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2017.04.07
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0734 スノーピアサー

『0734 スノーピアサー』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ポン・ジュノ
・原  作  「LE TRANSPERCENEIGE」
       ジャン=マルク・ロシェット
       ベンジャミン・ルグランド
       ジャック・ロブ

【キャスト】
・カーティス…………クリス・エヴァンス(土田 大)
・ナムグン・ミンス…ソン・ガンホ(山路和弘)
・メイソン………ティルダ・スウィントン(一城みゆ希)

・エドガー……………ジェイミー・ベル(岩城泰司)
・アンドリュー………ユエン・ブレムナー(金子 修)
・ヨナ…………………コ・アソン(丸山有香)
・ギリアム……………ジョン・ハート(大塚周夫)
・ウィルフォード……エド・ハリス(菅生隆之)

『0734 スノーピアサー』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  DABP-4588
・製作年度  2013年
・製 作 国  韓国・アメリカ・フランス
・原  題  SNOWPIERCER
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、

・発  売  株式会社KADOKAWA
       角川書店
・販 売 元  株式会社KADOKAWA
       角川書店
・収  録  本編 125分

・音  声  1.英 語 オリジナル 5.1chサラウンド
       2.英 語 オリジナル 2.0chステレオ
       3.日本語 吹替 5.1chサラウンド
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
・字幕翻訳  大西公子
・吹替翻訳  五十嵐江
・日本公開  2014年 2月 7日
・リリース  2014年 6月 6日

【ジャケット】
・オモテ面:真の敵を倒せ!
       2031年、氷河期を疾走する人類最後の箱舟
      -反乱軍vs支配層-
      ハリウツド発ノンスップSFアクション
・ウラ面 :人類に残された唯一の生存空間
      「スノーピアサー」
       そこでは先頭車両の“上流階級”が
       後方車両の“最下層”を支配していた――。
       17年間の抑圧を打ち破るべく、
       壮絶な戦いが繰り広げられる!

オモテ面は、メジャー作品らしく、ガッチリしたデザインになっている。主要なキャストの画像と氷の世界を走る“スノーピアサー”に路線図が重なっている。うん、いいデザインだ。
惜しむらくは、スノーピアサーの画像が小さくて雪山と雪原に埋もれてしまっていること。もう少し見やすいイラストでも良かったような気がする。(この路線図を見る限り、日本はスルーされているな)
ウラ面は、エンジンルームと少年の画像、そして列車内で戦う男の画像。オールスター・キャストをアピールするように、中央に出演スターの画像が並んでいる。オモテ面とは違う画像を用いており、気合いが入っている。然も、役名とプロフィールが書かれている。なかなか芸が細かい。(笑)
うん、いいデザインだ。

『0734 スノーピアサー』ディスク
※ディスク

【感  想】
「今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る」

どうしても、『銀河鉄道999』を連想してしまう作品だった。(笑) 先頭車輌のエンジンが、999のそれにそっくりだ。それに、地球を一周する軌道が、松本零士さんがよく使う言葉“無限軌道”を思わせるからだろう。
もし、『銀河鉄道999』を韓国人の監督がハリウッドで実写映像化したら、こんな作品になるのかも知れない。美しく甘美なロマンティシズムはなくなり、機械の体を求める鉄郎と機械伯爵の闘いが、シズル感たっぷりに描かれるに違いない。
それは、イヤだなぁ。(笑)

――温暖化現象を食い止めるため、新たに開発された冷却材が地球全土を散布される。しかし、予想に反して急速に気温が低下、氷河期が訪れてしまう。
生き残ったのは、無限軌道を走る“スノーピアサー”に乗ったひと握りの人類だけ。
スノーピアサーは、クローズド・サーキット・システムになっており、消費した水も食糧も再生される仕組みになっていた。前方車輌はチケットを買って乗車した富裕層が住み、快適な暮らしをしている。後方車輌は、いわゆる無賃乗車の貧困層が生活していた。彼らは、富裕層によって支配され、食料も配給制だった。以来、17年間、一度も止まることなく列車は軌道上を走り続けている。
後方車両のカーティスらは、自らの境遇を変えようと、革命を企てていた。
……というお話し。

うーん、夢のない話しだ。

子供が夢想するような列車を舞台にしながら、古臭い対立の構造をベースにSFアクション映画を作らなければならなかったのは、どうしたワケだろう。
リアルに考えると、あれだけの人数が、何十輌と連なる列車であろうとも、17年間も生活できるとは思えない。この説得力のなさが本作品のウィークポイントだな。(苦笑)

だいたい、後方車輌の人たちは、働きもせず、狭い車内で1日何をして過ごしているのだろう? 劣悪な環境で暮らしている様子は描かれるが、そこから一人ひとりの“人生”は見えて来ない。だから、子供を連れ去られた親が、取り戻そうと先頭車輌を目指す焦燥感が伝わって来ない。(溜息)
極端な言い方をすれば、食事を与えられ、日がな一日ゴロゴロしている彼らが反旗を翻したからって同調は出来ない。
思うに、これは脚本上の構成の失敗ではないかと思う。

それに、あのエンディングは気に入らない。結局、列車は大破したわけだから、ほとんどの乗客は死亡したことになる。生き残った人がいるにしても、希望はない。
それって、間違ってません?

原作がどうなのかは知らないが、結局、カーティスの反乱は人類を滅亡させたことにならないか?
気温が上がりつつあるようなセリフもあったが、それならなおのこと、希望のあるエンディングを描いて欲しかった。

思うに、富裕層側から物語を描いた方が良かったのではなかろうか。
何も知らない富裕層の若者が、小さな事件を契機に、後方車輌の現実に気づいて行く。彼は、後方車輌の若者と一緒に蜂起し、列車内の人たちが同じように働き、同じように生活できるように執政官と戦う。
しかし、彼らは負けて列車を降ろされてしまう。極寒の中、わずかな気温上昇に希望を抱きながら旅路につく。
一方、再び走り始めたスノーピアサーだったが、長年の風雨に傷ついた高架が崩落し、列車は大破。誰も生き残ることは出来なかった。
そんなストーリーの方が、いいなぁ。(笑)

ティルダ・スウィントンの怪演と、コ・アソンが可愛かったので、ちょっとだけオススメ!





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Last updated  2017.04.07 05:15:15
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