三十路女の交換日記

三十路女の交換日記

PR

Calendar

Profile

nikki1975

nikki1975

2006.05.22
XML
カテゴリ: HIBA 
だいぶ間が開いたので蒸し返すのも悪いんだけど…

< うちの彼がケンカすると怒鳴ったり、物を投げたり壊したりするって、
< 前に言ったと思うけど、私、本当にこれが大嫌っいなんだ。

これ、私も気になる。
これがエスカレートすると、簡単に暴力につながりそうだもんね。
今そうなってないのは、やっぱりまだどこかで遠慮があるからかもしれない。
結婚して遠慮のなくなった関係になるとどうなるか、不安はどうしても感じちゃうよね。

そんなはずはない、たぶん大丈夫って、思いたいから思っちゃう。

実は私も、結婚直前にその徴候があったんだ。


彼はアルバイトで入った会社に、正社員として入れるかどうか結果待ちという
時期だったので、精神的にすごくピリピリしている時だった。

それまで本当に温和で、私に対しては冷静で大人な態度しか見せてなかったのに、
自分のことで切羽詰まって余裕がなくなっていたんだろうね。

私の部屋に遊びに来ていたんだけど、うちの実家の犬はすごく人見知りで、
彼に対してすごく警戒してウーウー唸るの。歯をむき出して。
とにかくものすごい警戒心なものだから、彼はかわいく思えないのはわかるんだけど、
何を思ったのか「こんな犬保健所に送ればいいんだ」みたいなことを言ったの。

私はびっくりして、なんでそんなひどい事を言うんだと思って怒ったんだけど、
そうすると彼は余計にエスカレートして「殺せばいいんだ、こんな犬!」って感じに
なっちゃって、私にとっては可愛いがっている犬なのに、どうして!?って頭に来て


そしたら彼は私につかみかかって来て、思いきり壁に何度も叩き付けられて、
そのまま地面にも押さえ付けられて…
殴りはしなかったけど、充分暴力だよね。私から手を出したけど。

「こんなことするような人だなんて!もう別れる!」と言ったら、「ああいいよ!
そうすればいい!」ってもうすごい剣幕になっちゃって、本当にびっくりした。


そのまま出て行こうとしたんだけど、私はとっさに彼はきっと、仕事が決まるか
決まらないかでイライラしていて、つい思わずこんな行動に出てしまったんだと思って、
なんとか落ち着かせなくちゃと思っちゃったのね。
慌てて押さえ付けて、座らせて、落ちついてきちんと話をしようと何度も言い聞かせたの。

その場はなんとかそれで落ち着いたけど、今思えばあの時もあの後も、彼は結局きちんと
謝らなかった。
カーッとなって、ついやってしまったんだと思ったんだけど、
それが本当は一番危険なことだったんだよね。

その時は私もまだまだ幼かったし、気付けなかった。いや、見て見ないフリしただけか。
たった一度だったけど、それが彼の素の一部分だったんだ。

結婚してからはご存じの通り、それが何度も繰り返されたわけよね。
今思い返してもゾッとすることばかり。
理由もわからずイライラして、あまりにひどいこと言ったりやったりするので
こっちが怒ると、暴力で返ってくる…。
ひどい時は、もう彼が帰ってくるのが嫌で嫌で、毎日事故でも起きて
死んでくれないかと思ったほどだった。

それでも最初のうちは私もただやられてるわけじゃなかったから(笑)あれですけど、
やりかえすと倍返しになるから、すぐこっちからは手を出さなくなった。
でも決して、暴力に屈するつもりはないとだけ態度で伝えてきたつもり。
子どもの前でも平気でやるので、それだけが不安だったけどね…。

2人目の子が生まれて、仕事も安定してからはそういうこともなくなったけど、
先月のように理由も教えてくれないで鬱モードになると、すごく危険。
私も経験から、そういう時はもう触らずなるべく放っておくけど、あまり長く続くと
本当に不安だよ。
強く責めないから暴力にならないだけで、彼自身はなにも変わってないような気がして。
せめて何を悩んでいるのか、話してくれても良いのにね…。
本当に、何のための夫婦なんだろうって、悲しくなるよ。

これからもそういうことがあるたびに、根気強くこちらの思いも伝えていくつもりだけど、
どこかでやっぱり暴力に対する恐れは感じる。
言いたい事を、ストレートに言えない気がする。
このままどこか不信感をもったまま、彼と一生暮らして行くことを思うと、これでいいのかと
やっぱりすごく悩む。
私もどこかではっきりさせなきゃと思うよ。

どうなれば私は納得するか。

考えてみたけど、やぱり彼の口からきちんと、いままでの暴力のすべてに対する謝罪を聞きたい。
そして二度としないと誓って欲しい。

そんなこと、言わなくても反省しているというのなら、そんなの許せない。
私はもう、自分でもどうしようもないくらいに傷付いているよ。
心からは信頼できない。
また同じような事が、いつかあるんじゃないかと思いながら暮らしている。
どこかで遠慮している。
結婚する前のようには、本心を全部話せない。

いいところもたくさんあるけど、大好きな所もたくさんあるけど、結局彼は自分が一番
大事なのかもと思うから、お互いの幸せが自分の幸せにはならないと感じてしまう。
それって、夫婦としては致命的な気もする…。

でも、だからと言ってすぐに「もうだめだ」とはなれないんだよ。
子ども達にとっては大切なパパだし、そうであって欲しいし…。
彼だってきっと、彼なりにいろいろ考えているだろうし。

とにかくどうせ一緒にいるなら諦めないで、できるかぎりの努力はしようと思ってる。
彼が幸せになる手助けもしたいし、子どもが安心して暮らせるような家庭にしたいし、
良く変わっていけるかもと思えるうちは頑張る。

人生には良い時も悪い時もあって当たり前だよね。
1人の人間に、矛盾したいくつもの感情があるのも当たり前だよね?
彼はそれがちょっと人より極端なのだとも思う。
その分私がバランスをとって、溝を深めないようにしていれば、お互いがいつか、
かけがえのないものになるかもしれない。
そういう希望もないわけじゃない。

もし不安や不信感の方が強くなって、もうダメだと思ったら、その時は潔く切ることが
できるように、自分自身の生き方も考えなきゃと思う。
自立できる生活力があったら、もっと心に余裕をもてるかもしれない。

結局なんでも、自分次第なのかもしれないね。
どんなダメ夫でも、どんなに生活苦でも、反対に良い夫でも裕福でも、
それが良いか悪いかは自分次第なのかも。

だから、子どものために別れないとか、生活のために別れないとか言い訳してガマン
するのだけはやめようと思うよ。
いろんなことをひっくるめて、良くなろうとする努力は惜しまないでいたい。


なんだか愚痴なのか嘆きなのか言い訳なのか、わからない文章になっちゃった…(^^ゞ

不安要素を見逃してしまってここまできた私だけど、そんな生き方もあるよ。
今のところ、自分では決して不幸だと思ってない(笑)

Makoの結婚はこれからだから、できるかぎり不安のない選択をするのがいいと思う。
だけど、そればっかりでもないと思う。
もう何年も一緒に暮らしているから、充分知っていると思うけどさ。

2人の関係を良くしていこうと思う気持は、矛盾のなかにもあると思う。

私はそう信じてがんばるよ。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.05.26 03:37:46
コメントを書く
[HIBA ] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: