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2017.12.31
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カテゴリ: ゾンビ映画
1002 デッドマンズ・プリズン

『1002 デッドマンズ・プリズン』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監督・編集 ピーター・マーヴィス
               「夕闇にベルが鳴る」
・製  作  デヴィッド・マイケル・ラット
       デヴィッド・リマウィ
       シェリー・ストライン
・脚  本  マイク・ワット
・撮影監督  マーク・アトキンス
・音  楽  メル・ルイス



・ブリック・ファイヤーストーン(室園丈裕)
・クリス・アングリン(山野井仁)
・ブランドン・ステイシー(鈴木貴征)
・ロバート・ジェームズ(水内清光)

『1002 デッドマンズ・プリズン』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  APD-1192
・製作年度  2005年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  DEAD MEN WALKING
・発  売  株式会社アートポート
・販 売 元  株式会社アートポート

・価  格  ----
・字幕翻訳(本編) 高師たまみ
・吹替翻訳  瀬谷玲子
・吹替監修  ----
・吹替演出  小川利夫

・リリース  2007.05.25.
・収  録  80分(本編)
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ・サイズ
・音  声  1.オリジナル [英語] 5.1chサラウンド
       2.日本語 2.0ch ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
       2.吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、
       レンタル専用
・映像特典  1.メイキング
       2.オリジナル予告編
       3.日本版リリース用予告編

【ジャケット】
・オモテ面:死者が蠢く牢獄から脱出しろ
・ウラ面 :ゾンビ・ホラー『ドーン・オブ・ザ・デツド』
      × エスケープ・アクション『プリズン・
      ブレイク』が
      融合した新感覚ゾンビ・アクション・ホラー
      最新作
        厳重警備された刑務所内、
        生き残りを懸けた壮絶な闘いが始まる!
        看守&囚人VSゾンビ軍団
        頭を撃ちまくれ!!
      襲い掛かってくる死者〈ゾンビ〉の群れ!
      生き残りたければ、ひたすら“走れ”!!

刑務所とゾンビの群れを背景に、女主人公がショットガンを手に仁王立ちしているイラストが、オモテ面に使われている。空には黒雲が渦巻き、イナヅマが走っている。いいイラストだ。女主人公の特徴的な顔立ちが、よく表現されている。(笑)
ウラ面は、本編と同じように混沌としている。なんか、ゴチャゴチャって感じ。でも、作品の熱気だけは伝わって来るかな。そう考えると、わりと良いデザインなのかも知れない。(笑)
でも、相変わらず宣伝コピーはヘタだなぁ。(苦笑)

『1002 デッドマンズ・プリズン』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【感  想】
「アサイラムの進化」

アサイラム製のゾンビ映画。昨今の“おバカ”路線の作品とは異なり、至極マジメな作りになっている。(苦笑)

2005年度の作品で、ちょうどこの年、アサイラムはハジケる。文字通りハジケる。(笑) 何しろ、会社設立から 7年間にリリースしたのと同じ本数を、たった1年間でリリースする荒技をやってのける。毎月、新作をリリースしたのだから、途轍もないスピードだ。(笑)
そして、翌年、その製作スタイルが話題となって、ネットワーク局の番組で取り上げられた。これで、一躍認知度がUPする。こうなったら、アサイラムの“勝ち”である。世論を味方につけ、モックバスター街道をまっしぐら。誰もパクリだと怒らないし、「くだらねぇ」と斬って棄てられることもない。
実に、したたかな映画製作会社だ。(笑)

本作品は、物語の構造的には『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(68)』とよく似ている。グロい描写に力を入れているところは、『死霊のえじき(85)』を思い出させる。全力疾走のゾンビは『28日後...(02)』や『ドーン・オブ・ザ・デッド(04)』以来、スタンダードだ。
そうしたヒット作のエッセンスをブチ込み、ミキサーにかけてドロドロの健康ジュースにしたのが、本作品。(笑)

――ダイナーでゾンビに襲われたトラヴィス。追い詰められつつも、次々とショットガンで撃退する。しかし、最後の1人を撃ち殺した時、返り血を浴びてしまう。自殺しようとするトラヴィスだったが弾切れで、突入して来た警官に拘束される。
……というのが、幕開け。

プレオープニングの“つかみ”はOK。インパクトのある良いオープニングだ。でも、“コピーのコピー”みたいな色味の薄い映像は好みじゃないなぁ。

――厳重警備の刑務所に収監されたトラヴィスは、発症し、いまにも倒れる寸前だった。
そこへ疾病管理センター(CDC)からサマンサが送り込まれて来る。トラヴィスの証言が気になったCDCが、感染拡大を懸念したのだ。
そう、トラヴィスは、研究開発中の毒素に感染していた。しかし、時既に遅く、刑務所内で毒素は広がりつつあった。
……というお話し。

やたらと血や体液を吐きまくり、内臓がビロビロと飛び出す。その点だけは力作だった。
けれど、ストーリー展開やセリフはグダグダで、いまのアサイラム作品に通じるものがある。どうやら、この十年以上の歴史の中で、彼らは1ミリも進歩していないらしい。




いやいや、待てよ。見事なマンネリと言えるかも知れない。“グダグダ”を追求して行くと、『シャークネード』シリーズのような“おバカ”路線に辿り着くのだろう。(ホントかよ)

アサイラムは、環境に適応し、視聴者や観客が求めるカタチに作品を変化させて来たのだ。いわゆる進化だ。
しかし、経営の基本的な方針は、低予算のB級映画であり、社会風刺や問題提起など、サラサラ考えちゃいない。賞レースとも無縁。観てくれる人が、ほんのひと時、楽しんでくれれば良い。バカバカしくても、面白ければOK。そういうスタンスを貫き通し、作品を研ぎ澄まして行くと、愛されるポンコツ映画が出来上がるのだ。

本作品は、進化の過程にある作品に違いない。たぶん、分岐点だ。
そういう意味では、非常に貴重な作品だと思う。
オススメ!


……あーあ、ススメちゃったよ。知ーらない。(苦笑)





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Last updated  2017.12.31 07:41:48
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