ひこ星ネットワーク

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January 17, 2005
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カテゴリ: 生き方を学ぶ:本
- 「愛」と「恋」は違う -

愛と心理療法

発行は1987年5月。人生とは、愛とは、を考える本でした。この本は心の問題に対して精神的成長への道を示そうとした本だと思いました。


人生は困難なものであるが、楽なもの、楽であるべきだと思っているように困難を嘆いている。困難であることは問題に直面し解決する過程が苦しいからである。しかし、それを解決する過程にこそ、全人生の意味がある。
著書ではそのためには訓練が必要であり、4つの訓練としてまとめています。

訓練は人間の精神的向上に不可欠でありエネルギーが必要。そのエネルギーが「愛」。
「恋」、「依存性」、「自己犠牲」は混同されやすいが「愛」ではない。純粋な愛情関係は全て訓練された関係である。
「愛」と「恋」は違う。恋の体験は一時的なものであって、うっとりする感情はそのうちに消えてしまうと断言されています。
「あの人がいなければ生きていけない」の感情も愛ではなく「依存性」である。
「自己犠牲」も愛と間違えられやすい。愛の名で自らの欲求を満たし、受ける側の精神的欲求を考えていない。


著者は、純粋な愛とそれに必要な自立の全てが、この世に本当の喜びをつかむ唯一の道であると書かれています。また、人生の究極の目標は「個人の精神的な成長」。一人でしか登れないし孤独な旅である。結婚や社会生活の基本的な目的は、そうした個人の旅を支えることにあると結んでいます。



愛と心理療法 ( 著者: Peck,Morgan Scott. / 氏原寛 | 出版社: 創元社(大阪) ) 本体価格:2,000円 (税込:2,100円)



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Last updated  March 12, 2005 08:55:17 PM
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