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2009年06月25日
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カテゴリ: ゲーム考
090523_2041~01.jpg
(マリオカート画面だが黒いのは2人そろってコース外に落ちているからw)

ファミ通という雑誌がある。
まあ随分と長い間読んでないが未だにコンビニに週刊で並んでいるのを見ると唯一無二のゲーム業界を代表する雑誌になっているよう。
久々にペラペラとめくってみたらちょっと妙な違和感を感じた。

まあ「テレビゲーム」というキーワードを主軸にピンからキリまでのゲーム情報をぶちまけた情報誌と捉えれば特に問題はないのですが、どうも分野の違うものがごっちゃになっていて若干カオスになっている感じがした。

なんというか、逆にわかりにくい例えかもしれないが、F1雑誌GRANDPRIXを読んでいたら10ページ目ぐらいから、いきなり「カミオン」になっとるやないか!みたいな(笑)

昔、映画雑誌「別冊スクリーン」なんかを好きで読んでいたがあれは主軸としてハリウッド映画があって、"東映マンガ祭り"とか"団鬼六、地獄の縄縛り"とかは巻末に申し訳程度に"まっこれも映画情報誌だから載せとく"的にモノクロでちょろっと掲載されていて、雑誌としてのメインテーマがしっかりしていた。(まあいたいけな青少年はそんなモノクロ部分もがっつり目を血走らせて読むのですがw)

 要は、テレビゲームというものの分化が進んできているにもかかわらず、それをリコメンドしたり評論したりする側の分化が(特に日本では)ちゃんとできていないって事なんだろう。

 残念な事にゲーマーというコアな消費者側までもがこの分化現象にから目を背け、十把一からげにマーケットでの優劣議論に明け暮れている感じもある。

Hdc.jpg

 とっても素敵なおじさまである私、ペーターは(幼い頃にアルプスの少女ハイジごっこにつきあって以来、姪っ子は小6になっても私をペーターと呼ぶ)姪っ子のピアノの発表会のお祝いとして、Wiiなんかをプレゼントしちゃったりしているわけですが、彼女達とマリオカートをするのはとっても楽しい。ワインで酔っ払いながら「ハッピーダンスコレクション」の松田聖子メドレーなんかで腰ぐねぐねくねらせたりしてたら、姪っ子が「あかん!腹痛い!腹筋痛いwww」っていうぐらい楽しい。

081112_1934~01.jpg

 しかし家で1人で「Wii Music」でキラキラ星なんかを演奏してると、
「うんたんうんたんうんたんやー!」って2小節3拍目で怒りが頂点にこみ上げてきて、コントロール放り出してふて寝する。


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 かといって、姪っ子の横で、「すっスネーク!」とうめきながら、コントローラー操作もせず、死にかけたビックボスの墓前での30分説教を見ながら、ゲームをクリアしたカタルシスに脱力し、涙を流して「うんうん」と画面に向かってうなずいていたり、
「おい、おまえよく見ろ!ライトニングはパルスのファルシに選ばれたルシなんだって!これはせっせつない!」
と横で肩をプルプル震わせながらゲーム画面を食い入るように睨むヒゲはやしたおっさんという状況を考えてみると、多分お年玉の季節になっても姪っ子は家によりつかなくなるのは想像に難くない。
 これはライトニングよりせつない(笑)

FF13-5.jpg

 日本でのテレビゲームの立ち位置がもひとつはっきりせず業界として成熟し成長しないのはこの辺の分化する現象に評論家も消費者もついていってないからじゃないのかと思うのですよ。

090228_2354~01.jpg

 というわけで「大人のPS3」という少々気取ったタイトルは、言い換えれば「分化したゲーム機」という事なのです。
単純に対義語を求めれば「子供のWii」になるわけですが、思いはそこにはない。
分化するテレビゲームのなかで、従来のゲーム業界から考えると"かなり勝ち目の少ない方"に分化したPS3というゲーム機の趨勢を自らユーザーとなって味わってみてその味を言葉に変換して発信しようと恐れ多くも試みているわけですね。


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Last updated  2009年06月25日 17時00分24秒
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