ママリンのお部屋

連日の猛暑の中も頑張ってきた

「 ばあちゃん！今年は甲子園へ行くから！ 」

そう言って母を喜ばせていた甥っ子

ベスト8までは勝ち進み

昨日の試合はでも放映されて

私はテレビの前で勝利を祈りながら応援していました

身内の欲目はあるだろうけれど

真っ黒に日焼けした逞しい身体

嬉しそうに笑った時の真っ白な歯並びの良い口元

誰よりも格好良かったです

初回・三回に失点が重なり六点差

負けじ魂を見せた三回裏

ツーランホームラン

チームいちの 俊足 で豪腕
確か弟たちもそう言われていました

がんばってがんばってがんばっていたけれど

結果は大量点差での敗北

私も六回までは確かに意識はあったの

気がつくと試合はすでに終了していて

一緒に応援していたはずの息子

「試合の最後観てた？」

息子もやっぱり寝てたらしいです

試合の前半であまりに応援しすぎて

力尽きた我々

甥っ子の涙を見なくて良かったかも‥

私の弟のように

大学でも野球を続けてくれたら

またテレビで応援出来る日がくるかもしれません

弟は父の誕生日にソロホームランを打って

「 あれが親父への最高の親孝行だった‥ 」

30年前のたった一本のソロホームラン

このことを何回語っていることか

昨日は母の命日

ホームランで母は嬉しかっただろうなぁ

野球が大好きだった母

一番可愛かった孫の応援が終わったので

今日は家にいると思います

今年の夏のホームラン

この先どれほど話題に上ることだろう

甥っ子は一生

「 あれがばあちゃんへの最高の供養になった 」

と言うに違いない