【小説】罪 第9話


第9話

僕は…ひょんなことから浮幽霊となってしまい…
街をさまよい…ある村の神社に着いた。

街とちがって…村は静かで人っ気がなくて
街に戻ろうとしたら…いかにもというような柄の悪い男が
2人がきた…。
浮幽霊となっても…もしかしてと思い、2人の行動を見ていた

すると…なんと神社のさい銭箱を動かそうとしている

「おい!どうにか動かないか」
「と言われても…動きませんよアニキ」
「おい…ガム買ってこい」
「ガム…ですか?」
「おぅ……」

アニキと呼んでいた男はどこかにガムを買いに行った。

『ガム?ガムでどうやって…さい銭箱を動かす気でいるんだ?』

10分ぐらいが経っただろうか…

アニキと呼んでいた男が帰ってきた

「アニキ…買ってきましたけどガムでどうする気なんですか?」
するとアニキは内ポケットからタコ糸をだしてくる
「アニキぃタコ糸ですか?」
「おうよ…」
「それとガムで何をする気なんですか」
「まぁ…待ってろ」

買ってきたガムを噛み始める…

さらに10分ぐらい噛む

「あにきー…あれから10分ぐらい経っていますけど」
「そ、そうか…」と口の中からガムをとり出し糸の先端につけはじめる

つけた後、さい銭箱の中に先端部を入れ…取り出すと、な、なんと
100円玉が、くっついてきた…。

『あっ!くっついてきた…』

「アニキ…結構時間がかかりますね…」
「し、仕方がねぇだろ…さい銭箱が動かねぇんだからよ」
「はぁ~」と地道な事を再びおこなう。

『これは…犯罪だよねぇー。やはり懲らしめる必要がある思う」

と、この2人を懲らしめる事にした。

まず最初に…鈴を鳴らすと…

「あ、アニキ、今、鈴の音が聞こえませんでしたか」とアニキと呼ぶ男が
震えながら言う
「そ、そうかぁ?聞こえなかったが…」と一生懸命お金を取り出している
「そ、そうですかぁ」とアニキと呼ぶ男もお金を取り出そうとしている・

『駄目かぁ~ちと驚かす必要があるな』とまずはアニキと呼ぶ男を驚かす事にした
僕の半透明な姿を見せると…泡を吹いて倒れてしまう
それに気がつかないでアニキは一生懸命取り出している。

僕は、この人には、生半可な事ではびびらないと思い…最近知り合った友達を
呼ぶ事に…そして…その友達に…

アニキは超ーびびりまくり…「おー神様、す、すんません、もうこんなことは
しません」とお金をさい銭箱にもどし…もう1人の男をおいて逃げていった

アニキと呼んでいた男も気がつき…その場から…逃げていった。


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