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2017.01.16
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カテゴリ: コメディ映画
0653 ted/テッド

『0653 ted/テッド』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本・原案・製作 セス・マクファーレン
・共同製作  スコット・スチューバー
       ジョン・ジェイコブス
       ジェイソン・クラーク
・製作総指揮 ジョナサン・モーン
・共同脚本  アレック・サルキン
       ウェズリー・ワイルド

【キャスト】
・ジョン・ベネット…マーク・ウォルバーグ(咲野俊介)

・テッド(声)………セス・マクファーレン(有吉弘行)
・レックス…………ジョエル・マクヘイル(美木眞一郎)
・ドニー………………ジョヴァンニ・リビシ(落合弘治)

『0653 ted/テッド』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBR-3138
・製作年度  2012年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  TED
・そ の 他  片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用、R+15
・発 売 元  ジェネオン・ユニバーサル・

・収  録  本編 約 106分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英 語 (5.1ch サラウンド)
       2.日本語 (5.1ch サラウンド)
・字  幕  1.英語字幕

・字幕翻訳  種市譲二
・吹替翻訳  税田春介
・監  修  町山智浩
・特別収録  『GRIMM/グリム』第1話(日本語吹替版)

『0653 ted/テッド』ディスク
※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:オレと一緒に
      モコモコしようゼ!!!
・ウラ面 :中年テディベア“テッド”が日本席巻!
      2013年異例のミラクルヒット!
        世界一ダメな!?テディベアが
        繰り広げる友情ファンタジック・コメディ!

テッドがビールを飲んでいる姿が大きく描かれている。このインパクトだけで「OK!」みたいなジャケット。敢えて白地にしたところもGOOD。(笑) 本作品では、マーク・ウォルバーグもミラ・クニスも脇役でしかない。そのことを良く理解しているジャケットだと思う。
“R+15”のマークに腰を押し付けている小さな画像が可愛らしい。(笑)
ウラ面は、M.ウォルバーグとM.クニス、テッドが登場している画像が6枚使われている。シンプルなレイアウトだ。個人的には好みだ。
と言うのも、コメディになると、いきなりフキダシを入れたり、チョコチョコと変なポーズの画像を切り貼りしたり、ポップでカラフルなフレームを付けたがるデザイナーさんがいて閉口していたからだ。
コメディでも、これくらいが丁度いい。

【感  想】
「大人になりたい」

いまさら語るまでもないコメディ映画。正直、ヘンな吹き替えも嫌いだし、和風にアレンジした字幕スーパーも気に入らない。英語が堪能ではないので、仕方ないが、「日本人には分からないから」という理由で“くまもん”だの“所ジョージ”が出て来るのって、間違っていません?

翻訳者の意図なんか知りたくもないし、製作サイドの意図をそのまま伝えて欲しいと私は思う。(分かるだの分からないだの、面白いだの面白くないだの、それは観客の自由。勝手に判断しないで欲しいってコトね)

80年代の映画やサブカルチャーに対する愛情は、主人公であるジョン・ベネットのバックボーンだ。彼の生い立ちであり、キャラクタそのまま。それをヘンに弄ってしまうのは、間違いだろう。

(閑話休題)

本作品でフィーチャーされた『フラッシュゴードン』は、私はリアルタイムだった。クィーンによるサントラを日がな一日、流し続けていた。
だから、「サムに会える!」と聞いた時の主人公の高揚感が、よく分かる。
私だって、「ファラ・フォーセットと会える!」と聞かされたら、仕事のひとつやふたつ、女性との約束のみっつやよっつ、反故にしますよ。(笑)

それをして、「大人になれよ!」と言われるのは業腹だな。

大人になるって、どういうことか?
私のように、いつまでもフラフラしていると、年長者の多くは、「結婚して子供を作って、はじめて一人前だ」みたいなことを平気で言う。そういう人に限って、娘は茶髪でコンビニか郵便局のバイト暮らしだ。三十路に近いのに親元でスネをかじっている。「そういうあなたは、ちゃんと育てられていないじゃん!」とツッコミたい。(さすがに「あんたの子じゃないんじゃない?」とは言えない)

本作品の主人公は、自己猶予の時を終えて、自立しようと躍起になっている。
自立するとは、どういうことか? それは“定職に就いている”ことでも“他者と円滑にコミュニケーションが取れる”ことでも、ない。“親元を離れて暮らす”ことでも、“カノジョよりゲームが好き”ってことでもない。(笑)
いい大学を卒業して、いい会社に就職して、結婚して家庭を築き、それなりのポストにも就いて、定年まであと少し。でも、会社に依存し、家庭に依存し、仕事にしがみついて、いまだに自立できていない同窓生を少なからず目にする。
彼らは、ワーカーホリックかマイホームパパだ。何かに依存して生きていると、それを失った時、あっという間に呆けてしまう。

大人になるのは、難しい。

タブーに抵触しまくりの本作品は、コメディ映画の必須要素である“毒”を含んでいる。下ネタや過激な発言に隠されているが、かなり辛辣だ。

それを楽しめるのか、他愛ないギャグを笑うか、個人の受け取り方次第だろう。
トム・スケリットの衰え具合いにビックリし、男とキスする“グリーンランタン”に「やっぱり!」と頷いたり、細部にまで散りばめられた仕掛けに、なかなか楽しい一本だった。(字幕も吹き替えも翻訳は気に入らないが……)

やっぱり、80年代ってヘンな時代だったんだなぁと、しみじみ思う。

オススメ!





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Last updated  2017.01.16 06:43:40
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