高齢者の健康寿命に大きく影響し、引いては要介護状態への大きなリスクと目されている変形性膝関節症(膝OA)の日本における患者数は2530万人(男性860万人、女性1670万人)、変形性腰椎症(腰椎OA)では3790万人(男性1890万人、女性1900万人)と推定されることが明らかになった。日本の3地域3000人以上の住民を対象としたROAD(Research on Osteoarthritis/osteoporosis Against Disability)プロジェクトのベースライン調査から得られた結果で、東京大学医学部附属病院22世紀医療センターが開いた6月30日の記者会見で、関節疾患総合研究講座准教授の吉村典子氏が報告した。