全21件 (21件中 1-21件目)
1
R1での試合に出たあと、あえて入れていたバイトへ行きました。京都オフは実際すごく出たかったのですが、あんまり遠距離のオフ会にガンガン参加すると、家庭内での処遇がどんどん悪化するので(笑)今回はタイミング的に遠慮することにしました。で、金欠でもあるので、指導塾のバイトへ。【4時~5時半】小学6年生の男の子指導内容「アルファベットを教えること」集中力があまり無い子で、Aからアルファベットを書かせておくと、やる気がなくなるにつれて、どんどん字が大きくなってきます...(笑)最後は紙一面にZと書きます。もう字は「適当の極み」です。「こんのやろ...」と思ったりすることもありますでも、小学六年からこんなとこに座らされて90分もわけのわからない文字を書かされるのは、確かに辛かろう。。と思い、なんとか楽しくさせてやろうとしました。しかし、遊ぶわけにはいかない...。そこで、その子が好きな「アニメキャラクター」の名前をローマ字で書かせて、その書いた名前について1分ほど喋る時間をもうけます。すると、面白いもので、結構やってくれるんですよね。GO...KU...U「悟空?若いのに...ドラゴンボール知ってるの?」「うん、再放送を見たの」「どこらへんみたの??」「なんか、ピッコロっていうのが出てたよ、緑の人」「ああ、確かに緑の人ね(笑)」「それでね、マンガもおにいちゃんが持ってるんだよ」「へ~。俺も持ってるよ~、さてと、次だ次」と、1分くらいの切れ目で話題をガッと止めます。軽く泳がせて、その後、キッパリと断つ。これが小学生という生き物の「舵取り」のコツです(笑)次のおしゃべりがしたくて、次の名前をすぐ書こうと努力します。そんなこんなで、帰る時間にはアルファベットを大分使えるようになりました。【6時~7時】中二の男の子(英語)内容 英語のテスト範囲解説彼は、一番もったいないタイプの、「実力はあるのにイージーミスが多い子」です。You areのareを「AER」って書いたときは倒れそうになりました。笑ハデに落ち込んだフリをするのが癖で、その実、全然堪えてないっていう。でも、とても世の中をわかっている子です。【7時~8時】中二の男の子(英語)内容 テスト勉強のおてつだい彼は自分がめちゃくちゃカッコイイと思っている子です(笑)ほんと、「俺はいつスターになってもおかしくない」とさえ思っています。「hironoview先生、俺サインしてあげるわ、どこがいい?電子辞書の裏?」「オマエほんと書いたら弁償な(笑)」「いらんの?将来絶対価値が出るのになあ...。」ってな会話がよくあります。そのくせ、「俺なんか...尻がいてえんだけど、これ痔なのかな?」など、スターらしくない発言も多々あり、非常に愛らしいです(笑)【8時~9時】中二の男の子(国語)内容 テスト範囲の解説彼は、「僕が眼鏡をかけてる」という点だけで、「先生、絶対ガンダム好きでしょ?」とカマをかけてくる子です。笑(眼鏡=秋葉系にでも見えているのだろうか)「先生、今日はどんなガンダムに乗ってきたの??」などと昨日も聞いてきた。昔はマジメに「自転車だっつうの」と答えていたが、もう最近はめんどくさいので「ザク」ということにしてあります。僕はブログ書いていても、日常生活でも、完全な「ツッコミ」系です。世の中に溢れている「ボケ」な要素のものが、見逃せないので、こうしてツッコんで文を書いているような人間です。こいつらはもう四六時中ボケまくります。無意識にボケます。だから、バイトはめちゃ面白いけど、めちゃ疲れます。この日の稼ぎは、しめて「福沢諭吉の半分」でした。
Nov 26, 2006
コメント(14)
雷が強くて夜中に目を覚ましてしまいました。ってか昨日、昼寝を取りまくったため、目が冴えてるっぽいです 笑だからまあ、ちょっと早いけどもう起きるか!なノリです。昨日、塾で小学生を教えていて、すんごいキレのある「返し」に出会いました。それは、「大造じいさんとがん」という作品でのこと。大造じいさんが、がんを捕えるためにタニシを田んぼにまくシーン。ふと心配になり聞きました。hiro「ねえ、タニシって何か知ってる??」生徒「ううん、でも谷繁なら知ってるよ♪」と。...。...。谷繁をまいたところで、がんは捕まえられんじゃろう。まあ...ちっこい貝から、中日のキャッチャーに話を飛ばせる上手さには非凡さを感じました(笑)なにより、くやしいけど、面白かった(笑)結局、それから5分くらい中日の話になりました。生徒の「かわし」に屈した格好になりましたねえ...。↓写真は、タニシと引き合いに出されても笑顔の中日正捕手、谷繁元信選手。
Sep 6, 2006
コメント(6)
今日の僕のバイトしている塾での英語の授業のひとコマ。hironoview(以下H)とK君の会話です。H「はい、じゃあ...この長文やってね。 これはMotherとAkiの会話です。 まず...一行目の訳は?」K「『やあ...アキ、あなたは幸せそうに見えますね』」H「お、いいじゃん。look happyだからそれでいいね。2行目は?」K「え~と『そうですか?私は次郎と来週外出するつもりです』」H「そうそう! willだから、未来の話になるんだよね。オマエできるようになってきたやん」K「任せろって!すべてを!」H「任せるわ(笑)で、次の行は?」K「『わかったわ。』...で...え~と」H「?」K「えと...さ」H「うん」K「Whereってなんだっけ?」H「おい~...任せられねえじゃん...。 でも、すぐに答えは教えないよ。推理してみ。 わからない単語がテストで出てくることもあるんだから。 この英文を最後まで読んでいろいろ可能性を考えてみ」K「『Where will you go with him?』」H「うんうん。よーく単語から考えてみ、わかるから」※この英訳はもちろん(彼とどこにいくつもりですか)ですが...彼が言った言葉が凄かった。ほんとに凄かった。じーっと英文を見て、意を決したように彼は言った。「彼と、どういう関係なの?」どこをどう読んだらそうなるんだ!!!!(笑)中三の大事なときの参考書でそんな英文でるわけない(笑)...あ~おもろかった。今日はほんと笑ったわ~(笑)
Aug 18, 2006
コメント(8)
ちょっと前だったと思うんですが、生徒が飲酒して塾きました(爆)おいおいちょっと待ってくれよ、と。中2だろう、お前、と。とんでもないやつですね。その子は「不良!!」って感じではないんですが、(酒飲んでて良いはずは無いが...)ヤンチャ坊主です。顔を真っ赤にほてらせ、どもりながら、ご来塾。「先生、テュ...テューハイってうまいね」うわ酒くさっ!!うまいねじゃないだろ、うまいねじゃ。そんな酔っ払いがね、英単語ちゃんと覚えられると思いますか?音読できると思いますか?ここは塾だぞ?!「親はどうしてんだ?!」と聞くと、彼は当たり前のように言いました。「ゲッフー、さっき飲みに行った」さすがの僕も、突っ込む気力も無くなった...(笑)神よ、親も親なのか!!
Mar 28, 2006
コメント(14)
『問題1』○×=ウミ ○☆=ウズ△=サカナ ▼×=ウメでは、『○△』では何になるでしょう?っていう問題が、僕のバイトの塾にあったんですよ。チラシの裏みたいなものに。これを中一の子と解いてみたんです。僕は全然出来なかったんですが、子供は5分かからずに解くんですよ。すごいですねえ...。日を変えて別の子ともやったんですが、その子も割にさらっ...と。えらいもんだ。そして老けたもんだw
Mar 14, 2006
コメント(34)
どこの塾のアルバイトでもそうだと思うが、2、3月は「自分の受け持っている生徒を来年も継続するか」ということを塾の室長と相談する月だ。生徒側に「来年もこの先生でいいか?」という診断がある月でもある。僕としては今、見ている生徒には愛着がわいているので当然来年も教えてあげたいと思っていた。生徒側も、2月初旬の診断で「みんな、僕でOK」という話で進みそうだった。が!僕が教えてる生徒でいっちばん頭がいい中一の男の子から「数学」の交代依頼が来ているという。僕はその生徒の「数学」と「英語」をみていて、実力テストで、英語は満点取っているような子だ。数学でも、もちろんいい点を取っている。僕は国語と英語が専門なため、数学で交代依頼が来ても確かにしかたないとは思っていたが...、別に成績的に悪い点が出ているわけではない...。「何故なんだっ!」という気持ちで理由を聞いてみると口ごもった後...専門的な人がいいうう...そう言われると...な...なにもいえんまあ...仕方ないかと思っていると、後日!!「英語」も変えてくれという話があったらしい。これも理由を聞くと...「hironoview先生だと、僕は慣れ過ぎていて、楽しくてフザけてしまうから...。先生のことを嫌いになったわけじゃないんだよ?けど、塾ではもっともっとワークとかの勉強を頑張らなきゃいけないと思うから...。」「...い...いや、どこの別れ際のカップルだよ」とでも...確かに僕は生徒と楽しむことを大事に考えていて、その「楽しく勉強をする」というスタイルは「禁欲的に、ひたすらストイックに勉強したい」という子供の希望にはちょっと外れるものかもしれない。そういう子には、そういう先生を任せたほうがいいのかもな...と、「人生初の講師交代依頼」を辛く受け止めていた。しかし昨日!!!その生徒から「来年も英語はhironoview先生で」という話があった。「どうしたんだろう」と思い、訳を聞くと、一度僕が塾を休んだ日、代理でそういう「がっちりワークをする先生」に授業をしてもらったらしいです。それが...「想像以上に雰囲気が暗かった」らしくてw「『笑って楽しく勉強する』って大事だったんですね」とその子に言われて、僕も「進度に余裕があると思うから笑いながら楽しくやってるんだよ。そんな暇ないと思ってたら、してないよ☆」と。すると「へへ~」と笑ってくれましてwそれで、昨日はいつものように「楽しい豆知識」なども含めながら授業していると「う~ん。やっぱりこれだなあ☆」と呟いてたwこの言葉、塾やってて一番うれしかった言葉かもしれない。でも、勉強をこんだけマジメに考えている生徒もいるんですね。「楽しくやっているだけではダメなんだ」と考えてるんです。感動しました。そういう子のためにもいい授業をしなくては...。
Mar 7, 2006
コメント(16)
僕がアルバイトしている塾の、中三の男の子でえらく絡んでくる子がいる。ずっと受け持っている子じゃないんだけれど、数回ゼミ的なものを受け持ったらなんか気に入られてしまったwその絡み方が「首都を当てさせる」というもの。彼、異常だろ、というほどに首都を知っている。(多分50は知ってる)僕は社会は非常に不得意で、首都なんて数えるほどしか知らないのにそうやっていじめてくる。昨日も僕が仕事終わって「さあ帰ろう☆」ってときに来た。「先生!ブルガリアの首都知ってる?」「ブルガリ...え~...しらないよ~...」というと「四択でいいから!」とホワイトボードに「A スフィア B ソフィア C モンテビデオ D モントビデオ」とか書き出してくる。この4択のうち大抵、2つは実在する。しかし、もう2つは、彼がその実在する首都をちょっと変えた名前であり、それを選ぶと笑いものになるw答えはBのソフィア。うん...まあ...そうね。普通にAって間違えましたけどね(爆)こちとら生まれてから一番自宅を離れたのは東京なの!はるかかなた、琴欧州が居たとこの首都がどことか夢にも思ってない!個人的にヨーグルト食べると腹壊すし、忌み嫌ってたよ!!w首都なんてもってのほかだしさ!とか言ってるとまた問題出されて...。「先生!スリランカの首都知ってる?」「知るかああ~」というと、また4択の問題形式で出され、「答えはCのスリジャヤ・ワルダナ・プラコッテだよ☆」解説を聞き、帰ろうとすると...「じゃあ次の問題ね...!イラクの首都は次のうち...」(...頼むから僕をおうちに帰して...)今日もその子を教えに塾行きますw
Feb 22, 2006
コメント(18)
今日も塾で3人の生徒を教えました。これで、めでたく通算授業回数が350回になりました☆いろんなことがありました。中でも、小五のある男の子はすごいです。夏はカマキリの成虫を連れてきました。でかいの何の。僕は子供の頃、虫取り少年だったので、怖いとかそういうのは全然ないんですが、箱も無く素手で持ってくるから、授業が出来ないw仕方なく、プラスチックのコップ2個を組み合わせて、フリーザの宇宙船の縦長版みたいなヤツを作ってそこに入れさせました。そうそう。彼、秋にはトノサマガエルも連れてきました。基本的に、足が6本あるお友達や、ハ虫類を中心に塾につれてくるから、困りものです。今年はどんなお友達を連れてきてくれるのか、ちょっと楽しみです。大蛇とか以外なら、楽しく迎えられそうです。目指す「授業1000回」というゴールは果てしなく遠いですが、絶対にあと2年で届かせてやるつもりです。ほんと、このバイトは金銭以外にも得るものが多い☆
Feb 3, 2006
コメント(2)
そういえば、この日は、塾の授業で小5の男の子に初めて英語を触れさせた。日本語なら、「ひらがな」から入るように、英語は「アルファベット」からである。「ABC~」と書かせてみると、子供って、案外知ってるもんなんだなと思った。小文字は全然だったけどw(まあ、当たり前か...)初めて授業する子だったので、彼が好きな(俺もね)ドラゴンボールの話をしたりして盛り上がる。スカウターについてのお話とかね。「あれ、子供のころ、紙で作ったんだよ、俺」みたいなw(どんな話題だ)そんなこんながありながら80分。でも、今のコは大変だな...。学校あった日にさらに加えて80分も授業受けなきゃならないなんて。それを辛いと思わせない、来てるだけの価値があったな、って思ってもらえるよう出来るだけ楽しく、出来るだけわかりやすく僕の知ることを教えていこうと思います。
Jan 18, 2006
コメント(0)
「紅白とか見た?」「はい~」「好きな歌手は出てた?」「はい、ふたり」「へ~、誰?」「中嶋美嘉と倖田來来です。先生の好きな歌手は出てた?」「!!...」...ちょっと迷いました。あんまり、中三とかの子って「TMRだよっ☆」て答えて「ワタシもです☆」みたいになんないだろうなあと思ってw絶対、「え、あのちっちゃいひと?」とか「え、変わった衣装の?」とか来るだろうなと。悩んだ末に、正々堂々と答えることを決意。が、前にかかってるホワイトボードにちっちゃく「T...M...R」とかいてくと...その子はっ!「ええっ...あたしあのひと衣装がきらい~w」服かよ!!服の話か!!てか西川、服すごい入れこんでるのにそこを嫌われてんのか!!wでも、聞くとやっぱり今の中学生とかの子にはTMさん、そんなに人気ないみたいですw逆に誰が人気あるのかといったら、エグザイルとかバンプとかだって。なるほど。正統派やね。いつの日か、彼女がTMRの衣装を愛する日が来ることを願ってます。ってか、どっちかと言ったら倖田來来のがもっと衣装ぶっとんでると思うんだけどねw
Jan 7, 2006
コメント(6)
昨日は「塾で女の子を教える」という、これまで何の免疫も無いことをした。今日、引き続いて2回目の授業だったわけだが、もうけっこうツッコミできるようになったwけっこう笑いをズカズカと取ってたし、「It...to~」の構文も割と上手く説明したし、個人的には良かったんじゃないのという一日wこれでもう安心。案外慣れるの速かった。なんか、また新鮮。例えば...ホワイトボードに例を書いたりするときに、絵を書いてみたりすると、喜んだりするのは、男では無かった反応だw男は大抵「それがどうしたよ、センセ。俺にも書かせろよ」みたいな顔するからねwとまあ...これまで、男ばかりを相手にしてきたのは、かなり「片面だけ」なものだったんだな、と改めて確認した。ぼちぼちと、機会あらばもう片面も行かせてもらおうかなという気持ちです。
Dec 27, 2005
コメント(6)
何をかっていうと、「塾で女の子を教える」ということです。300回以上授業してきましたが、その相手は全て青春真っ盛りの男らです。部活終わりで来たときは汗臭いことすらあります。夢も希望もない世界です(言い過ぎw)間違えてるとこにはツッコミもがっちり出来ます。男と男だからできることです。それが打って変わって!!昨日は女の子の授業をみました。はっきりいって、ちょっと緊張しました。僕は、軽い「初対面の女性への上がり症」持ちなのですwそこは5歳下のいわば娘っ子でも、同じでした。正直、緊張しましたwスタート時、わずかに手が震えましたwでも、まあ、そこそこ上手いこと授業出来たんではと思いました。(ツッコミはしませんでした)最後には笑いも取れたし、上々だと思います。こうやって、娘っ子を授業で相手にする練習を積むことで緊張を抑えることのできる人間になりたいですね。そうすることで、実生活のほうの出会いにもいい作用が現れればと思うんですが☆(そんな病的なまでのテレ方じゃないですけど)
Dec 26, 2005
コメント(4)
といってもこれはボウリングのスコアではないw僕がバイトしている指導塾での授業数だ。現在295回。あと5回。言ってしまえば、数秒だが、ホントいろいろあったな...。家を教えてと自転車で生徒5人に追走されたり(男w)、遅刻して保護者さんから室長にお叱りが来たり、学校の先生よりわかりやすいって褒められたり、生徒の毒舌を受け止めたり...そういえば、この前も生徒の毒にはキレがあった。僕は個人的にTMRが大好きなのだが、中学1年の男子生徒に「今年TMRが紅白出るって☆出るの久しぶりだし、見なよ☆」というと、彼は非常にサワヤカな表情で「よし!そうか、じゃその時間にトイレいこう!!」冷静に考えると...返し面白いな(爆)でも、どうですか、あんまりこの返しは出来ないでしょwテクニックがあるw人間と関わるのって、面白い。誰かと関わるのって、楽しいwこれからも生徒と一緒に精進していこうと思います。
Dec 16, 2005
コメント(2)
今日は腹が立った。幼い生徒はいやだ...。小五。11才。話、ほんと聞かない。授業であった会話を再現VTRで紹介しよう。【これは、マンツーマン授業の開始時、なかなか教材を出さず、授業で使うホワイトボードに絵を描いている小五の生徒と、わたくし、hironoview先生のやりとりである】俺「さ、教科書だそうか」生徒「...うん」(黙々と絵を描き続ける)数秒後俺「教科書ね、出そうね」生徒「...うん..」(ただただ、カマキリを描き続ける)数秒後俺「さ、はい、出して」生徒「...うん...」(カマキリに剣を持たせる箇所にさしかかる)俺「出そうね、教科書」生徒「...うん...」(カマキリに盾を持たせるとこを描いてる)優しい俺もさすがに腹が立ってくる。ここで...俺「...お前...今、俺なんつった??」生徒(はっと顔を上げて)「...教科書を出してって...」俺「はい、出して」生徒「...うん...」(カマキリの戦う相手の虫を描き始める)ちょっとさ...粉砕していーい?この子の授業が一番疲れる...。
Dec 2, 2005
コメント(4)
個人塾では、同じ学校で、同じ学年の生徒でも、教え方が大きく変わってくる。その生徒の性格や趣味に始まり、集中力がどれくらい持つかとか、打たれづよさなど、いろいろなことが考慮され、授業形態を変える。今面白いのは、「ゲームが大好きな中一の男の子」への授業。普通にやってると、15分で飽きてしまう。疲れて集中力も切れ気味になる。ここで考えだしたのが、「遊戯王スタイル」w授業開始時に2000というライフポイントを与え、宿題、訳、などの僕の問いかけに答えられなければ一問につき100ポイントマイナスに。これが0になると、宿題が1.5倍。体力が残ると、宿題は0・8倍。すなわち、軽く減る。そういう決まりを作ると、これが面白いぐらい集中する!w「せ、先生、まだダメージは食らわせないでよお!」と、世界観にのめりこみまくってくれる。ちなみに...まだ一度もライフを0にさせたことはない。0になりそうになったら、ちょっと手加減をしてあげることにしているwここで0にして宿題を増やすことが目的ではないのだ。僕の求めるものはただひとつ。授業に聞き入る、その瞳だけである。
Nov 30, 2005
コメント(2)
昨日の日記に書いた「子供あなどるべからず」の続編日記。衝撃の「微量のインフルエンザウイルスを発言」にめげず、新たに違う二人に同じ質問を投げかけた。一人は中一、もう一人は小五である。これならきっと一人は「ええ~っ、予防注射って、菌を体に打つことだったの??」という、期待の答えを返してくれると信じた。そして、祈った。まず中一だ。「インフルエンザの予防注射って何を打ってるかしってる?」「あ、はい、菌です」...負けた...あっさり「菌です」ってw常識なのか??中三まで知らなかった俺はなんなんだwもう最後だ。小五に賭けた。「こいつなら、このガキンチョなら...」と大人気なくも聞いた。心なしか緊張が走る。「イ...インフルエンザの予防注射って、何を打ってるかしってる?」「うん、それ、血清の話でしょ?」はい、もう知ってるムードばりばりだあ!!w彼は続ける。「馬にね、少量のヘビの毒を注射するとね、その馬の血液を、ヘビの毒に免疫がある血液にする事が出来るんだよ。そういう実験があったんだって。それの人間版てとこじゃないですか?」イヤ...「あった」んですか?こっちが....知りませんでした...。知らなくて...ごめんなさいw子供...マジであなどるべから....てかお前普通の小五じゃねーだろう!!例外だ、例外!!w
Nov 25, 2005
コメント(2)
僕はインフルエンザの予防注射というものが「インフルエンザのウイルスを軽く打ち込むこと」だと中三になるまで知らず、初めて聞いたときめちゃめちゃ驚いた覚えがあった。「そんな危ないもん打たれてたの?!!」と。ショックだった。カラダに打たれたのはほかならぬ菌だったのかと知ったときには...。で、この前。僕が指導塾で中学1年生を教えているとき「今年はインフルエンザがすごいらしい」という話題になったので「ちょうどいいや、それをコイツにも教えてやろう」と思った。コイツ驚くぞ~、信用していたのは菌だった、なんて☆だが、洗礼はいつか受けるもの。くらえい!!と話を始めた。「予防接種って、あれ、何を打ってるか知ってる?」普通に言っても面白くない。問題形式だwするとソイツは...「え、微量のインフルエンザウイルスでしょ?」ちょ....知ってんのかよ!!!!しかも難しい言葉知ってやがる、微量って...。子供ってなめちゃいけないですね。
Nov 24, 2005
コメント(0)
塾で教えていると、生徒が僕の歳を聞く事がよくある。ウチの塾は、働くにあたって年齢や出身高校を話してはいけない規則があるのでいつも「見たまんまだよ」とか「それは言えん!」とかってその問いかけをかわし続けなくてはならない。が、隠されるとなおさら知りたくなるのが人間だ。生徒は、何とか歳を聞きだそうと、言葉巧みに誘導してくるw「何歳??」に始まり「昭和何年生まれ??」や「干支は何??」だったり「ポケモンやった世代?」とか「今から何年くらい前に高校卒業した??」とか「大学は楽しい?」など(これが危なかったw)いろいろな会話に罠を張ってくる(お前ら勉強をしろ勉強を)で最近、ある中学1年の男の子が「彼女いない暦何年?」とか聞いてきた。そこでふと思った。「考えてみたら...コイツ...この質問で俺の歳を聞きだせると思ってんな?!なめやがってw俺だって付き合ったことくらいあるわっ」と。はっきり「1年半かなあ」と答えたらその子は目をまんまるくして「破局したの?!」とw...なんか小さい子って面白いなといつも思うw
Nov 8, 2005
コメント(2)
去年の10月。某指導塾で働き始めるにあたって、ひとつの目標を掲げた。それは「1000回授業をする」ということだ。1000って数字はキリのいい数字だ。1000という数字を積み上げることで形になったり認められたりすることは、たくさんある。野球だって「1000本安打」で表彰される。一流の証だ。ピアノでも、思い通りに弾けるようになるまでにかかる時間がおよそ1000時間だと言われている。お札だって1000円からだw1000積み上げたら、ある程度は誰からも認められるしまず、第一に自分に自信が持てる。半ばこじつけのように自分を鼓舞して始まった企画だが、ただいま252回。1000までの道はなかなかに険しい。授業ごとにつけてきたノートもはや2冊目。生徒に教えたことや、教わったことを書き連ねてきた。...実際、書くこともなくなりつつあるw「授業とは一回一回が違うものだ」とは言いながらそうは変わり映えがないのがホントのトコだ。でも、書き続けるつもりだ。中学、高校と部活を途中でやめてしまった僕には何かをやり遂げることの経験が乏しい。男一人の美術部がいづらくなったり、尊敬する顧問の先生が変わって卓球をやめたり...。1000回やったら、やっと「やり遂げられる人間」になれる気がするのだ。
Nov 7, 2005
コメント(0)
先日、塾の講師仲間でカラオケに行くことがあった。そこには、皆をまとめる教室長の姿もあった(というか企画者)室長は以前、授業後にしていた雑談で「オレB’Z歌うんやて、原曲でガーって歌うんやて」と公言していた。「原曲でB’Zを歌う」言葉にすればほんの数秒だが、これはかなりの試練である。ご存知の通り、VOCAL稲葉の高音発声能力はケタはずれだ。一般人男性で地声が高くもなく低くもない人だとだいたい「高いファ」を越えたくらいで発声が困難になる。専門用語だと「mid2F」である。稲葉は、なんと「高い、もうひとつ高いレ」までは発声可能だということを確認済み。言うところの「HiD」である。(まあ稲葉はミドルボイスを使っているから地声で...ってワケではないけれど)そんな稲葉の歌う曲をなんの特殊訓練も受けていない、そこらのいち塾長が「原曲で歌える」と言い張る。僕は、正直「ない」と思った。あっても、ノドを絞りまくってだす高音だと思っていた。しかし室長は自信満々である。「え、あのくらいイケるやら?」この表情を映像でお届けできないのがつらい。それならば、と、「いつかカラオケ行くとき『ギリギリchop』歌ってくださいよ」と頼んだ。『ギリギリchop』といえば、まさにそのHiDが出てくるB’Zのバリバリのロックソングである。これが歌えたら本当にスゴイ。室長は「ん、え~よ」とあっさり即答。そしてカラオケ会、当日がやってきた。序盤、聞き手に回っていた室長だが、皆のリクエストもあり、中盤ごろ、ついに動いた!すばやくリモコンで送信したのは約束の『ギリギリchop』!!さあ~真実を見分ける時が来た!真か!偽か!Aメロ、Bメロの音階はそう高くないこの曲、期待感も相まって、サビまでが非常に長く感じられた。そしてついにサビ突入!『ギリギリ~!ガッケ~の上をゆくよ~おおに!!!』うわっ!出とるよ!!!!驚愕した。締め付けたようなノド声ではない、迫力のVOICEが空気を突き破った。壮絶だった。そのHiDがちゃんと出ていた...。歌の訓練をしたことはないということで、多少音階は外れたりもあったがすごくかっこいいミドルボイスの使い手だった。もう「疑ってすいません」平謝りだ。正座です。そんな室長、最近体重が102キロになったので減量を始めたそうだ。いやあ...いろいろなことが並外れていて実に素敵だと思う。
Oct 25, 2005
コメント(0)
というわけで、新しいカテゴリを作ってしまった。僕はとある個別指導塾の講師をしていて、毎日いろいろな考えさせられることがある。それを書いてみようかなといった次第である。ボイストレーニングという項目がここにあったのだが、ふと「そんなもん書いて誰が喜ぶんだ」と思い、こういった方向性に切り替えてみた。第一回のテーマは、「根っから無口な子供なんていない」だ。僕は、この仕事を始めて二年目になるがいろいろな生徒を見てきた。(残念ながら全て男だが)どういう加減か、無口な生徒を担当する機会が多い。中には、初対面でほとんど口を開かない子や、投げかけた話に対してうなずくこともしない子さえいた。無口な生徒は、口が達者な生徒に比べて、会話への反応も小さめで、どうしても授業中に手ごたえを得ることが少なくなりがちだ。だが、彼らは、一度集中するとなかなか持続力があったり、宿題も毎回きっちりやってきたりと、言葉にはしなくともしっかり「燃えて」いるのを感じさせることもある。とはいうもののやはり、こちら側としたら少しだけでもその感情を表に出してほしいと思ってしまう。ひとりひとりに個性はあると知りながら、それは、願わずにはいられないことだ。「強引にではなく、徐々にそうなるように...」そんな導き方を、最近は少しづつ掴みつつある。一番のポイントだと思うのは、なんでもいいから「生徒に声を出させること」だ。もちろん、本来ならここは「自分の意見をいわせる」としたい。が、これはさすがにハードルが高いw大げさに言えばそれは、胸のうちを吐き出すことだから。まずは内容はなんだっていい。だが、雑談ではお金が取れないwそこで、手段は「教科書を声に出して読ませること」に落ち着いた。例えば、英語だったら、まず、教科書の英文を一行だけ声に出して読んでもらい、そのあとそれを訳してもらう。これを毎回の授業のたびに10分くらいやってもらう。こうすることで、生徒は、不思議な感覚を覚えているはず。それが自分の意見でないにしろ、「先生より、無口な俺の方が喋ってるじゃん!」というような。これが、あとあとに効いてくる。ちょっとずつ、個人的な話も出来るようになってくる。そうこうしながら、笑顔が見えるようになってくる。生徒が笑えば、僕も楽しい。いい授業ができる。たまに、作戦が効きすぎて、ほっといてもしゃべるようになる子もいる。そうなったら、逆に「喋らなくさせる作戦」が要るくらいでwイヤ、それは冗談だなあ...。どんなことでもいいから、やっぱり喋ってもらいたいものだ。いつだったか、それまでほとんど喋ってくれなかった生徒が、ある日「ドラえもんの声...変わりましたね...」って言ってくれたときは、何だか涙が出そうになったwこんなことがあるから、僕はやっぱり「根っから無口な人間なんていない」と思うのである。
Oct 8, 2005
コメント(0)
全21件 (21件中 1-21件目)
1