ヒジャイ        日々の詩

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2022/02/26
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内なる民主主義28新発売


1295円(税抜き)




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左翼と手を握る自民党の一部 沖縄政治の残念な実態


2017年に「違法行為を繰り返す沖縄革新に未来はあるか」を出版した。


第 一章八重山教科書問題
第二章普天間飛行場ゲート封鎖のひどい実態
第三章革新勢力の横暴な撮影妨害
第四章野嵩ゲート前のゾンビたち
第五章稲嶺陣営のひどすぎる選挙違反
第六章違法行為を繰り返す沖縄革新に未来はあるか
第七章違法行為集団を支援する共産党・社民党・生活の党は議会制民主主義国家日本 の政党としての資格はな  

第八章県道で県民大会やる沖縄革新沖縄は無法地帯だから沖縄革新は・・

「沖縄革新に未来はあるか」の最後の文章である。
「議会制民主主義国家では国民に選ばれた政治家が法治主義に則って政治をする。法を破り身勝手な運動をする沖縄革新は今までしぼんできた。そして、これからもしぼんでいくだけである。沖縄革新に未来はない」
           「沖縄革新に未来はあるか」
1年後の名護市長選で左翼は敗北し、5年後の今年の名護市長選挙でも予言通りになったのである。左翼がやりたい放題やった北部では市民の左翼支持はしぼんでいくだけであり、選挙で敗北するのは当然である。。

 議会制民主主義は選挙に勝たないと生き残れない。この本を書いている時は翁長氏と左翼が合流した「オール沖縄」が自民党に勝ち続けていた。「オール沖縄」は勝っても沖縄革新の左翼(共産党・社民党)が弱体化していくのは歴史的な必然であると確信していた。確信していた通りオール沖縄から保守が去り、ほとんど左翼だけになったオール沖縄は市民からの支持が下がり続け選挙に勝てなくなっている。
 左翼が支持を失う原因であるのが彼らの横暴な反対運動である。私は北部に行き、反対運動の実態を撮り続けた。彼らが北部でやった運動は交通を麻痺させ、生活を不便にし、騒音をまき散らしただけである。彼らは正義の闘いをしていると自負しているが、生活者から見れば自分勝手な主張をやって他人に迷惑をまき散らしているだけである。左翼の運動は市民の支持を失うだけである。このことを第八章県道で県民大会やる沖縄革新沖縄は無法地帯だから沖縄革新は・・で書いた。掲載した写真の一部を紹介しながら説明したいと思う


左翼は県道70号線で県民大会を開いたのである。やんばるの森を壊すなと主張している左翼であるが県道70号線を利用している北部市民の生活を破壊しているのだ。主張が北部の人々に受け入れられていると思うのは大きな間違いである。


 県道に板を敷いている。尻が汚れるのを防ぐのと長時間座れるようにするためだ。座っているのは高齢者である。予定の半分以下しか集まっていないようである。
 高齢者が参加できるように県道に板を敷いて片側通行にしている。そんなことを平気でやる左翼である。左翼のやりたい放題にさせているのが県警である。沖縄の警察は左翼に弱い。昔から。



 車の運転席から撮った写真である。県道は左翼が占領している状態である。こんなことが長期間続いたのだ。
 北部に住んでいる人々は非常に困ったはずである。マスコミはこのことを報道しないから多くの人はこの事実を知らない。左翼がヘリパット反対運動に真剣に取り組んでいると思うだけである。
北部の人々の思いを現実にするのが選挙である。衆議院選挙では自民党候補が勝ち、名護市長選でも自民党が勝った。これが北部の人々の左翼に対する答えである。

 左翼は県道を県民大会に利用したし、道路に駐車して一方通行にしたし、土砂を運ぶトラックを通さないために県道を封鎖したりした。それだけにとどまらなかった。左翼は農道に多くの車を駐車したのである。
北部に来るとパイン畑が見たくなる。県道から離れた山に行き畑を探した。畑にはパインの苗が植わっていた。畑の周囲を移動しているとこの看板があった。左翼は畑の道路にも駐車していたのだ。反対運動に参加している連中は中南部に住んでいる。彼らは乗用車で北部にやって来る。県道だけでなく農道にも駐車した。農民は彼らの横暴に我慢できなくなり、「ここは農道です」の看板を立てたのだ。中南部から来る左翼が増えれば増えるほどに車が増え、運動をすればするほど北部の市民の生活を阻害した。左翼の反対運動は北部の人々の支持を失ったのである。


名護市長選と石垣市長選に共通することは自民党現市長に対して立候補したのが共産党などの左翼ではないことである。左翼と共闘した保守系が立候補したのである。保守系が共産党などの左翼と組んだのである。宮古島市長選挙も自民党VS元自民党系立候補+左翼の選挙だった。しかし、宮古島市長戦は名護市長選と違って保守の主張を押し通した。左翼は自衛隊基地建設に反対していたが、立候補した保守候補は基地建設に賛成した。それでもオール沖縄は自民党系の保守と共闘した。そして、勝った。
三つの市長選挙で共通することは左翼は独自候補を出さないで保守系立候補と共闘したことである。それには左翼の事情があった。左翼独自の立候補では選挙に勝てないからである。左翼だけで立候補して確実に負けるより左翼の要求を受け入れた保守と共闘する道を選択したのである。
左翼の要求を受け入れたのが一部の自民党系の保守である。名護市長選で立候補した岸本氏は父が自民党であり市長だった。ところが岸本氏は左翼と共闘したのである。石垣市長選でも自民党を離党した政治家が左翼と共闘して市長選に立候補した。
 本土では共産党と自民党系が共闘することは絶対にない。自民党と共産党は対立するのみである。

 最近の自民党が分裂した市長戦と知事選である。
東京・町田市長選
現職の自民党石阪丈一氏(74)
自民吉原修氏(66)
清原理氏(63)立憲、共産、れいわ、社民
奥沢高広氏(39)維新公認
長崎県知事選
 自民大石賢吾氏(39)維新、自民党県連
 自民現職の中村法道氏(71)自民、立憲、国民
宮沢由彦氏(54)共産党
石川県知事選
飯森博子氏(62)共産党
山野之義氏(59)自民党
山田修路氏(67)自民党、立憲民主推薦
馳浩氏(60)自民党、維新推薦

自民党政治家は政党内で対立しても自民という枠の中で対立する。左翼政党と共闘することはない。党内で支持率を競い合い、勝っても負けても自民党にとどまる。
本土では自民党系が共産党、左翼と共闘することは絶対にない。沖縄だけが共産党と組むのである。組む目的は自民党に選挙で勝つためである。沖縄の自民党は保守としての確固たる政治姿勢が欠けている。共産党と組んででも当選することを望むのである。政治家としておかしい。
本土の自民党は絶対に共産党とは共闘しない。共産党は社会主義革命を目指している政党であるからだ。日米安保破棄、全ての米軍基地の撤去、自衛隊は憲法違反を掲げているのが共産党である。自民党とは相いれない政党である。だから自民党が共産党と共闘することはない。ところが沖縄は違う。自民党内で対立した時に反主流派は自民党を離党して共産党と共闘するのである。沖縄の自民党政治家は共産党を理解していない。

翁長雄志氏が自民党を離党し共産党、左翼と組んで「オール沖縄」を結成した。保守+左翼のオール沖縄が自民党に勝っていたがオール沖縄から保守が離れていった。次第に自民党VS左翼の構図になっていき自民党の勢力が息を吹き返していった。ただ、それは自民党が左翼を攻略したからではなかった。左翼が市民にそっぽを向かれる行動をして支持を失ったからだ。左翼は自滅していったのだ。
県民の左翼支持は下降を続けている。自民党が自民党対左翼の選挙を徹底して続けていれば自民党が圧倒的に選挙に勝つ状況になっている。しかし、自民対左翼の徹底を放棄したのが自民党である。
去年宮古島市長選があった。自民党現市長に対して自民党を離党した政治家がオール沖縄と合流して立候補した。そして、保守左翼合流の候補が勝利した。名護市長選でも自民党現市長と対抗したのが保守と左翼の合流した保守立候補者だった。名護市長選では自民党現職が勝った。そして、今度の石垣市長選も自民党現市長と対決するのは左翼と合流した元自民党議員である。

共産党は中央集権の政党であり全国の共産党は東京代々木の共産党本部の指導に従っている。中央本部の指導に従うのは米民政府統治時代から続いている。奄美大島が米民政府統治されていた時は奄美経由で指導されていた。奄美大島が返還されると本土の大学に進学した者が共産党の方針を伝えていた。共産党だけは米民政府統治時代から政治姿勢は一貫している。反米軍反自衛隊が共産党の方針である。共産党の本質を知らなくて県知事選に勝つために共闘を持ち掛けたのが翁長前知事であった。
知事選に勝った翁長氏であったが知事になると共産党に徹底してしめつけられていった。翁長知事の死後、共産党の本当の姿を知った保守はオール沖縄から離れていった。しかし、共産党の本当の姿を知らない自民党政治家はまだまだいる。

石垣市長選は明日の27日に投開票する。石垣市長選も自民党だった政治家が自民党を離脱して共産党、左翼と共闘している。本土では絶対に起こらないことが沖縄では次々と起こる。

石垣市長選に左翼と共闘して立候補するのが自民党を離脱した砥板(といた)芳行氏(52)である。砥板氏は直前まで自民党員であった。左翼と共闘するために自民党を離党したのだ。本土でも町田市や長崎県のように自民党内で対立することがある。しかし、離党して左翼と合流することはない。共産党との共闘は絶対にしない。沖縄だけは自民党を離党して共産党と共闘する。
離党する前の砥板氏は右翼系である日本会議に属していたし、八重山防衛協会の事務局長も務めていた。ゴリゴリの自民党員だったのだ。自衛隊基地建設を促進していたゴリゴリの自民党員であった砥板氏は左翼と共闘した途端に逆になった。自衛隊基地建設の賛否を問う住民投票の要求を砥板氏も主張したのである。
すでに政府は基地予定地を購入と賃貸で確保している。市議会は建設に賛成し政府と中山市長は合意した。住民投票をしたとしても辺野古の投票と同じように投票には法的拘束力はない。それなのに市長になったら投票を実施すると砥板氏は公約している。

左翼が砥板氏と共闘する条件は砥板氏が住民投票を要求することである。自衛隊基地建設を推進する八重山防衛協会の事務局長だった砥板氏が住民投票に賛成するのは政治家としてあり得ないことである。しかし、砥板氏は市長になれば住民投票を実施すると公約した。自衛隊賛成派だったのが180度転換して反対派になったのである。砥板氏は尖閣に対する態度も180度変わった。
砥板氏は2015年には琉球新報、沖縄タイムスを正す県民、国民の会」の代表・我那覇真子氏が翁長雄志沖縄県知事による国連人権理事会でのスピーチに対するカウンタースピーチを行った時に同行している。
砥板氏は中国が沖縄県に対して、領土的野心を持って外交圧力を加えていること。。尖閣諸島が中国に領土要求され、軍事圧迫をかけられていることを指摘している。「翁長氏は自らの、沖縄県尖閣諸島が中国に領土要求され、軍事圧迫をかけられているのにもかかわらず、ひとことも抗議をしておりません」と国連で翁長前知事を批判した砥板氏である。
翁長知事を批判した砥板氏なら中国の圧力に対峙するために尖閣諸島は日本の領土あることを主張し、尖閣諸島の洋上視察をした中山市長を支持するだろうし、自民党に所属している時は支持していたはずである。自民党の時の砥板氏は中山市長と同じ主張だった。ところが左翼と合流した途端に中山市長が尖閣諸島を洋上視察したことは中国を怒らすと批判したのである。

自衛隊基地建設反対、尖閣での中国刺激反対は共産党の一貫した主張である。この主張が揺らぐことはない。共産党と選挙共闘することは共産党の主張に従わなければならない。砥板氏共産党の主張に従った。今まで積み重ねてきた自衛隊、尖閣に対する主張をひっくり返したのてある。理由はひとつ。市長の座を手に入れるためである。砥板氏は市長の座を得るために今までの政治市政を放棄したのである。
沖縄の自民党員は政治理念より地位に着くことを優先させる政治家が多い。その代表が故翁長雄志氏である。翁長氏は知事の座を得るために共産党と手を握った。翁長氏に続いて自民党を離党した政治家が次々と左翼と合流して自民党と敵対した。その流れに名護市長選があったし、石垣市長選がある。

名護市長選の左翼+保守の敗北は中南部からやってきた左翼連中が勝手に国道、県道を封鎖して通行を妨げ、市民生活を困らせたからである。生活者に嫌われる行動で選挙に勝つことはできない。そのことがはっきりしたのが辺野古移設反対運動であり、高江ヘリパッド建設反対運動であった。反対運動はとても盛り上がったがその代償が名護市長選敗北だった。

選挙は市民一人一人の投票である。地位の高い人も富める者も貧しい者も一票である。政治に強い関心がある者も無関心な者も平等に一票てある。当選を左右するのは政治に強い関心がある市民ではない。当選を左右するのは支持政党を持たないノンポリ市民である。いわゆる普通の市民である。左翼の辺野古や東村での道路封鎖は普通の市民に反感をもたれ、支持票を失ったのである。なにもしない自民党は反感されなかった。だから、名護市長選では自民党候補が勝ったのである。辺野古移設の賛否は五分五分だったかもしれないが、左翼の身勝手な行動は多くの市民の反感を買ったのである。

石垣市長選は実はうちわもめである。中山市長は前市長が4期目も市長の座に着こうとしたことを問題にした。市長は2期にするべきであると主張して市長になった中山氏である。ところが4期も市長の座に座ろうとしている。自分で言ったことを破っているのが中山市長である。砥板氏はそのことに反発している。中山市長は立候補するべきではないというのが砥板氏である。砥板氏は中山市長の長期政権を終わらすために立候補した。しかし、石垣市自民党内の支持率は中山市長が高く選挙で勝てる見込みがない。選挙に勝つには共産党などの左翼と共闘する必要があるとと考えたのだ。砥板氏は自民党であることに固執するのを辞めた。選挙に勝つために自民党政治家としての政治姿勢を捨てたのである。

砥板氏は今まで自分を支持してきた市民と左翼の支持を合計するだろう。しかし、それは砥板氏の取らぬ皮算用である。ゴリゴリの自民党政治家であった砥板氏が突然左翼と合流した。簡単に自民党から左翼に転向する砥板氏を政治家として信用しない市民がいるだろう。自民党支持者だから砥板氏に投票した市民もいる。自民党支持者は左翼転向の砥板氏ではなく中山市長に投票するだろう。

 左翼は石垣市で住民の反感を買う過激な行動をしている。
〇石垣市の嵩田林道で、県有地の森林が何者かによって無断伐採された。伐採後の林道からは、陸上自衛隊の駐屯地建設予定地を見下ろすことができ、住民からは「反対派が監視目的で伐採したのではないか」と指摘する声が出ている。
〇住民が上空を飛ぶドローンを確認した。左翼が飛ばしたと住民は思っている。「ドローンをむやみに飛ばすと、周辺のカンムリワシにも影響が出るのではないか」と住民は危惧している。
〇旧ゴルフ場の入口周辺には、反対派が造ったと見られる監視用の工作物も設置された。
〇陸自配備工事の監視活動をしている。監視活動は2人以上で行い、工事現場に出入りする工事車両の台数や出入りの時間、請負会社名などを記録している。

 自衛隊基地建設反対派の過激な行為は住民に反発されるだけである。左翼の反対運動は選挙では左翼に投票しない市民を増やすだけである。名護市長選のように。





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Last updated  2022/02/26 10:29:51 AM
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