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カテゴリ: 転倒予防
モナリザ


フランスに、1793年に設立されたルーブル美術舘に展示されている、レオナルド・ダ・ビンチの作品 「モナリザの微笑」 謎の美女とも言われていますが、医学会では1991年、アメリカのブレイ教授提唱したモナリザ症候群が有名です。モナリザ症候群とは 、“Most obesity known are low in sympathetic activity.”(肥満者の大多数は交感神経のはたらきが低下している) という文章からとった言葉です。

私たちの身体は、気温の変化や精神的ストレスなど外からの刺激に対して、体内の状態を一定に保とうとする働き(ホメオスタシス)があります。この働きを担うのが「自律神経」で、内臓や血管の収縮・拡張、ホルモン分泌など、すべての器官を調整しています。
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」という相反する働きをする神経が同居し、この2つの神経が綱引きをしながら働いて、身体がバランスよく機能しています。 ところが、ストレスなどの刺激が長時間続いたりすると、自律神経がそれを排除しようと頑張るあまり、綱引きのバランスが崩れてしまうのが自律神経失調症です。
即ち、自律神経の働きで緊張したり、リラックスしたりしています。緊張させるのは、交感神経。リラックスさせるのが副交感神経です。
交感神経は、動き回る昼間に活発になり、また、副交感神経は休んだり、眠ったりする夜間によく働きます。こうしてエネルギーを効率的に使ったり、節約したりすることが可能となります。

ところが、長年、昼間に不活発な生活を送っている人は、徐々に交感神経のはたらきが鈍ってきて、体はエネルギーを十分に使うことができない。結局、消費エネルギーが低下し、余った分が体脂肪として蓄えられるようになります。やがて、さほど大食していないにもかかわらず、すぐ肥る身体へと変わってしまう…これが「モナリザ症候群」というわけです。
「肥満者の大多数は交感神経のはたらきが低下している」と言うことになります。

昼間はしっかり働き、運動して、そしてよく食べて、しっかり休みましょう。





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Last updated  2006/09/12 02:39:39 PM
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