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今日は終戦記念日ですね。戦争といえば、イスラエルとレバノンの間の
戦争は一応停戦となりましたが、ここのところ、世界中のいろいろなとこ
ろで争いが激しくなっているようで、ニュースを聞くたびに胸が痛みます。
私は戦争や外交といったことについてはまったくのシロウトですが、私な
りの考えでは、戦争も結局、人と人との争いと同じようなパターンで起こ
るものなのではないか、と思います。
「自分が正しい」「相手が絶対にまちがっている」と思いこんで譲らない気持ち。
面子やプライドを重んじるあまり、譲ったり謝ったりできない気持ち。自分が今
まで形づくってきた世界を崩される恐れ。そして、もちろん自分の利益に執着
する気持ち。そんなものがあいまって、ちょっとしたことが大きな火種になって
しまったり、互いにはり合って後に引けなくなってしまったりするのではないで
しょうか。
最近、ずっと昔に買ったデール・カーネギー著の「人を動かす」という本を実家の
本棚に見つけて、久しぶりに手に取ってみました。改めて読んでみると、とても含
蓄が深く、シンプルでありながら普遍的な教えだと感じました。中でも印象に残った
のが、「人間は理屈よりも感情の動物で、誰でも自分が正しいと信じている」という
ものです。なんと、アル・カポネをはじめとする名だたる「悪党」たちも、自分たちが
まちがったことをしたとはまったく思っておらず、罰を受けるのは不当なことだと感じ
ていたそうです。
そうだとしたら、ちょっとした意見の食い違いや争いが起こった時、ふつうの人たち
ならなおさら、同じように感じることでしょう。私たちの多くはなぜか、自分は悪くなか
ったと証明することに力を注ぐ傾向があるようです。(私もよくやります......)でも、
それが当たり前になってどんどんエスカレートしていくと、いつしかとり返しのつかな
い戦争のような事態を招いてしまうこともあるのでしょう。そして、もしかしたら、少し
だけ発想や対応のしかたを変えれば、そんなことにならなくても、問題や争いは解決
するのかもしれません。複雑で、特別なルールにのっとって動いているように見える
政治の世界でも、シンプルな本質に立ち戻ってみれば、また違うものが見えてくるよ
うな気がしているのは、私だけでしょうか。
政治に深く関わることなく毎日を過ごしている私たちも、「始めの一歩」として、普段の
暮らしの中で、真に相手の立場に立って考え、「盗人にも三分の理を認める」ようにし
てみたら......。それを見て育つ子どもたちは、ひょっとしたら、私たちとは違う「常識」
を持って、違う政治の世界を作るようになるかもしれない......。終戦記念日の今日、
そんなことを夢見ていました。
国際結婚に思う 2006.11.20
子どもたちがつくる和 2006.08.29 コメント(1)