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話の始まりは、調理器具の樹脂加工が体内に入ると良くないと知ったこと。
え?うちのT-FALフライパン、とっくに加工が剥げて下地が見えてますけど..
というわけで買い替えることにした。で、夫婦共働きの我が家ではこれ、僕の担当。
当初はT-FALをまた買えばいいやと思っていたが、インターネットで軽く調べてみたのが運のツキ。以降、購入の事前調査に数十時間を費やすハメになった。この記事は、たかがフライパン1個買うのに夜も眠れず悩んだ経験のまとめです。
<こんなのが欲しいと思った>
- 耐久性に優れているもの。できれば一生モノを大切に使っていきたい。
- 料理が簡単で上手にできてしまうもの。
- 手入れが簡単なもの。
- 重すぎず、使いやすいデザイン。サイズは内径(調理する底面直径)が26cm以上。
餃子なら4人分、ハンバーグなら2個、炒飯や野菜炒めなら2人分を余裕で調理できる。
通常、製品の表記は内径でなく外径(ヘリの間隔)となっている。
フライパンのヘリが外に大きく広がっている製品は、内径が2cmくらい小さいので注意。
- 現実的な価格。
- できれば国産がいいなー。
<フライパンにもいろいろあるなぁ>
- 鉄製・鋳鉄製
長所:一生モノの耐久性。男心をくすぐる存在感。
均等な火の通り具合。自然に鉄分が補給できる。まぁまぁ手ごろな値段。
短所:購入後の焼入れ処理や使用後の油引きなど、手入れがメンドクサイ。
1.2から1.5Kg以上と、とにかく重い。女性にはかなり苦痛らしい。
調理を重ねて油がフライパンに染み込むまでは、焦げ付きやすい。
- 樹脂加工製
テフロン加工、マーブル加工など。
家庭用としては最も一般的。
T-FALもこのジャンルで、テフロン加工品と間違われるが、正確には独自の樹脂加工。
長所:選択肢が多い。焦げ付かず、少量の油または油無しでの調理が可能。
重たくない。手入れがすごく簡単。まぁまぁ手ごろな値段。
短所:樹脂加工に寿命があり、製品によっては2年持たない。
素材が薄手の製品は、火の通りにムラがある。
- チタン製
長所:軽い。デザインがいい。耐久性に優れる。丁寧に扱えば一生使えるかも。
短所:選択肢が少なく、とにかく値段が高い。最低でも1万円位から5万円以上のものも。
宣伝文では熱効率と保温性に優れるとのことだが、ネット上の感想で多いのは、
フライパンの場所によって熱ムラができ、火加減調節が難しすぎるとのこと。
- ステンレス製、ホーロー製、セラミック製。
長所もあるのだろうが、どれも高価で、わかりやすい欠点があるので選択肢から除外した。
ステンレス製 → とにかく焦げつく。
ホーロー製・セラミック製 → 落したくらいで欠けてしまうのは困る。
<僕の結論はこうでした>
最後まで鉄製・鋳鉄製を買おうかどうか悩みました。
プロの料理人はすべからくこれなわけで、道具としては鉄製・鋳鉄製がベストなんだろうなぁ、と。
しかし、もうひとりの賢い(?)自分が異議を提出。曰く、重たすぎて妻が料理しなくなったら大変だ!! 誰が毎回手入れするんだよ? 残り物でチャチャっと炒飯作ったようなときも、いちいち手入れするの? 家庭用のフライパンがほしいんでしょ。プロ用じゃないでしょ。一生モンだって、年とったら重たくて使えないんじゃないの?
..最後のはキイタ。実は最近四十肩なんだ..
結論はこうでした。「やっぱ、樹脂加工製でいいや。」
そのかわり欠点の耐久性が少しでもカバーできる高品質なのを買って、少しでも長持ちさせよう。で、気がついたのは樹脂加工のひとつのテフロン加工は、グレードづけがされていること。
高品質な順に、
「テフロン プラチナプロ (600)」
「テフロン プラチナ (500)」
「テフロン セレクトプレミアム (300)」
「テフロン セレクト(200)
「テフロン ベーシック (100)」
(300は100の3倍、600なら100の6倍の強度、らしいです。)
おお、これはいいぞ。これだったら品質がはっきりわかる。
よし、テフロンのプラチナプロ、買おう。
(T-FALも独自の樹脂加工にランクづけがあって、それで値段が違うのだけど、テフロンほどわかりやすくないんだよね。)
<購入候補と購入品>
国産のプラチナプロ・フライパン。候補は2つ!
ひとつめ:
★ダイヤアルミ社製 WINEY ・PRO ウィニー・プロ プロフェシナル仕様 フライパン
の26cmサイズ★
これ、耐久性だけじゃなくてデザインもいい!
取っ手が金属でもそんなに熱くならないそうです。
ふたつめ:
★北陸アルミニウム社製 HOKUA ホクア ニュアンス フライパンの28cmサイズ★

こちらは取っ手が天然木。
プラチナプロでなければ、HOKUAの製品を取り扱ってる販売店は多いですね。
で、僕が購入したのはHOKUAの方。
なぜかというと...
↓
<東京東部の方へ限定情報を少しだけ>
実はその、HOKUAのプラチナプロフライパンを店頭販売しているお店があったのです。
上野のタケヤです。ディスカウントショップの印象が強いお店ですが、ここのキッチン用品の品揃えはすごいです。(東急ハンズでもプラチナプロはみかけないのに。)
HOKUAの 実物を見て、思わず買っちゃいました。(
送料浮くしなぁ)
(追記) ★タケヤ★
は通販もしてるんですね。
でも実店舗の膨大な品揃えにはほど遠いですね。
もう一つ。東京ではカッパ橋通りがキッチン用品では有名ですよね。
どんなものか見てきました。
いやー、すごいです。
もう、ありとあらゆるメーカーのありとあらゆるフライパンが「きっとどこかのお店に」あると思います。
でも、あまりに店舗数が多いので、手に負えない気がします。
ここへフライパン一つ買いに行くのは、築地にメザシ一匹買いに行くようなものです。
<取り扱いはやっぱり簡単>
空焚きはしない。(調理前に暖める程度ならOK)
汚れたままで放置しない。
洗う時は冷めてから中性洗剤でやさしく洗う。
焦げついても慌てて水に浸けずに冷めてから洗うか、お湯を入れてふやかしてから洗う。
擦ったり、傷が付くような金属ヘラ類(フライ返しとか)は使わない。
このくらいなら僕(の妻)にもできる。
<使用感とご注意など>
購入後約4ヶ月目ですが、HOKUAのプラチナプロフライパンはいまだにピカピカです(週に3-4回使用)。うまくいけば5年以上もってくれるのではと期待しています。
ただ、プラチナプロであれば金属製のフライ返しを使っても傷が付かないことになっていますが、少しでも長持ちさせるため、僕は非金属製のを併せて購入しました。
なお僕のフライパン選びには、IH対応を一切考慮していません。同じグレードであれば、IH対応品よりも非対応品は2割程度安価なようです。
テフロンなどの樹脂加工については、健康上の問題から否定的な意見も見受けられます。ご検討の際は、この点にご注意を。
最後に。
最近、妻の調理回数が減ってきているのはフライパンとは関係ないと思われます。
それに、こちらは買い換えるわけにいかないしな。 (ボソッ)
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