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2005/09/16

秋の夜は回文!!

(6)

テーマ：詩＆物語の或る風景(1048)

カテゴリ：晴釣雨読!!　

芸術の秋。読書の秋。
秋の夜長を楽しむために、すっかり文学者になったボク。

今日は冴えていましたヨ。
新作の回文を３首も創作いたしました。
おかげで仕事はまったくはかどらず・・・。

回文ってのは前から読んでも後ろから読んでも同じ文。
「竹やぶ焼けた」なんてのが有名です。
でもボクはもっと高度で文学的なヤツが好き。
第三回目の今日は、季語をとりいれ

わたしのきのこ

私のキノコと君のキノコはこの木の幹とこの木の下わ!!

ボクと君の二人でキノコ狩りに行ったんだね。
一緒に歩いているとどうしてもキノコの取り合いになってしまう。
ボクはこの木の幹のあたりを探すから、
君はこの木の下を探しなよ。
和やかな秋のキノコ狩りを回してみました。

晩酌のパァ

あぁ、秋の夜は、隣の里奈と春代のきぁぁあ!!

秋の夜長、ボクが晩酌をしていると、
お隣の美人姉妹里奈ちゃんと春代ちゃんのきぁあという叫び声。
驚いてボクは晩酌の手を休め、思わずじゃんけんのパァをだしてしまいます。
「おとうさん!!セクハラ!!」
どうもお隣のお父さんが酔ったいきおいで
年頃の娘のお尻を触ってしまったらしいです。

※注：里奈ちゃんは本名で登場してもらいました。

夜ススキ、ザワザワ。ボクと久保、わざわざキスするよ!!

我が青春の一ページ。
ボクはテニス部のキャプテン。
久保は一年後輩の放送部のマドンナ。名前は純。
川沿いに歩いて帰る途中

「おぉ、久保か!!君もこんなに暗くなるまで練習か??」
夕焼けの空にススキの穂が揺れている。
並んで歩く二人。
秋風が頬に冷たい。
ふと立ち止まると純の腕がボクの腕に触れている。
温かい体温が伝わってくる。
寄り添う二人。
純が目をつぶる。
ボクは焦らすように、もったいぶるように・・・。

この場合久保っていうのは久保純みたいな女の子じゃなきゃダメ。
例えば久保純一郎だったりしたら、ボクはオカマになっちゃう。
そもそも純一郎と仲良くしたら静香ちゃんに意地悪されちゃうしネ。