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2018.01.11
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1013 BONES/骨は語る SEASON 4 DISC 6 [COLLECTOR’S BOX]

『1013 BONES/骨は語る SEASON  4 DISC  6 [COLLECTOR’S BOX]』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・製作総指揮 ハート・ハンソン

【キャスト】
・テンペランス・ブレナン…
          エミリー・デシャネル(湯屋敦子)
・シーリー・ブース…………
         デイビッド・ボレアナズ(木下浩之)
・アンジェラ・モンテネグロ…
           ミカエラ・コンリン(北西純子)
・ジャック・ホッジンズ………T.J.サイン(鈴木正和)

           タマラ・テイラー(高橋理恵子)

『1013 BONES/骨は語る SEASON  4 DISC  6 [COLLECTOR’S BOX]』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  FD-42029-6
・製作年度  2009年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  BONES
・発 売 元  20世紀フォックス ホーム
        エンターテイメント ジャパン株式会社
・販 売 元  ----
・提  供  ----
・価  格  20,000円(税込)

       杉山 緑
・吹替翻訳  平田百合子
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----

・収  録  176分/計1,142分(26話収録)
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ・サイズ
・音  声  1.英 語 5.1chサラウンド
       2.日本語 ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・そ の 他  片面 2層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、
       セル専用
・映像特典  ----

『1013 BONES/骨は語る SEASON  4 DISC  6 [COLLECTOR’S BOX]』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:“骨”のカケラが事件の真犯人を導き出す
・ウラ面 :残された“骨”から、
      真実は必ず暴かれる!

アウターケースには“帯”がついている。これが“ある”のと“ない”のとでは、ブッ○オフに売る時、買取価格に差が出る。大した金額ではないのだが、カウンターでそんなことを言われると、ちょっとムッとする。中身に違いがあるワケじゃなし、キャッチコピーが記載されているだけなのに、何がそんなに重要なのだろう? 私には理解し難い。(苦笑)
とはいえ、どんな作品のDVDやブルーレイでも買取に出してしまう可能性があるので、出来るだけ大事に扱うようにしている。(結局、みみっちいな)

『1013 BONES/骨は語る SEASON  4 DISC  6 [COLLECTOR’S BOX]』アウターケース裏面
※アウターケース裏面

【感  想】
「被害者の“顔”」

本シリーズは、凄惨な遺体が山のように出て来るが、生前の姿が出て来ることは稀だ。確かにアンジェラ女史が復元した顔や写真などは出て来る。しかし、被害者がどんな人物でどんな生活を送って来たのか、語られることはない。だから、被害者の“顔”が見えて来ない。(比喩的に表現しています)
あれだけグロテスクな遺体を画面に出すから、敢えて被害者のヒトとなりを視聴者に伝えないのかも知れない。

■第21話(80) 十字架の骸骨
スウェーデンでライブ会場の飾り付けに使用されていた骸骨がジェファソニアン研究所に運び込まれる。ロックバンドのメンバーが、米国のロックバンドから盗んで来たというのだ。ラボの分析から骸骨は他殺されたものと判り、アンジェラの復元した顔から遺体は或るロックバンドのベースだったことを突き止める。
――というお話し。
助手候補はクラーク・エジソンくん。ラボの雰囲気にタジタジのご様子。あまり馴染まなさそうでいながら、こうして出て来るところをみると、やはりブレナン博士のラボは最高の評価を得ているのだろう。
事件の方は、ゴードンゴードンも登場し、いたってシンプルに解決する。面白いのはゴードンゴードンやスイーツ博士がロックについて造詣が深いこと。(笑) それにしても、いつからロックは中高年の音楽になったのだろう。懐メロじゃないんだけどなぁ。

■第22話(81) ライリー家の秘密
ジェファソニアン研究所のライリー博士が亡くなる。ラボの面々が葬儀に駆けつけるが、ブレナン博士は面識がなく、皆が懐かしげにライリー博士との思い出話に花を咲かせているのが面白くない。しかし、ブレナン博士は、ひょんなことからライリー博士が他殺されたことに気づいてしまう。弔問客に気づかれないようにしながら、ブース捜査官らを巻き込んで調査が開始される。
――というお話し。
死体をめぐるコメディと言えば、やはりヒッチコック監督の『ハリーの災難』だろう。随分昔、『ロープ』と二本立てで観た記憶がある。スバル座だったかも知れない。ワンカットで1本の作品を撮り上げようとした実験的な色合いの濃い『ロープ』に較べ、『ハリーの災難』はヒッチコック監督の茶目っ気がうかがえる良品だった。教科書のように真面目でつまらない作品が多い中、ヒッチコック監督の人間くささが現れて個人的には好きな作品だ。異色の作品と言えるだろう。
本作品が、それに匹敵する名作だとは言わないが、どこか英国風ブラックユーモアが感じられる点に於いて、共通するものがあるようだ。

被害者の“顔”が見えないのは、製作方針によるものだろう。おかげで、本シリーズは主人公たちの生活、人間関係や環境が、タップリと描かれている。ジェリー・ブラッカイマーが製作総指揮を執るTVシリーズ『コールドケース』とは対照的な描き方だ。あちらは殺された被害者たちが主人公で、捜査にあたるリリー・ラッシュらは狂言回しに過ぎない。どちらが良いかではなく、製作方針が演出プランを決め、脚本のイメージを決めて行く証しであることに留意したい。
演出にあたる監督サンに才能が必要なことは勿論だが、プロデューサーにはもっともっと才能が必要だ。

■第23話(82) 仮面をかぶった女
友人である警察官のナカムラから電話を貰ったブース捜査官は、妹のサチを探してほしいと依頼される。サチは1人でワシントンに行ったが、連絡が取れなくなって数日経つ、と言う。早速、所轄の警察を使って車の所在を突き止めるが、車は死体が遺棄されることで有名な湿地帯に乗り捨てられていた。ブレナン博士と共に現地に駆けつけたブース捜査官は、アニメのお面をつけたサチの生首を発見することになる。
――というお話し。
今回はブレナン博士もラボの面々も脇役に回ってブース捜査官がメインの1話である。というより日本から来た刑事と分析官か……。面白いのは、皆が皆、この2人に異様に敬意を払い、畏れていること。殺された妹の捜査とはいえ、ビックリである。どんな時でもフランクなのかと思っていたが、よそ行きの顔を崩さないことに米国人の違う一面を見たような気がした。私たちが米国人に対して持っているイメージも、どこかヘンなのかも知れない。(笑)

たまに欧米の映画にヘンな日本人が登場する。フジヤマ、ゲイシャ、ハラキリの“ノリ”で、ヘンな格好をしてお辞儀をしたりする。昔からそうだったが、近年の作品でも、それに近いイメージの演出を見ることが出来る。
これは、TVドラマでも同じことで、おおよそ現代の日本には存在し得ないニンジャまがいまで出没する。たいがい慣れては来たが、このイメージの根強さには毎度のことながらビックリさせられる。
クールジャパンと持て囃されながら、これは一体どうしたことだろう。

■第24話(83) マスコット殺人事件
相手チームのマスコットの着ぐるみをボンファイアで血祭りに上げた大学の社交クラブ。しかし、火が燃え移ったマスコットの中から遺体が飛び出し、球場はパニックになる。翌朝、駆けつけたブース捜査官とブレナン博士が調査を開始する。初めは、大学生が解剖用の遺体を盗んで来て悪ふざけをしているのだろうと思われた。しかし、解剖用の遺体は警備員の格好をしてスタンドに座らされているところを発見され、事態は深刻になる。分析の結果、マスコットの中の遺体は、社交クラブのメンバーのひとりだったことが判る。
――というお話し。
米国の大学生ってヤツは、やることが大きい。わざわざクレーン車まで調達してバカでかい櫓を組み、ボンファイアとは……。然も、解剖用の遺体を医学部から盗む?! 日本じゃ、まずあり得ないな。
バカにされていたスイーツ博士が、ブレナン博士に一矢報いる場面がある。何事も相手を軽んじることなかれ、ということを言いたいらしい。これまでブレナン博士の傲慢さをコミカルに描いて来た本シリーズだが、この唐突さは意外だった。視聴者の意見を反映したのか、それとも合理的な理由なく犯人を名指しするためのトリックか……。たまに視聴者をミスリードするためのトリックが使われていることがあるが、それが殺人事件ではなく、ストーリー展開に用いられているところが、本シリーズの特徴だろう。

日本は、「国民は一流、官僚は二流、政治は三流」だそうだから、日本国民に対して諸外国の人たちが畏敬の念を持つことは、自然なことなのかも知れない。しかし、ジャパニメーションやメイド喫茶などのサブカルチャーは、いまだに理解出来ない、消化し切れていない感じだ。次から次へと変容し、追いついていないのだろう。嘗て、秋葉原は胡散臭いオジサンたちがたむろする街だった。それがいつしかハードなパソコンオタクを生み出し、やがてアニメやゲーム等の軟弱なマニアに占拠され、メイド喫茶を生み出した。ついにはアイドルオタクのメッカとなった。これからどうなって行くのか、神のみぞ知るだ。
以前、イタリア人に「日本の自動車産業は文化ではない」と言われたことがある。優れた品質の車を作り出してはいるが、そこに国家としての精神活動が伴っていない、という。当時は何のことかサッパリ判らなかったが、先般の大震災で多くの町工場が被災し、多方面で商品供給が停滞するのを目にして、何となく分かったような気がした。日本という国は、経済活動は積極的に保護する。しかし、本来守るべき技術や知的財産については、かなり手薄だ。技術者が中国に流出していることからもよく分かる。つまりは、自国の製品に対する愛情や誇りがないのだ。それ故、他国から文化と認められない。経済よりも優先すべきことは、いくらでもあるだろうに……。昔、“エコノミック・アニマル”と呼ばれた由縁は、こんなところにあるのかも知れない。
いろいろと考えさせられた一枚だった。

オススメ!





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Last updated  2018.01.11 06:21:23
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