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2017.12.14
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カテゴリ: デザスター映画
0985 サイレント・ワールド2012

『0985 サイレント・ワールド2012』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  トラビス・フォート
・製作総指揮 デビッド・リマウイ
・製  作  デビッド・マイケル・ラット
・脚  本  ポール・シナー
       ビクトリア・ダディ
・撮  影  アレクサンダー・イエレン
・音  楽  クリス・リーデンハウアー

【キャスト】
・パトリック・ラビオートゥー(北川勝博)

・ニック・アファナシブ(高橋孝治)
・ケイティ・ウィルソン(本名陽子)
・カイル・モリス(水村拓未)

『0985 サイレント・ワールド2012』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ALBTS0091
・製作年度  2011年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  2012 Ice Age
・発 売 元  ----
・販  売  アルバトロス株式会社
・提  供  プライムウェーブ・ネクシード株式会社

・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----

・収  録  92分
・サ イ ズ  16: 9 ビスタ
・音  声  1.オリジナル <英 語> (Stereo)
       2.日本語吹替 (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.デカ字幕
       3.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、
       セル専用
・映像特典  予告編収録

【ジャケット】
・オモテ面:世界を包む 白い沈黙
・ウラ面 :“氷河期パニック”最高峰
      大ヒット・シリーズ最新作!!

氷河と、凍りついた摩天楼を背景に“自由の女神”の顔の部分がアップになっている。素晴らしいイラストだ。ローランド・エメリッヒ監督の『デイ・アフター・トゥモロー』よりもインパクトのあるジャケットだと思う。(笑)
ウラ面は、一転してB級デザスター映画っぽい仕上がり。吹雪舞う大都会、氷河に爆撃をくらわす戦闘機。本当の主人公夫婦よりも見映えのいい娘と彼氏が、大きく描かれている。そうだよなぁ、あの夫婦のアップの画像を使っては、コメディになってしまう。(笑)

『0985 サイレント・ワールド2012』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【感  想】
「『ザ・シンプソンズ』の実写版かと思った。(笑)」

ひと言でレビューを終わらせようかと思ったが、妙にひっかかるものがあるので、少し整理してみることにした。

――アイスランド(らしい)の火山帯が 1,600kmに渡って噴火し、巨大な氷河が流れ出す。氷河は米国の東海岸に向かって突き進み、各地に災害をもたらす。政府は、この氷河の爆破を決行するが、とても太刀打ち出来ない。そんな中、気象学者(?)の主人公は、妻と息子を連れて、娘のいるNYに向かう。
……というお話し。

何がスゴイって、この主人公、米国を救うとか、氷河を止めるとか、政府に警告を発するとか、英雄的な行為は一切しない。そんなことは全く念頭にない。危険が迫っていると分かった途端、妻を探しに行く、娘を探しに行く、――この善きパパぶりは一体何だ?
然も、周囲の迷惑を顧みないマイペース。観ていてイライラさせられるのだが、次第にペーソスを感じるようになってしまうのだから、不思議だ。これって痛みが快感に変わって行くアレだろうか?(笑)

妻は上院議員の秘書のようだが、旦那を軽んじていたのにホワイトハウスと連絡が取れないことが判ると、一転して職場放棄。旦那と娘を迎えに行く道を選ぶ。こんなヤツは雇いたくないな。(笑)
息子は何するでもなく、後部座席でボンヤリしている。時々、食料や車を調達して来る“はしっこい”ところもある。でも、もうチョットのところでケータイをなくしてしまうとか、間抜けな一面も抜け目なく見せる。なかなかどうして面白いキャラクタだ。
姉の方も、弟に負けず劣らず、事態を理解できない“おバカ”ぶりを見せてくれる。恋人らしい男に引っ張り回されてばかり。他人への依存度が高そうな性格だ。にもかかわらず、両親は「あの子は賢いから大丈夫」なんて話し合っていたりする。全然賢くないぞ。(笑)

演じるのは、父親役は、パトリック・ラビオートゥ。TVドラマ『JAG/ネイビーファイル』にレギュラで出演していた。 もう数年前に終わったが、『NCIS』を生み出した功績は大きい。

妻役は、クセのある顔立ちだが、プレイメイトだったジュリー・マッカロー。他に出演作品を観たような気もするが、思い出せない。きっとまた、アサイラムの作品だろう。中盤、とても演技とは思えない笑顔を見せてくれる。好きだなぁ、こういうの。

弟も姉も、演じた役者さんのことは知らない。(笑)

軍が動いて、迫り来る氷河にミサイルを撃ち込んだり、核ミサイルを使ったり、大量の時限爆弾を仕掛けたり、空爆を試みたり、とても計画的とは思えない攻撃を仕掛ける。理論的に説明もされないし理知的にも描かれない。攻撃の度に巨大な氷塊が避難する人々の上に降り注ぐ。いまどきアニメの方が、科学的に描く。もっと勉強しないと、B級デザスター映画は衰退するゾ。(笑)

ライブラリの映像を片っ端から流用し、コンピュータ処理をして迫り来る氷河の活写する。けれど、そんな案配だから、映像に連続性はない。全くない。それはそれはビックリするくらい。(笑)
辻褄が合わなくても何のその。取り敢えず、それらしい映像で繋いでおけばOKみたいなデタラメさは、或る意味、無責任な主人公一家の珍道中と同じ。
車が横転しても大丈夫、別の車を探せばいいやと歩き出す。極寒の中を歩くのも、へっちゃら。車を盗んで再びニューヨークに向かう。でも、ヘンな男にからまれて車を奪われ、今度はセスナ機だ。無謀な着陸でセスナ機は大破。またまた車を無断借用してニューヨークへ。その間、彼らの周りでどれだけの人が死んだろう。(笑)
そう、本作品は、このパワフルなデタラメさが“命”だろう。CGの出来映えなんか端から気にしちゃいない。撮り上げて繋いでプレスしてパッケージして出荷してしまえばOKというノリだ。何と言う無責任さ!

素晴らしい。(笑)

きっと、目指したのは『2012』+『デイ・アフター・トゥモロー』だろう。でも、どう観ても実写版『ザ・シンプソンズ』だった。

良識のある方には、観ないことをオススメ致します!





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Last updated  2017.12.14 07:42:32
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