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ひき逃げ後、のうのうとホストに転身 吉田容疑者
11月5日12時4分配信 産経新聞
もうすぐ2人目の父親になる予定だった男性の命を無残にも奪った男は、のうのうと夜の繁華街を闊歩していた。
無免許と飲酒運転がばれるのを恐れ、アクセルを踏み続けた身勝手すぎる逃走と無反省な態度に、「ふざけている」。
遺族や関係者からはやり場のない怒りの声があがった。
【関連フォト】ビデオカメラがとらえた車両
5日午前3時55分。大阪・ミナミのラーメン店から出てきた吉田容疑者は異様な雰囲気を察知し、いきなり駆け出した。
吉田容疑者の顔写真を手に行方を追っていた府警の捜査員たちが待ちかまえていた。
しかしすぐに足がもつれ転倒、そこに捜査員が飛びかかった。
任意同行された吉田容疑者は当初、ひき逃げ容疑を否認していたという。
目撃情報や物証が乏しい中、捜査が大きく動いたのは1日。
犯行車両とみられる乗用車が大阪市此花区で見つかり、所有者の建築会社の従業員だった吉田容疑者が「会社を辞めます」という置き手紙を残して行方をくらましていることが判明した。
「もしかして...」。容疑者の自殺が頭をよぎった捜査員もいたが、結果はまったく違った。
曽根崎署捜査本部が知人や元同僚らから事情を聴いたところ、吉田容疑者がミナミでホストとして働いているという情報を入手した。
店名までは分からなかったが、捜査本部は4日夜から5日未明にかけて、捜査員を大量投入。
顔写真を頼りに探したところ、午前3時半ごろ、ラーメン屋に入ろうとしていた2人組の1人が吉田容疑者と酷似しているのを確認。
別の捜査員も駆けつけ、店から出てくるのを待ち受けていた。
吉田容疑者は逮捕後、「酒を飲んでいた。無免許で捕まるとまずいので逃げた」と供述したが、謝罪の気持ちなど被害者については何も話していないという。
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