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この前の日曜はバンド練習の日でした。来たる1月17日の大学でのライブに向けて曲決めやらパートの相談を行いました。それはそれで有意義だったのですが、その中のメンバーの子に、ちょうど一週間後に誕生日を迎える子が居たので、「サプライズ誕生会」をしかけました。これがまた面白かった。誕生日っつーもんは、普通に祝われてももちろん嬉しいことではありますが、サプライズという形態にこそ、真なる楽しみを見出せるのではと思われます。ということで。7人いるメンバーのうちの2人がカラオケにて嘘のケンカをすることにしました。稀代の役者hironoviewとその友人Nです。ちなみにロビンは、それを見て「もうほっとこうね」っていう役。で、ケンカがひどくなって収拾がつかなくなると。そのあとに、夢は待っていた!!みたいな。そんなシナリオを描きました。以下のとおり。カラオケの曲間、Nがふと思い出し、言う。N「オマエ、そういやあ、あの話どうなった?」H「あの話って...?」N「あれだよ、あれ」H「あれ...って、もしかして先週の??」N「そう、それ」H「ちょ...その話...は...よせよ」N「いいじゃん、みんなにも聞いてもらおうぜ」H「オマエちょっと、これはほんとやめてね」N「なんでだよ」H「社会的にそれはやめてくれ。 人にはね、知られたくない話くらいあるんだよ」N「そんなん知らね~よ」H「社会で生きるっていうことはね、他人とのかんけ...」N「うるせえよ、言うぞ」H「オマエさあ...。 俺だってオマエに言いたい話くらいあるんだぞ?」N「...は?何がだよ」H「だから、オマエと一緒で、俺にもいいたいことはあるの」N「言ってみろよ」H「いや、だから、あっても言わないの。 それが、他人の気持ちをかんがえ...」N「いや、いいから言えよ!!」H「言うタイミングってもんがあるんだよ」N「今いえよ!!!」H「だから言うにはまだ早いんだって!!」N「言えっつってんだよ!!言うべきなら今日言えよ!!」下を向いて呼吸を整える。H「...わかったわ。言うわ」数秒の沈黙。そして静寂を破り、ギターのタカ君が急にCのコードを鳴らす。ぼろろおん。この音を引き金に、全員が誕生日のMちゃんのほうを向く。下を向いていたhironoviewが顔を上げて歌う。H「ハ~ッピバ~スデ~イ トゥ~ユ~♪」ケンカしてたはずのNも満面の笑みで歌う。N「ハ~ッピバ~スデ~イ トゥ~ユ~♪」さらに脇で心配そうな顔で見ていたみんな笑顔で歌う!N嬢「ハッピーバースデーディーア...♪」そしてロビンらも加わり全員で「Mちゃ~ん♪」ハモリ上下に分かれて全員『ハ~ッピバ~スデ~イ トゥ~ユ~♪』と歌いきり、プレゼントをガンガン投与。構想はこんな感じでした。で、みなさんにこれをメールして伝え、嘘の劇の練習。僕とNなどは前日、夜のドライブを敢行。車内にて、この会話の練習をしまくりました。「オマエさあ..」「言えよ!言ってみろよ!!」飛び交う罵声。盗聴でもされてたら、こいつら、どんだけ仲が悪い奴らだ、と思われかねないだろう。しかし、私達は演技に没頭だ。「明日は俺ら、レッドカーペット歩こうぜ」と熱い言葉を交わし、別れた。ばっちりプレゼントも買い、当日を迎えた。予定通りカラオケに入り、その子をねらいどおりの位置に座らせることにも成功。タイミングを見計らい、作戦開始。暗記したとおり、小芝居は進む。念入りに聴くと、硬さの存在は否めないが、ちょっとほんもののケンカっぽくはある!!!(自画自賛)みんなも、イイ感じで「なんだ?なんだ?」的空気を作る。で、予定通りの劇のあと、静寂。そしてギターでの「ぼろろーん」が入った!!驚くMちゃん。ハッピバースデーイトゥーユーがみんなで歌われる☆ここでMちゃんが予想外の!!驚きの行動に出た!!あれれれ?!Mちゃんもハッピバースデイを歌ってる?!(笑)後で「なんで??」って聞いたら「誰が誕生日なのかな?と思ってとりあえず歌った」と。「最後、自分の名前が出てきてびっくりした」と。(おまえどんだけ天然だ!っていう)そのショックもあったのか、最後の最後で、ハモる部分、全員が上パートを歌うという大誤算が発生、ハーモニーはめちゃくちゃになった。それはそれは暖かい不協和音が流れました。みんな爆笑でした。仕方なく、もっかい歌いなおしました。すんごい不恰好なものになったけど、みんな幸せそうだった。ほんといい友達を持ったなと、なんだかすごく嬉しい日でした。ちなみにプレゼントはロビンが一番おしゃれなものを買ってきて、その子と現在、軽くいい雰囲気です。さすがペテン師ボウラー。睡眠不足でも押さえるところは押さえやがる。
Dec 8, 2006
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ヒトシロビンソンほか1名と昨年から組んでいる音楽バンドスプリットですが、今日ライブがありました☆ボウリングのスプリットと同じように、少し「離れた」音楽性をもっている三人がレーン上のピンのように同じステージに上がっていることから僕たちはこの名前で活動しているわけですが、今回が第二回目のライブでした。基本的にはhironoviewがVOCALで、ヒトシロビンソンがPIANOとタンバリン。そしてもう一人のタカ君がguitarとハモリです。うちのサークルは僕が部長をやっていて、発足者も僕ですので部員が5人しかいません 笑ゆえに、3人組の僕らと残りの2人デュオの2チームのみで発表するとなると1時間30分も時間を使えないのです。ので、一人一曲ソロ部門があります。僕はギターでラルクの「STAY AWAY」を歌いました。なんか、みんなソロは方向性がむちゃくちゃで笑えました 笑バンドとしては、今日は初夏をイメージするような明るいとこを中心に5曲やりました☆1.南風(レミオロメン)2.月曜日の週末(ゆず)3.vestige-ヴェスティージ-(TMR)4.CANDY(ミスチル)5.サヨナラバス(ゆず)...と思ったら、そんなに夏関係してなかった。1、2曲目はいい感じで行きました☆ロビンは3曲目でピアノライブ初披露だったんですが、「オマエは鍵盤恐怖症か」というほど、緊張で手が震えてて、まともに演奏できない状況だった!!!!まさかここまでアガル人だとは!!...でもまあ...なんとかなんとか...大目に見て曲になったって感じでした 笑4曲目ではロビン自身がヴォーカルになる変り種の曲でまあまあ...うまいことやってくれました。歌はそんなに緊張してないみたいでした。で...5曲目。サヨナラバスよ~どうか~来ないで~くれないかやっぱ~りキミが~好きなんだ~ってな歌詞でかなりのヒットを飛ばしたゆずの曲ですが。歌詞がぶっとびましたなんていうか、サビ自体が半分無かったに等しい 笑ほんとごめんなさい笑「あ~...ついに最後の曲や!」って思ってたら真っ白!いわば「脳内はおろしたてのコピー用紙の束」!!まっしろけっけでした。そこにデータはなかった。笑いい経験になりました。笑でも、いい話も...。お客さんとして、高校時代の友達の女の子を呼んでいたんですが、そのコが大学の友達を連れてきて2人で見てたんです。で、ライブ後。「私達もこのサークル入れます??」って。ちょっ、え、嘘、入るんかい!!しかも...「スプリットに入れますか??」と!ええ~!!今のくだけっぷり見てていいと思ったの??!!笑そのコが歌が上手いのは高校時代から知ってるけど、その友達もなんと小さいころからフルート吹いてるそうな!!しかも、「もう一人、今いないコで入るかもしれないコがいるんです」って。新生スプリットは女の子3ピン加わって6ピン体勢になるかもしれません...☆6本のスプリットなんて、そうそうないですねえ...。
Jul 12, 2006
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さて、5月にわがアン・プラグドはライブするっぽいです。てかやらなかんだろ、さすがに。春の陽気に乗じて、他のサークルは、「がっしがっし」と新入部員をGETしていく中、全くと言っていいほど私達のアンプラグドは動きがない。やる気がないのかといえばそうではないんだが、みんな腰が重たい人ばかりである。おじいちゃんかと。(これを「やる気がない」っていうのかもな)てわけで、5月くらいにガツンと、それでいてひっそりと。ライブしようと思います。今回も出演アーティストは二組です。あーそうさそうさ、そんだけしか居ないんだもん(爆)宇宙企画のお二人は何やるか知らないけど、僕ら「スプリッツ」の曲は微妙には決まりつつあります。まず、レミオロメン「南風」これメンバーに、まだ言ってないけどw前回のライブは、なんか葬式と肩を並べるくらい暗かったので、アップテンポのグイグイ行く曲を入れたい。アンプラグドだからって、暗くしない方法はいくらでもある!多分ヒトシロビンにはタンバリンをバキバキ叩いてもらって、明るくいこーぜって感じにしてもらう予定。タカにはギターをザカザカ弾いてもらえば問題なし。NTには普通にベースか...それともハモリか。次に、TMR「vestige-ヴェスティージ-」去年リリースの渾身のパワーバラード。ヒトシロビンソンが去年の夏からピアノ練習してるけど、未だに完成していない難易度の高い楽曲!(ただの怠慢じゃねえのか)ヴォーカルの僕としても、声区チェンジが必要となる「hiA#」が随所に登場する。去年の夏くらいは全然ダメだったが、今なら、少しは聴けるはず。ボイトレ頑張ってんだよ、地味に。さらに、コブクロ「轍-わだち-」ロビンがボーカルを取る曲ですね。彼の良くない癖「しゃくりあげ」が、この曲だと割と出ないことから、前回ボーカルとして起用したが、今回も変わり映えなく歌ってもらおうかなあ...。あとは...ゆず「いつか」これも前回と同じだけど...仕方ないか。ライブの最後がこの曲だとすごく安定感があるんだよな。あ、いや...。でも...雪が降る季節じゃない...からダメか...。じゃあ、何をフィナーレにもってくるんだろう。ミスチルの「sign」あたりも考えたいけど、ロビンはもうピアノ新しい曲を触らないほうがいい。まあ...ラストはまた考えるか。バラードで優しく終わりたいな。...ミスチルの「花」くらいかな?僕のソロはどうしようかな。「OVER THE RAINBOW」は、絶対やる。あと...ビリージョエルの「HONESTY」くらいギターで弾くかな。余裕があれば自作曲をひとつ出してもいいかも。なんかちょっとばかし楽しみやないの☆☆☆
Apr 12, 2006
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嗚呼。結束することというのは、何故こんなにも素晴らしいことなんでしょうか。チームスポーツをしたことの無い僕は互いを励ましあい、ひとつのゴールを目指すということを昨日、初めてした気がします。3月19日に、高校時代の卓球部での同窓会があり、僕もそれに参加してきました。その2次会として、カラオケでオールナイトをすることになりました。参加者は僕を含めて5人。個人的には、人生2度目のオールです。僕たちが入店したのは、夜の12時30分。オールですと、朝の8時まで歌う権利があるそうです。歌い始める前に、ひとつ決めごとをすることにしました。それは...「100曲歌うこと」である。ん、そのくらい簡単さ!頑張ろうぜ!と僕らは意気込んでいたのだが...。それから僕たちの体に何が起こるか、知る由もなかった。さて、まず、このメンバー紹介。I。同級生。この会の発案者。持ち歌...grobeなど。G君。一個下。持ち歌...ユーミン、ジブリなど。hyde君。一個下。持ち歌...特になし。hiroya君。一個下。持ち歌...パンクロック全般。hironoview。わたし。持ち歌...TMR、洋楽などなど。さあ、スタートである。ちなみに☆がついているのが、僕が歌った曲である。1 帰ってきたウルトラマン2 blurry eyes☆3 UNDER YOUR SKY4 Heart of sword☆5 粉雪6 キューティーハニー7 You give love a bad8 Honesty☆9 can't stop fall in love10 車輪の唄いきなり「帰ってきたウルトラマン」という、すぎやまこういちの素晴らしいメロディーセンスが光る楽曲が炸裂。僕は前半ということで、ラルクやTM、ビリージョエルなど、自分の好きなアーティストを歌ってみる。参加者5人全員が男ということで、キューティーハニーがまったく色気のない曲になった。8で僕が歌った「Honesty」には「金が取れる!500円は取れる!」などという暖かい声援が。11 恋することしか出来ないみたいに12 ジョバイロ☆13 TRAIN TRAIN14 someday15 あなたは知らない16 winter again17 夏色18 残酷な天使のテーゼ19 killing Me20 lies and truth☆予想外の展開。hyde君が、ヘビースモーカーだということが判明。ものすごいペースで狭い部屋をニコチンカラーに染め上げていく。残る、僕ら4人はタバコを吸わないので、煙を出来るだけ遠ざけようと、歌の本で扇ぎ続けることを余儀なくされ、体力を低下させられる。21 ツバサ22 ミュージックアワー23 鳥の詩24 いつかのメリークリスマス25 あしたのジョー☆26 ルージュの伝言27 世界のほんの片隅から28 やさしさに包まれたなら29 ウルトラマンレオ☆30 修羅場hiroya君が後のことを考えないような、ハイテンポでナイスな選曲をし曲数を稼いでいくが、メンバーはもうすでにかなり疲労している。時計の針は2時くらいになってきている。僕は、アニメなど、出来るだけ声を抑えた曲で数を稼ぐことを決意。しかし、あしたのジョーで丹下団平ばりに「ジョオオー」と叫び逆に体力を激減させる。31 太陽は罪な奴32 終わらない歌33 judgement34 ドナドナ☆35 君という花36 EZ DO dance37 アゲハ蝶38 君が代☆39 ひこうき雲40 peach!!「体力を出来るだけ温存させるための曲」を歌い続ける僕!31~40でも「ドナドナ」と「君が代」という、最強の省エネ曲をコンビで放出。しかし、みんなはひたすらストイックに「EZ DO dance」などのハジケ系の曲でノリノリである。この時点で3時は過ぎていた。41 ブラックアウト42 over the rainbow☆43 way of difference44 卒業写真45 I could be the one46 ココロオドル47 imagine☆48 Grateful Days49 AM11:0050 仰げば尊とし☆オーバーザレインボウを、必要以上にビブラートをかけて、まったり歌うと、本日二回目の「金取れるコールが」しかし、疲労とタバコの煙はすこしずつ体を蝕んでいく。途中、hiroya君が「ココロオドル」という、5曲分くらい体力を使う最悪の選曲のラップを歌い、死にかける。僕は「仰げば尊とし」で、体力の温存をはかる。さあ、中間地点だ!この時点で手元の時計では4時を回っている!51 is this love?52 桜坂53 ダンデライオン54 マジンガーZ☆55 本能56 プラネタリウム57 花58 とってもウマナミ☆59 ゴキゲン鳥60 ファンタスティポもう、みんなの頭がかなり悪くなってきた。IQにすると半分以下になってきたと思う。寝てないということは、こんなに辛いことなのか。僕も、短い歌を歌うことしか考えていない。しかし、マジンガーZでは水木一郎ばりのシャウトでやはり体力激減。終いには「みどりのマキバオー」エンディングまで登場する選曲。61 タッチ62 青春アミーゴ63 ウルトラマンA☆64 愛する花65 残酷な天使のテーゼ(リミックス)66 together67 genesist of next68 ラララ69 o'ver70 step youああもうやめたい、ほんとうに帰りたい。この時間帯はそれしか考えていない。証拠に、ウルトラマンAしか歌ってない(爆)子供の頃、好きだったからなあ...。64~70までの間はもう、仮眠を取るしかなかった。しかし、意識は一度も飛ばず。体力も戻らない。71 tomorrow never knows72 泣けない夜も泣かない朝も73 シルビア☆74 さくらんぼ75 金魚花火76 It takes Two77 ウルトラマンのうた☆78 confused memories79 wish80 ウルトラセブンのうた☆しかし、それでも少し休むと体力は戻る。人間は強い生き物だ。最近覚えた、ジャンヌダルクのシルビアを初め、歴代ウルトラマンを次々に呼ぶ!wこれが一番曲数を稼ぐにはいいということが、僕らの心には一致。全員でセブンを合唱。81 ウルトラマンタロウ82 ホルモン83 小さな恋のうた84 crazy85 INVOKE☆86 あなたに87 やさしいキスをして88 愛のバクダン☆89 琉球愛歌90 ほうき星少しずつ、ゴールが見えてくる。もう、外は完全に陽の光が差している。ウルトラマンタロウを友人に託し、睡眠をとったあと、INVOKEと愛のバクダンというハイキーの曲で最後ガンガンに攻める。スロットルは全開だ!!頑張れ、みんなもう寝たくて仕方ない表情だ。僕も、手首など、関節が痛くなってくる。91 ロコローション92 ignited☆93 愛のかたまり94 大切なもの95 ウミ☆96 is this love?97 硝子の少年98 Departunes99 愛をとりもどせ!☆さあ...あと10曲だ!!僕らの夢が形になる...。各人が各人を励ましあっていた...。それはさながら、丸山弁護士が、娘さんに寄り添われて、ゴールを目指す姿のようだった。「短い曲を」ということで、キーをひとつ下げてignitedを歌い、「う~み~は~広い~な」と史上最強に楽な曲も、95曲目に手際よくインサート。最後はクリスタルキング「北斗の拳」の主題歌「愛をとりもどせ!」で、デュエット熱唱。もうヤケ気味である...。そして...そして...ついにこの瞬間が...。100 世界にひとつだけの花最後を飾るのは、この曲しか、ない。キミは中居くん、僕は吾郎ちゃんなどと、和気あいあいにマイクを渡す元気など、僕らにはない。淡々と、しかし、果てしない喜びを胸に、一人が1パートごとを歌う...。「青春とは、徒労のかたまり」だと、Iは言った。本当にその通りである。疑う余地もない。しかし...その裏側で「意味のない徒労」など有りはしないと私は思った。僕たちは...誰よりも最高な...朝日を迎えたのだ...。一晩で100曲歌い切る伝説、達成。帰ってから、全員が、泥のように眠ったのは言うまでもない...。
Mar 20, 2006
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僕は今でこそ、エレキ楽器を一切排除するという「アンプラグド」スタイルで音楽をさせてもらっていますが、昔はロックバンドをしていました。僕は大学入学当初、「バンドをやってみたいな」という興味をぼ~んやりともったまま、生活していました。しかし、仲間も居ない大学で、単身、音楽サークルに乗り込んでいくのは少々気が引けました。5月、6月になり、音楽を好む友達が少しづつ増えるにつれ、「そろそろやってみるかな?」という空気は出てきましたが、誰も「決め手となる一声」を発する者がなくそのまま9月になってしまいました。しかし、「このままではせっかくの大学生活もつまらない。やりたいことがあるなら、ガンガンやらなくては!」と友達2人を連れ立って、ある音楽サークルに入部しました。そこは「軽音学部」ではありません。何故軽音楽部ではなく、そこを選んだかというと、「友達とバンドを組める」という利があったからです。変わってるなと思うんですが、軽音学部などは、入ると友人は、ちりぢりにされてしまうわけです。つまり、分かれてバンドを組む形となるのです。これではさすがに不安だなと僕は、友人とくっついて活動が出来るサークルを選んだのです。しかし、入ってみて一週間して、思いました。心から、思いました。しまったと。そこは「ハード・コア」という形態の、「絶叫的で破壊的な洋楽」を奏でるサークルだったのです。こうやって書くと、「お前、何を考えてんだ、何でよく見ないの」と思われるかもしれませんが、サークル名にはそんなこと一切書いてないんです。活動内容には「ノンジャンルです」と書いてあるし、僕はそれを信じたのです。しかし、先輩がスタジオから発する音は、どのバンドのそれも、この世のものとは思えない、まさに悪魔の叫びといえる殺戮のメロディーだったのです。その音に、歌詞はありません。あったかもしれませんが、聞き取れた単語は、その部を辞めることになる翌年2月までついに、ひとつとしてありませんでした。僕は、バンドを組んだら、ミスチルやサザンなどの、サワヤカなジャパンポップスを歌い上げる気でいました。しかし...。その部の空気はそれを許すものではありませんでしたむしろ、「貴様らはどうやってトガってくんだ??」そんな空気がありました。僕たちは、大いなる緊張のすえ、出来るだけトガって見せようとしました。そんな自分は心にも居ないのに、ライブでは「ブルーハーツ」を声高に歌いあげました。「役立たずと罵られて」「最低と人に言われて」そんな歌詞を連呼し、自分を不良に仕立て上げてみせたり、ダークなビジュアルバンド「Buck-Tick」の「残骸」というポップのかけらもない殺戮曲のギターフレーズを必死で覚えたりしました。みなさん...。「残骸」ですよ。「残骸」何度も言いますが、僕が歌いたいのはミスチルやサザンの「ほろにがい愛」なんですwそれがなんでしょう...なんなんでしょう。「果てしない闇の向こうにOH OH 手を伸ばそう」だとか「砂に書いた名前消して、波はどこへ帰るのか」そんなキラめいた歌詞を歌いたかった...。しかし、現実は非情だった。僕が歌っていた歌詞は「残骸が...残像が...残酷に燃える。俺はもう夢見ない。明日が来ることを」ですよ?ありえないほどのダークネスです。一体、どこでどう道を間違ってこうなってしまったのか。「あれっ沖縄目指してたら北極来ちゃったよ」級の間違い方です。果てしない程の心的ダメージです。あの頃の僕は、もう毎日が辛かった。「ああ..心にもないことを歌うのって、こんなに辛いんだ」って思いました。「やめよう、やめよう」と思いながらも仲間から「お前いいボーカルだから続けろよ」とかなんか言われ何ヶ月も引き止められ、最後はメンバーと言葉を交わすことさえイヤになりながらも、活動しました。そう。案外、仲間はその部に順応してたんですw皮肉なものですよw僕は外に出してもらえなかったんですね。2月のライブが終わったあと、部長に「辞めます」とだけ言い、そのサークルを去りました。初めてのバンド活動は、僕にとってほろ苦いものだったのです。
Mar 1, 2006
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ひさびさ。新曲できた。1ヶ月前からギターでぽろぽろと音出して、詞書いて、ぼちぼちと作ってたんですが、やっと完成。タイトルは...「今日と明日の真ん中で」うん...やぼったいね。じつに..、うん。野暮ったい感じがするね。まあ、そう感じていただければOKです。それが狙いなわけです。こう中学生やら、高校生のころ、好きな子のこと考えて寝れなくなるようなことってあるもんじゃないですか。で、夜12時も回ってしまい、「今日なのか明日なのか」が曖昧な時間帯になるわけです。こう..「明日遊ぼうぜ、あ...、まあ明日っつっても..もう今日か」っていうような。そういう「捉えにくい時間」の中へと迷い込んでいく、幼き恋するハートを表現した楽曲に仕上げましたwまだ純粋な感じのねwまあそんな感じ。ポップで明るい感じにしたので、ライブでやってみてもいいかなあ...と。ヒトシロビンにはタンバリン叩かせて。タイトル迷ってるんだよなあ...午前三時の恋心とかも、ちょっといいけど(いいのか)野暮ったすぎる...とか思ったりwコミックバンドじゃないんでねw春はあと2曲くらい出来るといいなあ。
Feb 12, 2006
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うちのバンドにベースで加入する予定のベースを未だ持たぬ友人「NT」が、今日ベースを買った。新古品で15000円のを買ったのだが、なかなか素敵な形状をしていらっしゃる。僕が昔ベースを始めようかなと思って買った教則本を彼にあげた。有効利用してくれるといいなあ。ベースが加入することで、うちのバンドは音がすこし厚くなる。楽しみ。心地いい音楽を目指して頑張ろう☆ただ、実質的な「アンプラグド」からは確実に遠ざかりつつあるwプラグ、余裕で繋いじゃってるしねwもういいや。気にしない、気にしない。
Feb 2, 2006
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うちのサークルも例にもれず、多分新入生を歓迎するライブをすると思います。まだ曲をどうするかとかははっきり決まってませんが、前回ヒトシロビンソンの責任で断念した「sign」「vestige-ヴェスティージ-」を今度こそしたい!とロビンが強く希望しています。彼、律儀にも、もう一度ピアノを習いに行き始めたらしいんですよwてか、いきなり押しかけられて「vestige-ヴェスティージ-」を教えてくれ!!って言われる先生もかわいそうだなと思うけどwあと曲の候補としてはラルクの「lies and truth」のアンプラグドバージョンアレンジも考えてるけれど、あんまり無理させるとまたロビンは本番に間に合わなくてタンバリンになるしwそれどころか、ベースのNTはまだベース持ってないし...!!ぼちぼちやりたいなと思います。最悪、前回やった「BOARDING」や「いつか」や「轍-わだち-」も入るかもなと。
Feb 2, 2006
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うちのバンド「SPLIT」に新メンバーの「匿名希望ちゃん」が加入することが決まりました。(プライベートの流出を抑えたいようなので、表記はこうさせていただきます)彼は、ピアノが出来るんです。が、ヒトシロビンソンという一流のピアニストがうちのバンドには居るので、ベースでの参加です。といっても、まだベースを持ってないのはもちろん、ベースに触れたこともないんですがね。でも、彼はやる気がありそうなので、安心です。このことを伝えると、ロビンソンも「面白いことになってるね」と満足そう。まだタケには話していないが、多分大丈夫だと思う。新しいメンバーも加え、ますます楽しくいい音楽をやっていければと思ってます☆
Jan 29, 2006
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ライブ以来、ちょっと声を休めていたのだが、昨日友達の車のなかでラルクを口ずさんだら、なんか高音がキレイに出るんですよ。新しい楽に出す感覚もありましたし。これはひょっとしたら...と思い、今日ラルクやらB’Zやらを歌ってみたら、昔より出るようになってました。「LINK」は数箇所がHiCで、出る。「New World」も最高HiDで高音にカスレが出てキツイながらもついてくことは可だった。「愛のバクダン」もHiB?まあまあ歌えた。昔よりは性能アップしたみたいです。やっぱボイトレ効果あるなあ。次のライブはもうちょい高音あるのを歌っても大丈夫そうだ。
Jan 15, 2006
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12日は私が部長を務める音楽サークルの初ライブの日でした。当初予定した30人強という観客は夢物語でしたwフタを開ければなんと13人wでもいいんです。人の数じゃないんです。1人も100人も変わりません。僕らはできることをするだけです。そしてライブ!!【SET LIST】『宇宙企画』{ジン+タニ}1.海岸通り(アジカン)2.Norwegian Wood(ビートルズ)『SOLOコーナー』3.雨と泪(ゆず)By タカ4.CANDY(ミスチル)By hironoview5.Over The Rainbow(古い洋楽)By hironoview&Robin6.ファスナー(ミスチル)By ジン7.僕はここにいる(山崎まさよし)By タニ『Split』{hironview+タカ+Robin}8.BOARDING(TMR)9.轍-わだち-(コブクロ)10.いつか(ゆず)という10曲をがっちり発表できました。僕は4、5、8~10で歌いました。まずは、なかなか言い出来になったと思います。でも、まだまだ歌はうまくなれると思うので、一層の努力はしていこうと思います。9の「轍」はヒトシロビンソンがVOCALをとり、歌いました。ロビンはタンバリンのスピードが一定に保てるように、ライブ中「何かに追われるような顔」をして僕の顔だけを見ていましたwお客さんを見ろってのでも、一回目では上々です。次は多分、新入生勧誘です。現在、使い物になる部員は5人しかいませんが2倍にも3倍にもしていけるように頑張ります☆
Jan 12, 2006
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11日はリハをしました。うちのバンドというか、うちのサークルは初のライブで緊張感がけっこうあります。というか、人間性が「恥ずかしがりや」なヤツが多いので、人前で好き勝手振舞えないのですwまあいいとして。いい感じのリハになりました。本番に繋がるものになったと思います。タンバリンのヒトシロビンソンもまあそこそこいい感じに合わせてくれるようになりました。さあ明日は本番です☆
Jan 11, 2006
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12日に僕らの音楽サークル「アンプラグド」は初ライブをする。ここのところ、僕ら「SPLIT(スプリット)」は、来たる栄光の日に向けて、楽曲の完成度を高める日が続いていた。しかし、1月8日。練習を怠りがちだったピアノ担当のヒトシロビンソンが、突如として「ごめん、曲が間に合いそうもない」というありえないことをカミングアウト。バンド内に衝撃が走った。それからだ。土壇場で曲目を変更し、そのヒトシロビンソンにはタンバリンを持たせるという非情なる強行作に出たわがバンドはついにあさって。ライブの日を迎える。とは言ってもこの日記はさかのぼって書いているので、実際には「明日!!」である。曲目は、見に来てくれる人に知られると面白くないのではっきりは書けないがなかなか面白いものになりそうだ。この日も夜7時~12時までカラオケをスタジオ代わりに借りて練習しまくっていた。ギターのタカは問題ないんだが、ヒトシロビンのタンバリンに問題が生じているw練習していて、気づいてしまった。すごい重大なことに気づいてしまった。はっきりいってヒトシロビンソンさんはあまりリズム感がよろしくなかったということに(爆)でも、託すしかないのだ。託すしか。言い換えれば、託したあとだった、というか。(あとにひけない)本番でのナイスなリズム刻みを、僕たちは信じている。ほかならぬ彼がうちの「リーダー」だから。(実は本人はまだ自覚がないw)
Jan 10, 2006
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これまで出てなかった音域が出るようになってきたのを確認しました。やっぱり、無駄な力が抜けるようになってきたのが良かったんじゃないか。上だと、この前までは良くてHiAだったが、最近は普通ならHiBとかも出る。HiCはやっぱりまだきついけど。やっぱりミドルボイスの練習で高音発声用の声帯にイイ筋肉がついてきたようだ。あとはミドルをいかに遜色ない形でチェストとつなげるか。ここがポイントである。話声が低いタイプではないので、下の音域に広がりが無いのがヤだったが、下もそこそこは出るようになってきた。これもうれしい。やっぱ努力はしたもん勝ちだね。
Jan 6, 2006
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ヒトシロビンソンのピアノが、非常に滞っているようである...。発表は12日だが...。昨日は7日に集合して練習するという話を8日に変えてくれという希望を頂いた。まだあわせるような雰囲気ではないみたい。(たった2曲だから、8日に完成していればそこまでは問題ないんだが)あんまり曲数が少ないとあれだし、僕が一曲ソロで歌うものを用意するつもりだ。ギターはヘタだからあんまりしたくないだがねw
Jan 5, 2006
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...とかいっちゃうくらいです。何がって...。ヒトシロビンソンのピアノの進み具合です。僕らの新バンド「T-SPLITS」が1月12日に軽いライブを行うことになっているのはここで書きましたが、ピアノのヒトシロビンのピアノ練習の進行が超!!滞っているということが判明しました。彼の「おれ、15年ピアノやっていたよ」という殺し文句を鵜呑みにしていた自分の愚かさに今、かなり頭を抱えている次第です。プロ野球でも、首脳陣から信頼されているベテラン選手は新春は選手合同での練習をせず、「自分で勝手にペース組んで練習していい」という放任の形を許可されることがあります。僕らが彼にとっていたのはまさにこの形でした。「彼なら間に合わせるだろう」そんな根拠のない信頼がありました。でも、彼の場合はこれを一番してはならなかったのです。さながら、オオカミが羊追い立てるがごとく、徹底的に練習をさせなくてはならなかったのです!!僕達は過ちを犯しました。もう...お茶の間の皆さんに見せてあげたいです。いかに彼がたどたどしく、頼りなく、希望のカケラも砕ききるほどの手つきでピアノを弾いたか、をあたまいた...い。...といってもこれで終われるわけもない!!ライブは来るんだから!!もちろん、こっから練習してもらうしかない。死に物狂い...いや、死んでもやらねば。さすがのロビンも焦りを覚えたらしく、「...睡眠は4時間までにして、れ、練習するよ」と震える声で誓いましたw頑張れ。そうだ。ライブは君にかかっている。
Dec 29, 2005
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最近、大分高音の出が良くなってきた。やっぱり牛乳を絶ったのが良かったようだw(やっぱ関係してるんだな)ノドにつっかえるものが何もない。爽快☆今が人生の中で一番いい歌を歌える気がするw1月12日のライブまで、まだ1ヶ月以上ある。毎日、ちゃんとトレーニングして、いい歌を届けられたらいいな☆
Dec 17, 2005
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牛乳が高音発声によくないのは以前書いたwもう飲まないっていうのも、以前書いた。てかもう、おとといのことだ。しっかし。今日はその禁を図らずも即座に破り捨ててしまった;塾バイトが終わりパソコンを開いてブログを打っているところに母親が来て、「これ飲んどき~」と、暖かい飲み物をそばに置いていった。心遣いって、いいねえ...。「ずずず~」「う~ん、疲れた体にミルクティーはうまいな☆」で、全部飲んだ後、少しして気づいた。「ミルク...ティ...?ミル...ああああっ!しまった!!」飲んじゃったじゃんかよ、乳製品wまたちょっとベストからは遠ざかったw
Dec 13, 2005
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牛乳は健康にはいいみたいだが、音楽、ことボーカルにはあまりおススメできない。僕もけっこう長い間、絶ってきたが、最近ちょっとくらいいいかなと、紅茶に混ぜて飲んでいた。すると一週間ほどでダメージは出てきた。高音域の出が悪くなる。声は声帯が震えてできることは、このサイトで何回も書いた。理科の実験で弦をはじいたことがあるはず。高い音は、物体がたくさん振動することで、できる。てことは、高音を出すためには、声帯をたくさん振動させなくてはならない。それを妨ぐのが、(汚い話)「たん」なわけである。牛乳はこの「たん」をばりばりに作る。唾液にこれが混ざれば混ざるほど、声帯の回転が遅くなる。声帯が粘ついて、早く振動できなくなる。そういう負の効果が、飲み始めて一週間で出始めてきたようだ。夜9時ごろにのむミルクティー大好きなんだけどな...歌のために明日からやめようと思う。僕には歌のが大切だから。
Dec 12, 2005
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12月21にクリスマスライブ決行を予定していた教室が、あまりに広いことがわかり、場所を変更する旨を伝えに学生課へ行った。そんな僕とヒトシロビンを待っていたものは、「延期」の二文字だった。さすがに、そんなすぐに「ハイではこの場所ね」といくはずもない。その教室はクリスマス間近はいろいろな行事やらで予約がいっぱいだった。ライブは代わって1月11日リハーサル、12日本番という形で、希望した場所で行われることとなった。でも、僕は逆にラッキーだったかもという気がしている。なぜなら、ヒトシロビンのヤツは「12月21日には絶対仕上がっていなさそう」だからwやっぱりライブをする身として、いいものを届けたい気持ちはある。僕のボーカル技術もその数十日遅らせることで、ほんのすこしでも上達できたらいいと思うし、そうさせるつもりだ。
Dec 3, 2005
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●●大学内サークル「アンプラグド」に所属する「hironoview」と「ヒトシロビンソン」と「タカ」が正式にバンド「スプリット」を結成することが29日、会見で発表された。彼らは、「アンプラグド」部の「アンプに繋がずにする音楽」を基本精神に掲げ活動する予定。hironoviewがボーカル、ヒトシロビンソンがピアノタカがアコースティックギターを担当。三つに分業化され、分かれた様が(三人が大好きな)ボウリングのスプリットに非常に似ていることから、この名が付いた。飽きてきたら、もとい、時と場合により、楽器変更はある方向だ。デビューは12月21日の大学のいち教室予定w予定では「いつか」ゆず「vestige」T.M.Revolution「sign」Mr.chirdrenの三曲を演奏予定。不安要素は、毎日の生活に疲れきったヒトシロビンソンか。バイト疲れ+ピアノ三年のブランク!!「夜に弾く、それで取り戻すから安心しろ」と自信ありげなロビンだが、果たして間に合うのか!そして、まず第一に「近所迷惑ではないのか」!!w乞うご期待!!
Nov 29, 2005
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最近、友人の車に乗っていると、彼が音楽をかけてくれた。男性ボーカルのアグレッシヴな声がガンガン響き、かつ、さわやかで僕はすぐその音楽を気に入った。割と久しぶりだ。こういう「いいかも!」って思うことは。そんな入り方で彼ら「SURFACE」を聴く様になった。「最近は表立っては活動してない」って聞いたのでそうか、残念だなと思い、家に帰り、彼らのページを開いてみると、「11月23日新曲リリース」てかすぐやんwこういう偶然てあるんだな~。買うかは全く不明だが、とりあえずアルバムは今日までで4枚そろえた。いい。高音の抜けがいい。ミドルボイスのキレが非常にいい。ちょっとこれは楽しみだ。個人的には「ゴーイング my 上へ」っていう曲がかなりの破壊力がある。すごい。なんで彼らに気づかなかったんだw
Nov 19, 2005
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久しぶりに定義的なことも書いてみることにする。今日は「なぜ、声は出るのか?」。「声の高さを変えること」という、ふたつの声の仕組みについて語りたい。では、さっそく「なぜ、声はでるのか?」から。大変難しい話ではあるが、ざっくりと説明したい。まず、その人の頭の中に、しゃべりたい、または歌いたいという感情が沸き立つと、そのために「息を吸う」という行動がおこる。そして、それは吸った息を今度は吐くということに転じていく。体内から息が出ることに付随して、声は発生するからだ。さて、なぜ空気の行き来で音が生ずるのだろうか。それは声帯のおかげである。声帯は、大雑把に言うとのど仏の中にある、一対の線状の筋肉である。その間に空気が通ることで、声帯の内側よりの部分が震え、音が発生するわけだ。続いて、「音の高さ」についてである。発声する音の高い低いをどのように変化させているかというのはギターの弦を例にとってみるとわかりやすい。緩んだ弦をはじくのと、ピンと張った弦をはじくのでは、音にどんな差が出るだろうか。考えていただきたい。そう、緩んだ弦の方が低い音が出る。そして、緊張した弦からは高い音が出る。この高さの差だ。音の高さの差が何を意味しているかというと、物体の振動数の違いである。弦は振動回数が上がれば上がるほど、高い音を発声する。だから、緩んだ弦が「ビーヨヨヨヨヨン」と震えるのに対し、緊張した弦が「ビビビビビビビ」と震えるほうが、振動数が増え、高い音になるわけだ。これは声帯にもまったく同じことがいえる。「高い声を出そうとして、ノドに力を入れると苦しくはなるが、音自体は高くなった」そんな経験が誰にでもあるはず。これが、ちょうど、先程説明した「たわんだ弦を緊張させて張ること」にあたるのだ。が、これには限界がある。声帯を硬く緊張させ続けることはノドへの負担が大きすぎる。なぜなら緊張させ、硬くなった声帯を震わすには、通常以上の息の力がいるからだ。考えてみてほしい。緩んだ弦と張った弦を揺らすのはどちらが力が要ることだろうか。言わずもがな、後者だ。「硬い弦」は確かに振動数はあげやすいものの、それに比例してはじくための力は増しに増す。これは声帯の場合だと、震わせる力、すなわち「息」になる。息が異常に強い勢いで声帯にあたればその声帯は痛んでしまいやすい。さらに、息を長く吐き続けて声帯を振動させ続けることが困難になるから高い音を長く伸ばして歌うことが非常に難しく、労力が尋常でなくなる。これではダメだ。よって、このようなことから、「ノドを硬く締め上げて歌うこと」は、よくない歌唱であることがいえる。でも、たいていの人はカラオケなどで、こうして高音をだすことが多い。しかし「本当の高い声は、ノドをしめて出すもの」ではない。では一流のボーカリストはどうやって歌っているのか。締め上げる以外に、高い声をどうやって出しているのか。これはまた次回お話したい。疲れたのでw
Nov 16, 2005
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学祭のど自慢でグランドチャンピオンになってからw気を抜いてしまい、風邪をひいてしまったのだが、やっと歌えるようになってきた...☆声帯を削減して歌う高音域のミドルボイスは、風邪だと一気に出なくなる。こういうときに無理をしてはあとあとノドが死んでしまうし、我慢を続けていたが、昨日「いけるかな...」とボイトレをしてみて、大分戻ってきたことを確認☆ノド90パーセント!!ホント、普通に歌えるってありがたいことだ...!新バンドも組んだことだし、体調管理は慎重にしていかなくてはならないと実感。
Nov 15, 2005
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近く、「アンプラグド・バンド」を組むことが正式決定することになると思う。先月、学祭委員でボウリング仲間のヒトシロビンソンが「ピアノを弾ける」ということをカミングアウトしたことから、話自体は出始めていた。そこへ、彼の後輩でギタリストの「タカ」が加入。3人バンドの構想が現実味を帯びはじめ、早ければ今日、それが現実になりそうだ。バンド名は「スプリット」三人ともボウリング好きなことから由来する。「スプリット」とは、ボウリングにおいて一投目でピンが離れて残ってしまう、俗に言う「割れた」状態のことw即座に解散しそうな名前だが、さし当たっては12月のクリスマスライヴにむけて練習していくことになる模様だ。
Nov 10, 2005
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なんか声域がまた少し広がってきたみたいだ。一ヶ月前にはキツかったHiA#が、ゆっくりならほぼ確実に出る。アップテンポで連発だとちょっとキツいが。その上のHiBもたまにはいい感じで出る。ミドルボイスなので歌ってるとチェストと比べると少し弱めに聞こえるが、マイクを通すと割と遜色ない。これはどういうことか。多分自分の耳で聴いてる自分の声は、あてにならないということだ。誰しも、「テープレコーダーで聴くと自分の声が全然違うものに聴こえた」って経験があると思うが、それと似ている。外部に出ていってる声って違う。不安にならずにこれからも鍛えていこうと思う☆
Nov 5, 2005
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今日は大学の「学祭のど自慢」があった。数週間前に友達に「出てみたら」と言われ出場を決意した。何を歌うか、いろいろ悩んだりして「HEART OF SWORD」に決めた。一体どんな企画だろうと思ったが、ふたを開けたらかなり小さな企画だった。メインのステージではなく、サブの時間つなぎのようなもの。参加者わずか4チームwしかあし!!歌をがっつり聞いてもらうのはボーカルの他でもない喜び。今日は早起きをして、ボイトレCDで発声練習。声の出としてはまずまずといった感じ。10時ごろ用意して大学へ。着くと、程なくして開始、そして出番。ステージに上がり「なんか喋れ」と言われたが、フリートークはバンド時代から苦手で仕方なく、「ここでお話しすることはあまりナイです」と返事wすぐさま曲へw感想としては...しっかり歌えたほうです。80点くらい。悪かった点は案の定、歌詞を間違えた。2番のサビを1番と3番を混ぜた形で歌ってしまったwあと、転調した後の高音が2箇所、キレイに出なかった。でも、歌っている間にお客さんが急に足をとめてくれて、最終的には50人強に囲まれて歌った。すごくありがたかった。一番うれしかったのは、歌い終わって学祭実行委員の人に「感動してしまいました!!」と言われたことだろう。「いえいえ」だ。「ニシカワさんはこんなもんじゃないんですよ」だw皆さんが歌い終わり結果が発表され、一応、優勝したwそして「グランドチャンピオン」とかいう恥ずかしい称号を頂いた。たった4チーム中なのにグランドチャンピオンて!!wでも、いい経験が出来た。今度はサークルとして出たい。ソロはもういいかなw
Nov 3, 2005
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11月3日にあるウチの大学の学祭で、ノド自慢大会という企画がある。参加チームは6チームまでという「空き時間を埋めるため」的空気が漂う企画だが、友達にも薦められたし、「日々経験だしなんでもやってみよ」ということで出場を決意。が、歌う曲の制約がすごい。カラオケバージョンがあり、かつ、歌部分が四分以内のもの。それをMDに入れて来い。で、当日それに合わせて歌え、と。...すごいなwで、仕方なくいろいろうちにあるシングルを探したが、四分というのはなかなかない。王道な感じでミスチルの「イノセントワールド」や「シーソーゲーム」とかがいいかもと思ったが4分30秒を越えてしまう。そこで、好みに差がありそうだけれど「好きなものは好きと言える気持ち抱きしめてたい」し(BY槇原)、TMR歌っとくか、ということにした。選ばれたのは「HEART OF SWORD」Bメロに高音HiBが出てくるが、なんとかイケるだろう。なんといっても歌部分が3分30秒で終わるのは強み。言いたいことガツンと言ってすぐ帰ってくる過去のTM曲の特性がこんなところで利となったwただ、歌詞が、ムズイんだよなあ。ムズイってか、ややこしい。サビの歌詞は似通ってるんだけど、微妙に違う。バンドやってたころから、歌詞は割と飛びやすいw忘れると、「うああうう~」とかになるwよくメンバーに、「お前、2番忘れても、1番の歌詞を歌っとけよ!うああはバレバレだろっ!」とか言われたものだ...。最近はその日に向けて練習中です。飛ばないといいな、歌詞w
Oct 30, 2005
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胸に響きのある「チェストヴォイス」と頭に響きのある「ヘッドヴォイス」を混ぜた要素を持つ「ミドルヴォイス」を完全なものにしていくためのボイトレ日記。音楽好きな人以外、見ていて絶対に面白くないと思うこのコーナーwさてと。今日も「ロジャー・ラブ」のヴォイトレCDをしっかりやっといた。一ヶ月前と比べて、大分ミドルが巧くいくようになってきた。ただ、HiBから、明らかに声質が変わる気がする。レコーダーで取って聴くと、自分で歌いながら耳にする感覚よりはソレっぽいが、まだまだ改善が出来そうだ。日々精進。ちなみに、最近は「HEART OF SWORD」でHiA#やHiBを練習中。
Oct 18, 2005
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まず、人間の歌声は三種類ある。 まず、主に低音域の、胸に響きがあるチェストボイス。 それから、かなり高音域の頭に響きがあるヘッドボイス。 そして、真ん中にその二つの声の中間にある、中音域のミドルボイス。 この三色の声を、音が上がるにつれて、 チェスト~ミドル~ヘッドときれいに繋ぐことを、 ボイスミックスという。(声の融合) 多分、高音で、ノドを絞って苦しく出してる人は、 ひとつめのチェストボイスしか知らないと思う。このまま歌っていると、声帯がボロボロになってしまうかもしれない。うまい発声をしているか否かを判断するひとつのポイントに、ノド仏を見るという方法がある。ノド仏の中には声を作っている一対の声帯が入っている。その声帯の間に、体内から出る空気が通ることで声帯は振動し、声は出来る。理科の時間で習ったと思うが、弦は振動数が上がれば上がるほど高い音がでる。 これは、声帯も同じことである。ということは高い声を出すには、声帯の震えるスピードを上げればいいわけだ。が、声帯の住みかであるノド仏に異常な力が入っていると、普通に考えて その声帯が速やかに振動してくれるはずもない。イコール、声が伸びやかに響きわたるわけもない。 だからノド仏には、余計な力は入れてはいけない。ということになる。チェックの仕方としては、高音を出しながらノド仏を触ってみると、自分がどういう発声をしているかよくわかる。 それが「ゴボッ」と上にあがってると、詰まったみたいになって 高い音ほど伸ばしにくくなると思う。 僕も自身そこまでたいしたもんじゃないが、 気を付けるようになってから、ノド疲れが格段になくなったのでおススメしたい。 うまい歌手を見る時、そのノド仏がどうなっているのか見てみるのも面白いかも。
Oct 10, 2005
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みなさんは、CDやテレビでプロの歌手の歌を聴き「なんであんな高いとこまで声がでるんだろう」と思ったことがあると思う。それらはまさに、ボイストレーニングの成果である。生まれもった才能ももちろん関係してはいるが、磨かない宝石が輝かないのと同じで、声も絶えず研磨していくことが大切なのだ。しかし、最近のボイストレーニングの業界は本当に混沌としている。声という、目にすることのできない領域ゆえに、理論や考えがトレーナーひとりひとりとっても、違ってくる。ネットの掲示板を見てみると、その度合いはさらに増す。本当に、何を信じていいのかわからなくなってくる。僕も、その一人で、いろいろな教則本を買いあさり、掲示板を見て、一体どれが正しいのかを考え続けていた。が、最近出版された、ハリウッドのボイストレーナー「ロジャー・ラブ」の理論が一番正しいだろう、というところに行き着き、その「買いあさり期」には終止符が打たれた。ここのコーナーでは、これまでに僕が学んできたことを書こうと思う。これはやっちゃいけない、ということも併せて書くので、参考にして頂きたい。
Oct 9, 2005
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