「読書日記」
ノートがいっぱいになって2冊目に入りました。
数えてみると約90冊。結構読みましたね~
そこで、この90冊の中から
勝手に私のおすすめ本を紹介などしてみましょう・・・
『獣の奏者』1~4
(2009年 講談社) 上橋菜穂子
かなりの長編で読み応えありますが、一気に読めました。
内容は ファンタジー
ですが、ファンタジー好きの私には久々にはまった物語です。
児童書で有名な著者ですが、これは大人も楽しめると思います。
『パピヨン』
(2008年角川学芸出版) 田口ランディ
昔から好きなランディさんの本の中でもとても印象深い1冊になりました。
すでに母と兄を亡くし、残った父を最後に看取るランディさんの体験を書いています。
長年に渡って憎み続けた父の老いや病気、終末医療、ホスピスなど。
ランディさんの40年にも及ぶ心の葛藤が、最後は穏やかな春の光に包まれます。
『白い紙/サラム』
(2009年文藝春秋) シリン・ネザマフィ
イランとアフガニスタンを舞台に描かれた物語。
将来医者になることを夢見て、実際医学部にも合格したハサンだけれど
戦時下のイランの子供に自由はなく戦争に行かなければならない現実(白い紙)
両親をタリバンに殺され、日本で難民申請するも、強制送還される。
日本の難民申請の難しさと難民の厳しい現実に、とても考えさせられる(サラム)
中東問題にはとても関心がある私ですが、とても読みやすく、
中東ってなんか怖いと思っている人に是非読んでもらいたい1冊です。
『日々是好日』
(2002年 飛鳥新社) 森下典子
「 雨の日は雨を聴きなさい。心も体もここにいなさい。
あなたの五感を使って、今を一心に味わいなさい。
そうすればわかるはずだ。自由になる道はいつでも今ここにある
」
ほっこりした一文です。
週に1度「お茶」の稽古に通いながら、「失恋」「父の死」「コンプレックス」など
辛い季節を「お茶」とともに乗り越えた作者の成長ストーリー。
お茶のことはまったくわかりませんが、心にしみわたる1冊でした。
『インパラの朝』
(2010年 集英社) 中村安希
47カ国、約2年間にわたる旅を今までにない清新な手法で描いた
第7回開高健ノンフィクション賞受賞作
。
これまでも色んな旅本を読んできましたが、ただの紀行記録ではありません。
さまざまな国の暗い影の部分を冷静な眼で見つめています。
でも、読書日記を付けるのはとっても良いです
好きな一文や、感じたことを書いておくと
見直したとき、もう一度心に留めることができますね。
今日は母の誕生日~♪ 2010年06月24日 コメント(4)
雨の日はちくちく針仕事 2010年06月15日 コメント(6)
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