2004.10.09
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カテゴリ: 好きな詩の数々
べんきょうは

なぜ しなくてはいけなくて

ひろった犬は

なぜ すてなくては いけないのかなあ

あの日 犬とわたしは 目があった

目があえば カナブンでも毛虫でも

見すててはいけない

あれは 生き物の合図だから

だいて帰るあいだだけ 犬もわたしもわらった



と おとながいった

いけない それは断じてやさしさではない

愛ではない
dog
―おなかをパンパンにふくらませて

しっぽをふっていた子犬よ!―

その夜わたしは 世界じゅうと 他人になった

歯は

なぜ みがかなくてはいけなくて

ひろった犬は

なぜ すてなくてはいけないのかなあ


++工藤 直子++







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最終更新日  2005.06.01 15:38:32
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