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2013.02.09
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カテゴリ: 70's
SecondhandDaylight



前作に引き続きなんとも不気味なスリーヴ(荒野の生首!?)、聴き手の不安感を煽るようなイントロに導かれて始まる、アルバムの冒頭を飾るにしてはあまりにも重過ぎる "Feed The Enemy"、或いはアルバム・タイトル「中古の陽光」とは一体何を意味しているのか。まだまだパンクの余燼がそこかしこで燻っていた 1979 年には、少し敷居が高い作品だったのかもしれません。とりわけデビュー・シングル "Shot By Both Sides" における、既製の価値観をすべてなぎ倒していくような圧倒的なまでの疾走感を期待していた向きからは、シンセサイザーを大幅にフィーチャーしたプログレ的な音作りは不評を買ったようです。ビートの利いたリズミカルな作品と、ミディアム~スローな重々しい楽曲がほぼ交互に配されるような構成なのですが、前者が逆にアルバム全体の沈鬱とも言えるイメージを助長しているかのような印象を与えさえします。

なにやらネガティヴなことばかり書いていますが、私にとって本作は Magazine の最高傑作であると共に、Joy Division の "Unknown Pleasures" 、Public Image Limited "Metal Box [Second Edition]"、Pop Group "Y" 等と並んで、1970 年代後半の音楽シーンを語る上において決して外す事の出来ない最重要作のひとつでもあるのです。

しかしながら世間の評価は何故かさほどでもないようで。先ほど列記したバンドと比較してもなんら遜色のない高い音楽性を有していると思うのですが、少なくともこの日本においての知名度の低さは、Radiohead 絡みで多少とも話題に上ることがあるとは言え、如何ともし難いものがあります。やっぱり Howard Devoto の粘っこい歌唱法と、特異な風貌(失礼)がネックなのでしょうかねぇ。

【Track Listings】
01. Feed The Enemy
02. Rhythm Of Cruelty
03. Cut-Out Shapes
04. Talk To The Body

06. The Thin Air
07. Back To Nature
08. Believe That I Understand
09. Permafrost





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Last updated  2013.02.09 12:39:58
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