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世の中、
「ならぬことは、ならぬ」という、永久不変もあるけど、
不変だと思っていたことが、不変でなくなることもあるのだ。
最近、自己の味覚の変化に、
「えー。それは、ないでしょう。」と、自分で、驚いている。
昨年の暮れに、子供が、アイスクリームを買ってきた。
ハーゲンダッツとか、チョコをコーテングしたものなど。
「お母さん、アイス買ってきたよ。」
いつもならば、いくら、食後で、お腹いっぱいだって、
「食べよう。食べよう。一緒に食べよう。」 と、満面の笑顔で、飛びつくのに、
「そう、冷蔵庫に入れといて、」 と、まったく、食欲を示さない。
そのうち、アイスのことも忘れてしまっていた。
しばらくして、子どもから、
「お母さん、冷蔵庫に、アイス、入っているよ。」と、言われても、
「そうお。」と、言うだけである。
また、しばらくして、子供が、しびれを切らして、冷蔵庫から、アイスを取り出して、
「あ母さん、アイス食べよう。」と、自分で、食べだしたので、一緒に食べた。
この、私の変わりようは、一体、どうしたのだろう。
自分でも、信じられなーい。
一頃は、ハーゲンダッツのラムレーズンに凝っていたのに。
それに、ロッテのラミーチョコレートに ものすごーく凝った時期もあったのに、
今や、スーパーで、ラミーチョコレートの前を通っても、食指が全く動かず、素通りである。
そして、何故、そんなに夢中になっていたのか、今となっては、わからない。
熱は、冷めるものなんだ。