちろん、抱いてみたいと思ったことはあるさ。だが欲望は悪だと教えられてきた。抑えるのに辛い思いをした時期もあったよ」

「僧侶だった? 高香が?」

 例によって、団栗眼になった。

「薬を売り歩くより、似合っていると思わないか?」



「私が薬売りを始めたのは、まだ十年にもならぬ、寺を破門されてからだ。一緒に修行をしていた僧が道を誤ってね……和尚が責任を取って寺を閉めたのだ。仕方のないことだったよ。それからは晴れて自由の身となったが……」

 ついに白状せざるを得ない。

「実はまだ抱いたことはない」


 紫野は拍子抜けして岩から滑り落ちそうになった。

 ――確か、俺より十は年が上なはずなのに!


「期待を裏切って申し訳ないな」

 高香は頭を掻いた。

「言い訳がましいが、欲望も時を逸すれば起きなくなるのだ。私はもう年寄りだな」


********************************************************************************

【雑記】
私的には、高香さんの成長にもしみじみとしております(*^-^*)





◎これまでのお話は、フリーページからご覧になってね!

◎携帯サイトは、 こちらでございます。

◎【陰陽伝】キャラ 爆笑脳内判定☆は、 こちらっす!


↓お手数ですが、励みにしてます! ポチッ☆とよろしくお願いします。
にほんブログ村 小説ブログ 長編小説へ

↓こちらは今月中に一回だけポチッ☆とよろしくお願いします。


みんな一日も早く幸せになって!

里親・預かり親さん募集中!

ulsリアルファー反対同盟 私は毛皮製品を買いません! 皆で動物たちの『命』を愛しみましょう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年11月29日 01時02分07秒
[自作小説] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: