カーナビ普及促進委員会

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ブログは更新しておりませんが、カーナビに関するネタを記載していますので、よろしければ購入前の検討や疑問解決に使ってください。





カーナビ用語辞典

GPS グローバルポジショニングシステムの略。 アメリカの軍事用衛星で、正確な時報が発信されている。これを使って位置を特定するのがカーナビの基本的な測位の仕組み。
VICS 道路交通情報システムの略。簡単に言うと、主にカーナビ向けに渋滞の現況を配信するシステム。VICSセンターが運用。VICSにはFM多重方式 FM多重方式 と電波ビーコン、光ビーコンの3つのメディアがあり、ほとんどのカーナビがFM多重用にチューナーを内蔵しているが、ビーコンユニット(電波・光共用)は別売のケースが多い。
2DIN DINサイズ2つ分のこと。車のコンソールのオーディオスペース(インダッシュ)はドイツの規格DINをサイズとして採用しているケースが多い。各メーカーのカーオーディオやインダッシュタイプのカーナビもこのDINサイズで作られている。ただし最近ではトヨタ車や高級車で異型のサイズを採用するカーメーカーが増えている。
インダッシュ ダッシュボードの中ということ。車のエアコンなどもこのスペースに取り付けられている。スッキリ取り付けできるが、車によっては取り付け位置が下の方になってしまうため視認性が悪くなることがある。
オンダッシュ ダッシュボードの上ということ。昔のカーナビはモニターをここに設置するモノが多かった。どんな車でも取り付けできる上に視認性も抜群。ただし、見た目や車の前方視界を妨げることもある。
ハイダウェイユニット 隠す(見えないところにおく)ユニット。TVチューナーなど一回つけてしまえば触ることのないユニットはシート下などに設置することが多い。ちなみにカーナビ本体のみをシート下に置くこともよくある。
車速パルス 車のスピード信号。どれくらいのスピードで走っているかの情報を車から取得することで、カーナビの前後方向の位置測位を補正できる。現在のカーナビはこの車速パルスとGPSとジャイロセンサーを組み合わせて自車位置を計算している。
ジャイロセンサー カーナビで言うジャイロセンサーは、車の左右方向の傾きを検知して車が曲がった方向を特定し、位置測位の補正に使用される。「ジャイロ」そのものは球体で、その球の回転をセンスする仕組み。
データ 道路、経路、地点情報(POI)、マッチング、音声などのカーナビに必要なデータベース。これらのデータを元に、カーナビのアプリケーションが地図を描画したり、ルートを探索したり、地点を検索したり、音声案内を行う。現在カーナビ向けにデータを提供しているのは、ゼンリン、マップマスター(トヨタ)、昭文社、インクリメントP など数社に限られている。
POI 「Point Of Interest」の略。地点情報のこと。POIには地点を特定する緯度経度や施設名称、電話番号、住所といった情報が含まれる。これらの情報から場所を探し出して位置を特定する「名称検索」や」電話番号検索」が現在のカーナビの主な検索手法。
DRMA 日本デジタル道路地図協会のこと。ここが発行する「全国デジタル道路地図データベース」がカーナビのデータの基本になっている。国土地理院の地形図をベースとして、幅員5.5m以上の基本道路データ、同3~5.5m未満の細道路データ、河川、鉄道等の背景データ及び公共施設等の施設データから構成されている。
交通規制データ カーナビに収録されている一方通行などの規制データは、(財)日本道路管理技術協会のデータがベースになっている。
マップマッチング GPSやジャイロセンサー、車速パルスなどの情報から自車の位置を表示するときに、地図の道路上にあわせる(マッチングさせる)こと。マップマッチング技術がなかった時代には、道路上をうまく走れず音声誘導などがうまく働かないなどカーナビとして致命的な現象がよく起こったが、マップマッチング技術によりカーナビの基本性能は大きく進歩した。
走行時操作制限 道路交通法や自動車工業会のガイドラインにより、走行中にTVやDVDの映像はもちろんのこと、カーナビの操作についても制限されること。カーナビでは複雑な操作や5秒(3秒だったかな?)以上画面を注視することができないようになっている。(←これを解除する方法もありますが、その場合は自己責任で)
細街路 幹線道路ではない、その地域に住む人たちの生活道路のように、利用者が限られる細い道路のこと。道幅5.5m未満の道路とされている。カーナビでは走行中にこの細街路を表示することができなかったり、どうしても使用しなければいけない場合(出発地付近や目的地付近、また間違って細街路に入ってしまったときなど)以外にはルートがひけなかったりする制限がある。
音声認識 自分の声でカーナビを操作できるインターフェイス。この機能が入っているカーナビにはあらかじめ音声で認識できる言葉が数万語収録されており、声で発した言葉から収録してある言葉を探し出してカーナビを動作させる。リモコン、タッチパネルと並ぶカーナビの操作方法のひとつ。
リモコン カーナビを操作するコントローラー。タッチパネル無き時代のメイン操作デバイス。現在でも走行中にタッチパネルでは操作するのが困難ということや、タッチパネルでは画面が汚れるということもあり、メインデバイスとして位置づけられている。
タッチパネル カーナビの画面を直接さわって操作するデバイス。画面に書いてあるところを直接さわるだけで操作ができる簡単さがある反面、走行中には画面まで手を伸ばさなくてはならない弱点もある。
リンク 交差点から交差点までの線分のこと。リンクが交わる点はノードと呼ばれる。リンクにはそれぞれユニークはIDが付与されていて、このIDを使ってルートの計算やVICS情報の表示を行う。いわばカーナビの基本中の基本データ。
メッシュ 地図の単位。地図データはこのメッシュと呼ばれる矩形で区切られて管理されている。
スケール 地図の縮尺のこと。レベルともいう。地図データはメッシュ単位だけでなくスケール単位でも管理されており、各スケール毎に必要な情報(地図上の文字など)が格納される。
地図注記 地図に書かれている文字情報のこと。市区町村名や有名施設、川や山などの自然地形などの名称は注記として地図データに収録されている。
ルート カーナビでいう「ルート」は地図上の道塗りのこと。出発地から目的地までを結ぶ。また、ルートを計算することを「ルート探索」という。
ボイスガイド(音声案内) ルートにそって目的地まで声で案内すること。「音声誘導」ともいう。案内地点(経由地点)に近づいたりすると「まもなく右です」というように音声で案内する。音声認識(ボイスコントロール)とは別物。
交差点拡大図 ルート走行中に交差点付近に来ると表示される拡大図。ボイスガイドとともに曲がる地点の情報を画面上に通常地図よりも詳しく表示されるため、目的地まで的確に走行することができる。
走行軌跡 走行した跡。地図上には点で表示されることが多い。過去に走行した道路などがこの軌跡をたどることで把握できる。出先から来た道を帰る場合などにも有効。
リルート ルートを引きなおすこと。ルート再探索。現在のカーナビは設定されているルートから外れたときに自動的にリルートをかける機能 (オートリルート) を備えているので、道に迷っても最後までルート案内を続けてくれる。
スクロール 基本的には地図を動かすこと。地図スクロールともいう。
地点登録 自宅やよく行く場所をカーナビに登録しておくこと。登録しておくことで目的地の設定が容易になったり目印にしたりすることができる。
周辺検索 表示されている地図の周辺の施設を探すこと。出かけた先でコンビニやガソリンスタンド、トイレなど、今いる位置から近い施設を簡単に探すことができる。探した施設はリストで表示されたり、地図にマークで表示される。
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