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2008年03月10日
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カテゴリ: ひとりごと
 Qちゃんの挑戦は終わった。2大会ぶりの五輪出場を狙ったシドニー五輪金メダリスト高橋尚子(ファイテン)は、9キロ手前の序盤でまさかの失速。タイム、順位ともに自己最低の2時間44分18秒の27位と惨敗した。

 レース後の記者会見で、昨夏に右ひざ半月板を半分除去する手術を受けていたことを明らかにした。引退はしないが、一線級のトップ選手として五輪を目指すのは最後となるかも知れない。競技人生を懸け続けてきた北京へのチャレンジは幕を閉じた。

 軽快なピッチ走法が影を潜めた。アップのシーンがテレビで映った時、マラソン素人の私でも思った。「体が動いていない。。。」と。。。スタートしてスローな展開が続く。けど、本当に良い時のQちゃんなら絶対に飛び出している。それどころか、まさかの失速だった。

 衝撃の告白はレース後だった。「右ひざ半月板の手術をしました」。昨年8月1日に合宿先の米ボルダーで、除去手術。最初は松葉づえ。徐々に練習をはじめ、今年1月から40キロ走を繰り返し、距離は踏めた手応えはあった。反面、スピード練習ができず、序盤のスローペースを「速さに対応できなかった」と振り返るほど、感覚も体も鈍っていた様に思う。

 2000年シドニー五輪で金メダルに輝き、翌年のベルリンで当時の世界記録を樹立。だが、04年アテネ五輪で代表落選後、05年に師匠の小出義雄監督から独立し、チームQを発足。日本人金メダリストでは初のブランクからの返り咲き五輪出場を目指し、試行錯誤し、力を尽くしたが、結果は優勝争いにも絡めないほどだった。

 北京五輪はこれで出場できなくなった。12年ロンドン五輪について問われると、真っ先に「4年後は考えられない」と答えた。「あるかもしれないし、ないかもしれない」と付け足したが、今回が「集大成」宣言してきただけに、最初の方が、正直な気持ちではないだろうか。

 今回は故障もあったが、5月で36歳の年齢的な衰えを心配する声もある。しかし、私はそうは思わない。トップアスリートが足かせを外してしまったら。。。結果的に小出監督からの独立がこの状況を生み出してしまったと思う。

 どんなスポーツでもそうだが、実績がついて来た時に「一人で出来る」と勘違いしてしまう時がある。私も経験をしたことだが、そう言う時ほど困った時に的確なアドバイスを送れる人が必要だと思う。今のQちゃんにはそんなコーチや監督が必要だと思う。

 私も含めQちゃんの復活を願っていた人は多かった。しかし、そんな状態で最後まで完走したQちゃんは、やっぱり凄いんです。私はこれからもQちゃんが走り続ける限り、1ファンとして応援し続けたいと思います。おつかれさまでした。





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最終更新日  2008年03月10日 16時08分18秒
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