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2015.09.06
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0155 エラゴン/遺志を継ぐ者

『エラゴン/遺志を継ぐ者』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  シュテフェン・ファンマイアー
・製  作  ジョン・デイビス、ウィック・ゴッドフレイ
・脚  本  ピーター・バックマン
・原  作  クリストファー・パオリーニ
・製作総指揮 ギル・ネッター、クリス・シムズ

【キャスト】
・エラゴン………………………エド・スペリーアス(山田孝之)
・サフィラ(ドラゴンの声)…レイチェル・ワイズ(林真理花)
・プロム…………………………ジェレミー・アイアンズ(有本欽隆)
・アーリア………………………シエンナ・ギロリー(小雪)


『エラゴン/遺志を継ぐ者』ウラ面

【仕  様】
・型  番  ----
・製作年度  2006年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  ERAGON
・収  録   104分(本編)
・音  声  1.英語5.1chDTS、2.英語5.1chサラウンド、
       3.日本語5.1chサラウンド、4.音声解説
・字  幕  1.日本語字幕、2.英語字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープサイズ
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、セル専用

・特典映像  1.シュテフェン・ファンマイアー監督による音声解説
       2.未公開シーン(7種)
・字幕翻訳  戸田奈津子
・吹替翻訳  久保喜昭
・2006年劇場公開作品

【ジャケット】

・ウラ面 :ドラゴンと心を交わし天空を舞う、
      選ばれしドラゴンライダーの
      壮大な旅が今始まった――
        ファンタジーを超えた、史上最大スカイ・アクション!

オモテ面は、主人公エラゴンを中心に主要な登場人物が並ぶ。エラゴンはドラゴンのタマゴを持っている。ぼんやりとだが、ストーリーが伝わって来るデザインだ。でも、おとなし過ぎる感じがする。もう少し動きがあっても良かったような気がする。(後ろに並んだキャラクタたちに動きをつけるのが一番いいと思うのだが……)
ウラ面は、ドラゴンに乗って空を飛ぶエラゴンの画像がメインに据えられている。いいデザインだ。でも、ちょっと写真が良くないな。もっとドラゴンがハッキリした画像はなかったのだろうか?

【感  想】
「子供の夢と大人のしつけ」

『スターウォーズ(1977)』を観た中学生が、興奮したまま「オレにも書けるゼ!」と書いたような作品。(笑)
あらすじが、ほとんど一緒だ。舞台が違うだけ。微笑ましいが、こんなんでいいのだろうか? まるで、なりきり坊やの魔法使いゴッコだ。

そんな印象を強くしたのは、ジェレミー・アイアンズが演じる(元)ドラゴン・ライダーのブロムが、やたらと解説する場面があること。
主人公のエラゴンが何も知らないから説明しているのだろうが、観客に対して説明しているようにしか受け取れなかった。

時に用語の解説は必要だとは思うが、なくても平気なように作るのが、当然だろう。
稚拙な脚本、ダイアローグだった。

それは、エラゴンの成長(?)過程にもうかがえる。ドラゴン・ライダーとして自覚が芽生えて行くに従って、だんだん嫌なガキになって行く。(とても成長とは言えないな)
それが物語の中心に据えられているのだから、観ていても不快感が残る。

“子供の夢”だと思えばいいのだろうが、莫大な費用をかけての映像化となると、そうも言っておれない。
多くの子供が観るのだ、責任とか義務とか鍛錬とか努力とか、キチンと道徳的な側面を教えなければならない。
それを、「何年もかかって学ぶことを本能的に修得してしまった」なんて……。人生をバカにしているとしか思えない。
原作がどうだか知らないが、こんな安直なお話しを、大人は受け入れられない。

中盤以降、エラゴンがやたらと魔法を使うのも失笑モノ。真面目な顔で呪文を連呼する。
「いつ学んだんだよ!」とツッコんでしまった。
一度くらいなら見よう見真似ってこともあるが、これだけ頻繁だと、「何なんだよ、オマエ」と興味が失せてしまった。

突然、必殺技を繰り出すなんて、少年ジ○ンプの漫画みたいだ。思えば、バンババンもホシヒュウマも魔球を生み出すのに“修行”した。けれど、いきなり○○○○人になって絶大なパワーとワザを使えるようになるのは、ジャ○プだけ。そんなイメージです、はい。(笑)

見所は、シェナ・ギロリー。魔法で拘束され、痛めつけられる。横たわった女性が「ウッ」とか苦痛に顔を歪めると、何故かドキドキしてしまう。(笑)
ここだけ見所だった。(スミマセン)

CGで描き出されたドラゴンは見事。さすがILMと感心してしまった。いま観ても、全く遜色ない。
空を飛ぶシーンに工夫が欲しいところだが、欧米人の感性では、こんなもんだろう。アクションでしかない。
宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ(1984)』で、メーベェが上昇気流に乗って舞い上がるシーンの浮遊感は、日本人ならではの感性だなと最近気づいた。即物的な欧米人には描けない。ムリだ。

続編があるようなエンディングだったが、いまのところ『2』がクランクインしたような話しは聞いていない。採算が合わずに見送られたか……。
まぁ、この場合、その方がいいかもね。(笑)

オススメ致しません!(シェナ・ギロリーだけ必見)





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Last updated  2015.09.06 11:07:12
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