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2015.09.24
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0173 ヒルズ・ハブ・アイズ

『ヒルズ・ハブ・アイズ』オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 アレクサンドル・アジャ『ハイテンション』
・脚  本  グレゴリー・ルヴァスール『ハイテンション』
・製作・オリジナル脚本 ウェス・クレイヴン『サランドラ』
・撮  影  マキシム・アレクサンドル
・音  楽  トマンダンディ『キリング・ゾーイ』

【キャスト】
・ダグ………アーロン・スタンフォード『X-MEN:ファイナルディシジョン』(桐本琢也)
・エセル……キャスリーン・クインラン『アポロ13』(西 宏子)
・ブレンダ…エミリー・デ・レイヴィン『LOST(TV)』(武田 華)

『ヒルズ・ハブ・アイズ』ウラ面

【仕  様】
・型  番  ASBX-4008

・製 作 国  アメリカ
・原  題  The Hill’s Have Eyes
・収  録  本編 約107分
・音  声  1.オリジナル<英語>(5.1ch サラウンド)
       2.日本語吹替(5.1ch サラウンド)
・字  幕  1.日本語字幕、2.日本語吹替用字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープサイズ
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用
・発  売  アミューズソフトエンタテインメント株式会社
・販 売 元  アミューズソフトエンタテインメント株式会社


【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :もう、逃げられない――
      ノンストップの衝撃を
      最後まで直視できるか?!
        人間が、人間を狩り、そして喰らう…

        これを体感せずしてホラー映画を語るなかれ!

ショッキング・ムービーらしいジャケット。自信満々の惹句。いい出来映えだ。
ただ、ウラ面については、異論がある。斧を持った殺人鬼のシルエットは、スラッシャ映画としてならOKだ。オーソドックスだし、雰囲気もいい。80年代の作品なら、言うことはない。
けれど、砂漠というロケーションについては、ここでは全く表現出来ていない。アクションのテイストも薄れてしまっている。個人的には、作品の持ち味を伝えるデザインにして欲しかった。

【感  想】
「『サランドラ』じゃダメ?」

悪評高いタイトルの『サランドラ』。(笑)
『サンゲリア』『ゾンゲリア』『バタリアン』『カランバ』……。
東宝東和の宣伝部が作り出した意味不明のタイトルの数々。或る意味、好きです。(笑)
いまは、原題のカタカナ表記が中心だが、馬鹿みたいだ。正しいのかも知れないが、何がなんだか分からない。

その点、意味は不明だが、語感だけで決めたような邦題は、雰囲気がある。
『ヒルズ・ハブ・アイズ』より『サランドラ』ですよ、やっぱり。(笑)

――ニューメキシコ州、砂漠の外れのガソリン・スタンド。一組の家族がキャンピング・カーでやって来る。砂漠を横断してサンディエゴへと家族旅行の途中だった。
ところが、GSの主人に教えて貰った近道がワナだった。車がクラッシュし、彼らは砂漠の真ん中で立ち往生することになる。
そして、その夜、彼は食人一家の襲撃を受ける。
……というお話し。

本編中のセリフにもあったが、砂漠の風景が美しい。『スターウォーズ(1977)』を思い出してしまった。いまにもルーク・スカイウォーカーやオビワン・ケノービが出てきそうな雰囲気だ。(笑)
やはり、ホラー映画は美しくないといけない。

その対比として、徹底した残酷描写がある。本作品は見事だった。
ただ、携帯ショップのお父さんの頑張りはイマイチ。落差が描かれていない、と言えばいいだろうか。ケモノのような迫力が足りない。二度と起き上がらないように徹底的に相手を刺す、弾丸を打ち込む、叩き潰す……。追い詰められた恐怖の反動は、その“徹底”ぶりに現れるはずだ。
怖いからこそ、二度と立ち上がれないようにする。お父さん、甘いよ。(笑)

気になったのは、あの娘は「レ○プされちゃったの?」ってこと。それらしいカットはあるが、モチロン行為そのものは映されない。
避妊したとは思えないし、これがB級ホラー映画なら、エンドロールが終わったところで、お腹が大きくなった娘の姿が1カットあるだろう。でも、本作品にはなかった。
けれど、とどめの一撃をくらわせた迫力からすると、たぶんそうなのだろう。義理のお兄さん(前述の“お父さん”)よりも迫真の演技だった。

おそらく、最初のトレーラー襲撃のテンションの高さが、本作品の白眉だろう。見応えがあった。
でも、個人的には、クレーターの中に放置された車の数々……、あの白昼夢のような映像に惹かれた。
「『トワイライトゾーン』みたいだった」というセリフがあったが、まさしく異質な世界だった。終末を暗示していると言っていいだろう。

後半では“ゴーストタウン”も出て来るが、こちらは作り込みが甘く、雰囲気を出せていなかった。イメージが明確でなかったのだろう。
それは、食人一家が核実験の被害者というスタンスにもうかがえる。敢えて、彼らが自分たちの身の上話をするところに違和感を感じた。彼らも被害者だと言いたいのだろうか。

うーん、やっぱり、『サランドラ』じゃダメ?
『新・サランドラ』でもいいんだけど。(笑)

オススメ!





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Last updated  2015.09.24 05:19:02
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