2005.02.01
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月に一度は必ず義父母に付き合って


義父のところも義母のところも
同じ霊園内にお墓があるので
両方のお墓を回る


義父のほうのお墓を掃除していると

「俺が死んだら 骨は海に流して欲しいなあ」
と 後ろで何気なく義父がつぶやいた


海が好きな義父らしい言葉だなあと思いながら


 どこか高原みたいなところがいいな」

と返事をする


そうなんだ
生きている限り 死なない人間なんかいない
命あるものの致死率は100%なのだ

順番通りいくのなら
間違いなく私が 
父も義父母も見送ることになる


想像したくない現実


「でも それってゴミの不法投棄になるらしいよ
 やっぱりおとなしくお墓に入ってもらわないと」




以前私は 死んだらどこかの山にでも
骨を撒いて欲しいと思っていた


「私のお墓の前に立って 涙を流すのはやめてください
 私はそこにはいないのですから・・」

千の風


風や雨や光になりたいと思っていた


けれど 足繁くお墓に通う義母を見ていると
お墓と云うのは 死んでしまった人のためではなくて
実は生きている人のために必要なのかもしれないと
思うようになってきた

生きていた証が形となって在って
残されたものが会いたいときには
いつも確かにそこにいる場所


ちゃきちゃき江戸っ子の義母は
「私はその辺に放り投げてくれて構わないからさ」
と笑う


    君の愛で育ったからこれが僕の愛の歌
    スローモーションで花が散る
    沢山の思い出とともに・・・

    泣いてる 血が泣いてる
    血が泣いてる 血が泣いてる 



多分義父母のそんな戯言が
叶うことは無いと思う
(特に義母のそれなんか 許されるはずがない^^;)


いつの日かそんな現実を
受け止めなければいけない時がくるだろう

なんとなく分かるのは
きっといつかは私が
今義母のしていることを引き継ぐんだろうな
ということだけだs-4











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最終更新日  2005.02.01 23:59:43
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