和医大病院から尾崎病院に転院となった
頸椎損傷の後遺症で車椅子になった俺だね情けない姿だ
「手術は成功しているから後は自分で勝手に生きていけ」と
言わんばかりの病院側の対応だった
医療の分野では優れているが人間としての対応はどうだろうと思うね
転院してから車椅子屋が俺の車椅子を届けにきた
「もう日常生活できるで」と言っていたが
先の見えない状況でとにかく琴の裏リハビリテーションへ入所してリハビリを受けたかった
人は「リハビリしたらよくなるやろ」とか「回復するやろ」と言うが
リハビリとは現状維持を保てるように衰えさせないようにするために
理学療法士や作業療法士が適切な訓練を提供することだろう
勘違いしてほしくないことはこの人たちが学習してきたように
人間の身体はならない場合もあるということだろう
あの作業療法士の和田が言った言葉は障害者に対しての偏見であり差別だと思うね
俺とさほど歳が変わらないから50過ぎたばばあになってるだろう
病院の屋上から外の景色を見ていた
車が普通に何事もなかったように道路を走行していた
俺も運転していたんだけどなあーと思っていた
夜になって病室で寝ていると
外から「六甲おろし」を歌いながら歩いてる酔っ払いの声が聞こえてきた
この病院は繫華街の近くに存在していた今はないで