2019年04月13日
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カテゴリ: ◎旅
上田城千本桜祭り の会場、 上田城跡公園 はあんずの里から40分ほどで到着しました。
桜満開の暖かい良く晴れた土曜日ですから、お昼前から結構な人出のようです。

桜越しの南櫓を見上げる

お城マニアではないので、上田城のことも何の知識もなかったので、行く前にちょっとだけネット検索で調べたのですが、せっかく1583年に築城されたのに、まだ20年も経たないうちに関ヶ原の戦いのあと、すべて取り壊されてしまったんだとか。(もったいない!)
その後、再び築城が始まったものの、櫓と櫓門だけできた時点でストップしてしまい、本丸は再建されなかったんですね。櫓も本来7棟あったようですが、当時のものは西櫓1つだけだそうで、入場できる北と南の櫓は昭和になって復元されたものだそうです。

左端にちょこっと見えるのが入場できない西櫓

お城ですから石垣沿いの階段を登ります。

今いた駐車場のある芝生広場を見下ろすとその先に上田の街がひろがり、彼方の山は日本アルプスかにゃ。
せっかくなので記念に櫓へ上りましょ。

さぁ、靴をぬいでまずは北櫓へ

ここはさすがにあっちこっち六文銭だらけです。

櫓は天守閣のように高くはなく、二階建ての小さい建物ですが、小窓があるのは似ています。

鉄砲が装備された窓でTちゃんがその気になって構えていたので写してみました。

櫓はすべて同じつくりだそうで、甲冑やしゃちほこなども展示されていました。


櫓から降り櫓門をくぐると、左手に見事な枝垂れさくらが咲き乱れ、沢山の人がその前で写真を撮ろうとしているので、人を入れずに写すと、一部分しか写せなくて、見事さは伝わりませんにゃ。

おまけにそのすぐそばにあったここでの見どころの一つの直径3mあるという真田石を見落としました。
おまつりですから、特設ステージで若者がダンスを披露していたり、沢山の出店がずらりと並んでいます。

堀沿いも桜だらけ

おこわや五平餅、くるみおはぎを買って軽いランチタイム休憩のあと、本丸跡をぐるりと囲むようにできた堀沿いの道を桜を愛でつつ周っていくと、ソメイヨシノより濃いピンクの可愛らしい色合いの桜を発見!

そこは招魂社というお社のようですが、境内でお花見をしている人も沢山いました。
戊辰戦争 日清戦争 大東亜戦争 の戦没者を供養する社だそうです。
そして、その綺麗な桜は ヨウコウ という品種だとわかりました。

第2次世界大戦中に学校教員だった高岡正明さんが戦後、戦死した生徒たちの冥福を祈って各地に桜を贈りたいと25年かけて、アマギヨシノとカンヒザクラを交雑させた環境適応能力が強いサクラを誕生させたのが、この陽光桜だそう。
それで招魂社に植えられていたのですね。

陽光桜

この桜のお話が2015年に 陽光桜 という終戦70周年記念映画になって公開されていたことも知りました。
新宿御苑にもあるそうですから、知らずに見ていたのかもしれません。
今年最後のお花見に素敵な桜に出合え、満足、満足。

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最終更新日  2019年04月20日 20時11分28秒
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