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いつものように、新聞を飛ばし読みしていたら、
鎌田實さんの記事が載っていた。
その最初の2行、
「瀬戸内寂聴さんのおかげで不思議なことがおきている。」
という文を読んで、不思議なこととは何だろう。と、興味をそそられた。
不思議なことなど、科学の発達した現代では、ありえない。
昔は、神の怒りと恐れられた、地震、雷、台風など、今では原因が究明され、
自然現象で、不思議でも何でもなくなった。
今の世の中、不思議なことなんて、ほとんどなく。分らないことは、そのうちほとんど解明されるだろうから、不思議なことなど存在しないのである。
一体、どんな不思議なことが、起きているというのだろう。
寂聴さんが、「泣けて、泣けて」という文章にも、大げさな表現じゃないの?。年をとると、涙もろくなり、ちょっとしたことにも、涙を流すものだから、と、思いながら読んでいくと、
「雪とパイナップル」の本の内容が出ていて、そのチェルノブイリ原発事故での話に、こんな鈍感な私でも、ググッと、涙がでそうになり
そのあとの、「温かな連鎖」の部分では、涙が止まらなくなり、年がいもなく、シクシク泣いてしまいました。


外出から、帰ってきた娘に、
「雪とパイナップル」という本知っているか、と聞いたら、
「今、本屋に注文してきた。」という。
「あんた、新聞呼んだの。」と、聞いたら、
「朝、読んで、泣いてしまった。だから、本、注文してきた。」という。
不思議なことが、起こっていることは、確からしい。

新聞を読んで、泣いてしまうなんてことがあるなんて・・・・・。