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2012.11.06
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ご無沙汰しています。削除されてしまうかもしれないので、たまにはこちらにも書き込んでおきます。7月の反省は、「楽天」からの殺人的なメールと貯まっているポイントのせいで、楽天・koboを買いそうになってしまったことです。 タイヘンなことになるところでした。(汗)7月の大当たりは、なんと言っても戌井昭人さんです。以前アンソロジーに入っていた短篇をたまたま読んで面白いなぁ~と思って手を出したら大当たり!! ゆる~い感じと独特の場末感が思いっきりツボ。 ところどころ吹き出してしまう恍けた味わいもいいです。今まで3作が芥川賞候補になっていますが、文章は比較的平易で読みやすいです。 芥川賞系では長島有さんもかなりゆるいと思いますが、このゆるさは他者を圧倒しています。 というか、ヘンに芥川賞なんてとってメジャーになって欲しくないというのがホンネです。 最新作は「新潮」6月号に掲載されています。↑ノンフィクションで面白かったのは井上理津子さんの『さいごの色町・飛田』大阪の飛田新地を10年に渡って取材した作品。 いったい、この町はどういう仕組みでこんなコトになっているのか?という疑問にある程度応えてくれるノンフィクションです。7月書籍代 26冊 0円以下読書メータのまとめです7月のまとめ本館(FC2)
2012.08.16
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面白いと言う噂を耳にしていましたが、これほどだとは思いませんでした。殿山泰司のエッセイがスゴ過ぎます。 どこがスゴいかは、あとで感想を書きます。とにかく脇役でテレビに出まくっていた殿山泰司。 やはりただものではなかったようです。ちなみに、今日読み終わった『三文役者あなあきい伝・1』(ちくま文庫)の解説はまちだまちぞう(パンク歌手)。 作家になる前の町田康さんです。 というわけで3月の書籍代です。3月の書籍代 23冊 4520円3月は豊漁でした。 つづきはこちら
2012.04.06
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2月の書籍代 13冊 1,300円2月の読書メーター読んだ本の数:13冊読んだページ数:2961ページナイス数:90ナイスカッサンドル―巨匠の知られざる全貌『深夜特急』の装丁画でお馴染みカッサンドルの画集です。 出た当時(95年)値段にビビッて躊躇していたら、いつのまにか絶版になっていたようです。 図書館で借りました。 読了日:02月26日 著者:47都道府県 女ひとりで行ってみよう自由で気ままな一人旅には憧れるけど、一人で食事したり、初対面の人と話すのが苦手。 他の観光客にどう見られるのか気になる・・・。恥ずかしがり屋で、ちょっと自意識過剰。 はい!私です。 『深夜特急』が一人旅のバイブルとするなら、本書はへっぽこ一人旅のバイブル。 背中を押してくれる一冊でした。読了日:02月24日 著者:益田 ミリカレチ(2) (モーニングKC)うぉ~三巻出てるし!!!!読了日:02月24日 著者:池田 邦彦すーちゃん (幻冬舎文庫 ま 10-2)夏石鈴子さんに「あおば」というキャラを主人公にしたシリーズ作品がありますが、そのマンガ版といった感じです。 いきなり「クウネル」出てくるし・・・(笑) ひとつひとつのエピソードはコンパクトにまとめられているんだけど濃いんですよね。 そのせいもあって、すぅ~ちゃんの禅問答のようなつぶやきがボディーブローのように効いてきます。 読了日:02月23日 著者:益田 ミリ妻の超然いつもながら舞台になる町の様子がリアルに描かれていてイイです。 コミカルな表題作を読んで◎だと思いましたが、「下戸・・・」はもっとヨカッタです。 私自身、下戸なので必要以上に感情移入してしまいました。下戸はそのように日々をやり過ごしているんですよ・・・。 「作家・・・」は、ちょっとトーンが違うので面喰うかもしれませんが、私小説として読むと楽しめます。カッコいいという感想をお書きになっている方がいらっしゃいますが、そう、カッコいいんです。読了日:02月22日 著者:絲山 秋子あゝ野麦峠 続 (2) (角川文庫 や 7-2)『あゝ野麦峠』の続編。 本編では書ききれなかったエピソードやその後のこぼれ話などが収録されています。 本編と比較するなら、事実に対する解釈が若干叙情的なような気がします。 ただ、他の方もおっしゃっていますがそのあたりが本書の魅力なのかもしれません。読了日:02月21日 著者:山本 茂実メロディ・フェア (文芸)仕事の物語として読むなら良くも悪くも凡庸だと思いますが、女性が持っている化粧に対する想いを十分に感じ取ることが出来ました。 鉄仮面、浜崎さんもいいけど主人公の家族が口紅に対して抱いている想いを最後に持ってきているあたりがいいですね。 ホントに宮下奈都さんは巧い作家さんです。 タイトルになっているBee Geesの"Melody Fair" 前後の脈略をほとんど無視して突然出てくる「ショッカー」 宮下作品のそういうところがツボです。 この作品は若い女性向けですが宮下さんと同世代なら男性にもおススメです。 読了日:02月13日 著者:宮下 奈都犬はいつも足元にいて酷評されているようですが、芥川賞ノミネート作品の割にはストーリーもしっかりしているし、緩急もあって読みやすい作品だと思います。 肉はいったい何だったんでしょうね?まぁ~そのあたりも含めて個人的には十分楽しめました。 サダのお母さん良いですね。 助演女優賞を差し上げたいです。(笑)読了日:02月13日 著者:大森兄弟サナトリウム残影―結核の百年と日本人「結核」を触媒にして、日本の近代全体を捉えていて興味深く読めました。 良書だと思います。 湘南といえば私たちの世代ではサザン・オールスターズですが、『太陽の季節』以前はサナトリウムの町だと知って驚きでした。 そういえば徳富蘆花の『不如帰』も逗子が舞台だったような気がします。 加えて、清瀬にやたらと病院が多い謎も解決しました。 読了日:02月12日 著者:高三 啓輔チーズと塩と豆とブレノワール=黒麦=○○(←ネタバレのため伏字)というのがびっくりしました。 ストーリーはもちろん食材の使い方で森絵都さんが一歩抜きん出ているように感じました。 こんなレストランもあるようです→http://www.blenoir.co.jp/読了日:02月06日 著者:井上 荒野,江國 香織,角田 光代,森 絵都
2012.03.06
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つげ義春の温泉つげさんが旅をした昭和40年代~50年代の湯治場の様子が描かれています。 漫画以外にも写真やエッセイを駆使して表現される貧乏くささは天下一品です。 私自身は、つげファンでも温泉マニアでもありませんが今まで読んだ旅モノ(紀行文)の中ではベスト1です。 絶版になっているのが悔やまれます。 詳しい内容はこちら→ http://www.mugendo-web.com/y_tsuge/onsen.htm読了日:02月03日 著者:つげ 義春天頂より少し下って今まで、いろんなアンソロジーに掲載されたものを一冊にまとめた短編集。 私は3作品が再読となりました。 若い方からアダルトな方まで楽しめる「沁みる系」がチョイスされているように感じました。 個人的には、川上さん独特の惚けと浮遊感が漂う 『一実ちゃんのこと』がツボでした。読了日:02月03日 著者:川上 弘美寒灯貫太&明恵シリーズはDV小説的な読み方もできるわけですが、貫太の独りよがりの考え方や理不尽なキレ具合に私は渥美清が演じた車寅次郎的なものを感じました。 その境界線ってかなりビミョーで曖昧なんだけど、そこをしっかり意識して書かれているのではないかと思います。 読了日:02月02日 著者:西村 賢太2012年2月の読書メーターまとめ詳細読書メーター
2012.03.06
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←を読んでいたらモーレツに温泉に行きたくなりました。 この本で扱っているのは「鄙びた」などという言葉さえ陳腐と感じてしまうディープな湯治場です。 著者の取材は昭和40~50年代になされていますが、この中で取り上げられているいくつかの湯治場は当時とさほど変わらない形態で営業されているようです。 大沢温泉 自炊部楽天で探したらここ→が出ました。 旅館部が併設されているので食事ありもチョイスできますが、素泊まりなら一泊3000円~一週間居ても高級温泉旅館の一泊分ですね。 というわけで一月の書籍代です。7冊 250円1月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2073ページナイス数:61ナイス6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)『ジェノサイド』がバカ売れしている高野和明さんの連作短編。 重たい作風のイメージのある著者ですが本書は癒し系でした。 いわゆるタイムスリップものですが、その素材を上手く使っていると思います。 いっけん凡庸としている狂言回し役の圭史の放つセリフがとてもいいです。 最終章の落としどころは想像がついてしまうんだけどハラハラドキドキさせられます。 秀逸な描写力のなせるワザです。読了日:01月31日 著者:高野 和明優しいおとな『メタボラ』と『ポリティコン』を足して二で割ったような作品。 ドロドロ好きとしては近未来の設定にかなり戸惑いましたが、中盤からの加速感に引っ張られてイッキ読み。 それなりに面白いし、ラストもうまくまとまっているとは思うんだけど、また『グロテスク』やミロシリーズのような作品を読んでみたいと思っているのは私だけでせうか?読了日:01月14日 著者:桐野 夏生文豪ナビ 山本周五郎 (新潮文庫)山周を極めるのはオッサン道を極めることにほかならないのではないか?などと思いました。さらに精進いたします。読了日:01月13日 著者:くちぬい今まで読んだ坂東眞砂子さんの作品の中では一番読みやすいと感じました。 ただ、逆の言い方をするなら「らしさ」は損なわれているような気がします。 せっかくの土俗的なパーツも活かしきれていないし、主人公夫婦のキャラクターも紋切型でザンネンでした。 坂東作品の入門書としては適していると思いますが・・。読了日:01月12日 著者:坂東 眞砂子漂砂のうたう時代小説を読んでいるような気になりますが、ところどころに明治を象徴するキーワードが出てきます。 やや中途半端な気もしますが、庶民が感じていた明治十年とはそんな時代だったのだろうと思います。 鬱屈した定九郎になかなか感情移入できませんでしたが、その出自を見破られるシーンがとても秀逸でした。 幕末の偉人達を中心に描かれることの多い明治維新ですが、それを庶民レベルの目線で描く作品は少ないので新鮮な印象を受けました。 似たような作品をお読みになりたければ蜂谷涼さんの『へび女房』がおススメです。読了日:01月10日 著者:木内 昇女奴隷は夢を見ない (光文社文庫)この作品の不気味なところは作中に出てくる奴隷商人たちの普通さ加減だと思います。 現代的なパーツも取り込んでいるし、ありえない話なんだけど妙なリアリティーがあるんですよね。 思えばこの国もひと昔前までは「女衒」という職業があってわけで、それを踏まえれば現代の寓話と言えるかもしれません。 読了日:01月05日 著者:大石圭生きてるだけで、愛松尾スズキさんの『クワイエットルームへようこそ』が面白かったので読んでみました。 最近の芥川賞ノミネートってメンヘラ女率高めですよね(笑)行動自体はなかなか理解できませんが、そこに至る主人公の内面を丁寧に描いているので共感できる読者も多いのではないかと思います。単純に5000分の1秒を共有してしまった男女の純愛物語として読んでもいいのではないでしょうか?読了日:01月02日 著者:本谷 有希子2012年1月の読書メーターまとめ詳細読書メーター
2012.02.02
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謹賀新年今年は真面目に更新する所存でございます。というわけで先月(12月)の書籍代です。1冊 0円12月の読書メーター読んだ本の数:1冊読んだページ数:177ページナイス数:45ナイス王国やたら音楽や映像にこだわったフィルムノワールを観たような気分になりました。 読了日:12月09日 著者:中村 文則2011年12月の読書メーターまとめ詳細読書メーター2011年の年間書籍代 6,055円 (@45円)ちなみに2010年 54,938円(@486円)2009年 45,445円(@494円)2008年 68,981円(@560円)2007年 51,772円 (@502円)2006年 39,187円 (@502円)2005年 77,260円 (@623円)年間を通して図書館を利用していたので、例年の10分の一程度に抑えることができました。 まぁ~それはそれでいいのではないか?と思う反面、私のような読者ばかりでは出版業界は困ったことになるのではないか?と思ったりもするわけです。 それは最終的に、私のような末端の読者も困るコトになります。 今年はお気に入り作家の新刊だけは、ちゃんと本屋さんで買おうと思っています。
2012.01.03
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昨夜、久しぶりにアクセスしたらこんなお知らせと遭遇しました。まぁ~私もここしばらく月一更新なのでエラソーなことは言えませんが次回アクセスするときには「ブログ終了のおしらせ」と遭遇するのではなかと危惧している次第です。どーでもいい話題ですが、今夜(10日)皆既月食らしいです。昨夜、それを知ったら衝動的にカメラが欲しくなってポチってしまいました。 今流行のミラーレス一眼というやつです。 アマ○ンのお急ぎ便で今日中に届くとのことですが、さっきチェックしたら「出荷準備中」でした。本当に今日届くのかなぁ~?さらにどーでもいい話題ですが、結局仕事は一月末から年休消化に入って、そのまま退職することになりました。こんな時代ですが、今後は何とかなるものと信じたいものです。(汗)というわけで、前振りが長くなりましたが、先月の書籍代です。11月の書籍代 5冊 0円久しぶりに桐野夏生さんを読みました。文章のクオリティは更にアップしているのはわかるんだけど、ちょっとネバネバしてきた感じです。 高村薫さんに近くなっているかな・・・個人的には桐野さんの俗っぽいドロドロ感が好きなので、正直言って前半はかなりダレてしまいました。 11月の読書メーター読んだ本の数:5冊読んだページ数:1768ページナイス数:45ナイス刑事のまなざし悪く言えばワンパターンだけど、常に同じテーマで作品を描き続ける薬丸岳という作家は恐ろしく頑固なのではないかと思います。 本書も割り切ってエンタメとして読んでもいいんだけど「なぜ人を傷つけてはいけないのか?」「なぜ人を殺めてはいけないのか?」という著者のメッセージは強く伝わってきます。 読了日:11月26日 著者:薬丸 岳日本の路地を旅する現代の路地(被差別部落)を旅したルポルタージュ。 著者の年齢が若いせいもあると思いますが、この問題に関して従来とは異なるニュートラルな語り口が印象に残りました。 「同和=アンタッチャブル」という考え方もあるようですが、その認識を覆す一冊になりえる作品です。 私は「実話・ナックルズ」 (←本書の連載誌)をナメていたようです。 すんまそん。読了日:11月16日 著者:上原 善広ポリティコン 下じっくり読ませる前半と比較するなら、後半は桐野作品独特のグルーヴ感を堪能できます。 相変わらず桐野さんの描くオンナにはシビれてしまいますな(笑)読了日:11月12日 著者:桐野 夏生ポリティコン 上読了日:11月11日 著者:桐野 夏生食堂車の明治・大正・昭和食堂車の栄枯盛衰を記したマニアックな一冊でした。 客観的な資料や当時の乗務員の言葉などもちりばめられていて面白く読むことができました。 加えて旧国鉄で食堂車関係の仕事をされていた著者の時代を偲ぶ想いも伝わってきました。読了日:11月06日 著者:かわぐち つとむ2011年11月の読書メーターまとめ詳細読書メーター
2011.12.10
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05年の一月からブログを始めましたが、一ヶ月も更新しなかったのは初めてです。仕事がとにかくハードで本も読めないし、お昼ご飯も食べられない始末。 住宅ローンも年末で終わるので、そろそろ年貢の納め時かもしれませんな・・・・・・というわけで10月の書籍代です。8冊 515円10月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:2045ページナイス数:58ナイスでっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相そういえばこんな事件あったよな・・・と思い起こしながら読みました。 本書に関しては反論もあるようですが、私が見た範囲では誹謗・中傷の域をでていないように感じました。 もちろん教師の側に立って書かれているので100%真実だとは思いませんが、本書の投げかけはそこではなく、事件のセンセーショナルな部分を煽り立てるマスコミと、そこにばかり目が行ってしまう我々受け手に対する問題提起だろうと思います。読了日:10月30日 著者:福田 ますみ瓶詰の地獄 (角川文庫)表題作の初出は昭和3年(1928年)です。 70年以上が経過しているわけですが、当時は想像もできなかったネットというメディアで、未だに様々な見解や論議が交わされています。 なにより、その事実は作品のクオリティーと奥深さを実証しているように思います。 読了日:10月16日 著者:夢野 久作老人賭博芥川賞ノミネート作品がこんなに面白くていいのでしょうか(笑)題材に賛否両論あるようですが、善きにつけ悪しきにつけこれが役者の世界なんだろうなと思わせる説得力は著者ならではだと思います。小関泰司は大滝秀治さんをイメージして読みました。読了日:10月14日 著者:松尾 スズキ乱歩賞作家 黒の謎ミロシリーズのスピンアウトである「グレイテスロマンス」目当てで読みましたが、どの作品も一筋縄のいかないストーリーで読みごたえがありました。「花男」なかなか巧いと思います。読了日:10月12日 著者:桐野 夏生,鳴海 章だめだこりゃ (新潮文庫)若い方には役者としてのイメージが強いと思いますが、子供時代に全員集合をみていた私は荒井注の死をきっかけに本書を書くに至った長さんの想いに胸を打たれました。 どうせタレント本だろう・・とタカを括って今まで手にしなかったことを深く悔やみます。 読了日:10月08日 著者:いかりや 長介浪漫図案 明治・大正・昭和の商業デザインレトロ文化好きなら大満足の一冊。 近代の小説がお好きな方なら作品の背景にこんな小物があるのかも・・・と思い描くのもいいかもしれません。 中山太陽堂(現クラブ化粧品)の跋扈ぶりや、森下南陽堂(現森下仁丹)の「毒滅」。青い硝子壜に入った「神薬」が怪しすぎてたまりません。(笑)読了日:10月06日 著者:佐野 宏明東京番外地 (新潮文庫)映像を見ても文章を読んでも森達也という人は極めて個性的だと感じます。 その個性を好きか嫌いかで読者の評価は別れるのではないかと思います。 他の方が「煮え切らない」「不完全燃焼」「青臭い」とお書きになっていますが、そのあたりを評価できるなら面白い読み物です。読了日:10月06日 著者:森 達也押入れのちよ (新潮文庫)読了日:10月03日 著者:荻原 浩2011年10月の読書メーターまとめ詳細読書メーターなかなかお返事ができないのでコメント欄はしばらくお休みいたします。あと、ドーデもいいことなんだけど、みなさんご自分のブログの”shopp-ing list”ご覧になったことありますか? さっき久しぶりにチェックしたら男性・40代というプロフィールが明記されていました。 年齢を隠すつもりはありませんが、意図することなく公開されているとぶっくりするものです。 気になる方はチェックしてみてください。管理ページの「その他機能」→「お買い物一覧」で非公開設定にすることができます。
2011.11.07
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久しぶりにロールちゃんのサイトに行ったらブックカバーがダウンロードできるようになっていました。こんな感じです↓P1040359 posted by (C)きたあかり詳しくはこちらそうそう、先日職場で異動の内示を受けました。ここ5年間で4回目の異動になります。 そろそろ、会社のたらいまわし追い込み作戦に屈してしまいそうです。 というわけで9月の書籍代です。10冊 105円ここ何回か芥川賞候補になっている松尾スズキさん。作品初読みでしたがイイ感じでした。9月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:2912ページナイス数:98ナイスクワイエットルームにようこそ (文春文庫)芥川賞ノミネートの時は「ゲロ」が一人歩きしていて読む気がしませんでしたが、思った以上に読みやすい作品でした。 女性の痛さといえば女性作家の専売特許のようなところがありますが、松尾スズキさんはそのあたりも巧みだと感じました。 読了日:09月29日 著者:松尾 スズキ七月七日第二次大戦中、太平洋戦線に投入された日系二世の心情を描いた作品。 日系二世の苦悶を見事に描ききっています。 ラストの七夕のシーンが秀逸でした。読了日:09月28日 著者:古処 誠二水の中のザクロいろんなアンソロジーで名前をみかける稲葉真弓さんの長編。 健康ランドを行き来する人たちの描写が秀逸でした。 それぞれの物語に深く入り込んでいくと読み物として面白くなっていくんだろうと思いますが、そこまで描かないのが稲葉さん流なのかもしれません。 健康ランドはあまり行ったことはありませんが、この雰囲気はパチンコ屋のそれに似ています。(笑)読了日:09月25日 著者:稲葉 真弓少女地獄 (角川文庫)表題作のみ青空文庫で読了。この作品に限らないけど戦前の大衆文学は漢字の使い方が面白い。「なんでもない」がよかった。いつの時代にもこういう女性はいるんですね。読了日:09月23日 著者:夢野 久作ちょんまげぷりん (小学館文庫)表紙が漫画。改行が多くて余白が多い。そしてなにより中身が軽い。でも面白いから二重丸っす。「まっぴら将軍」に笑いました。続編も読みたい。読了日:09月23日 著者:荒木 源ひまわり事件荻原浩さんの作品はあらすじを読んで「つまんなそうだなぁ~」と思わせる作品ほど面白い。 本書も端的に言えば老人と子供のドタバタですが、それぞれのキャラクター創りが丁寧なので奥行きがあって行間もたっぷり読ませてくれます。 徐々にハードボイルド爺と化していく誠次がツボでした。 こんな爺サマになりたいものです。(笑)読了日:09月20日 著者:荻原 浩超魔球スッポぬけ!朱川 湊人さんの爆笑系エッセイ。端々に出てくるおっさんホイホイにハマりました。読了日:09月20日 著者:朱川 湊人夜を着る男女間のスリリングなシーンを描かせれば井上荒野さんに敵う作家はいないのではないか?と思わせる作品集でした。これからも大人が満足できる作品を手掛けて欲しいものです。「ヒッチハイク」と「よそのひとの夏」にシビれました。読了日:09月12日 著者:井上 荒野永遠の0 (講談社文庫)文中に「五年後だったら・・」という箇所がありますが、今は戦争体験者から直接話を聞くギリギリのタイミングなのかもしれません。 戦後21年目に生まれた私はそれをどのように次の世代に伝えていくのか?などと昨今考えています。 おそらく百田さんもそんな想いを持っているのではないかと思います。 この本がさらに多くの人たちに読まれることを強く希望します。読了日:09月08日 著者:百田 尚樹勝手にふるえてろちょっとライトになった気もするけど、さりげなく書かれているひとことが巧みだと思います。 主人公のキャラは夏石鈴子さんの「あおば」に似ているかなぁ~と感じました。後半は電車の中で読むとキケンです(笑)読了日:09月04日 著者:綿矢 りさ2011年9月の読書メーターまとめ詳細読書メーター
2011.10.02
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先週末、上高地に行ってきました。屈指の人気スポットなので、変に観光地化されていたらイヤだなぁ~と思いつつ、現地に着きましたが・・・・・・・・まだ、日本にこんなところがあったのかぁ!!という素晴らしさでした。 どこがそんなに素晴らしいのかといえば、水です。P1040259 posted by (C)きたあかり↑梓川の水P1040249 posted by (C)きたあかり↑田代池 岩魚が泳いでました。P1040227 posted by (C)きたあかり↑川に浮かぶ水鳥。 パーフェクトな透明度です。というわけで8月の書籍代です。11冊 240円8月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:3614ページナイス数:73ナイス林芙美子随筆集 (岩波文庫)随筆というよりは、もっと身近なエッセイっていう感じの一冊。 最近の女性作家のエッセイと読み比べてみるのも面白いかもしれません。読了日:08月28日 著者:林 芙美子砂漠の悪魔ラスト近辺まで面白く読みましたが、このオチ唐突すぎるような‥。読了日:08月26日 著者:近藤 史恵文学2009 (文学選集)図書館で見つけた本 一年間文芸誌に発表された純文学系の作品を一冊にまとめたアンソロジー。 好みはあると思いますが、いずれの作品もそれなりにキレがあります。 読了日:08月24日 著者:戸村飯店青春100連発読了日:08月23日 著者:瀬尾 まいこ半生の記 (新潮文庫)読了日:08月23日 著者:松本 清張赤々煉恋 (創元推理文庫)朱川さんの黒はあまり好きではありませんが、この作品集はクオリティの高さで一線をかくしているように思います。小川洋子さんのグロ系が好きな方ならハマるのではないでしょうか。読了日:08月17日 著者:朱川 湊人昭和二十年夏、僕は兵士だった (角川文庫)読了日:08月15日 著者:梯 久美子同期読了日:08月10日 著者:今野 敏火花―北条民雄の生涯 (角川文庫)北条民雄が川端康成に師事していたことは知っていましたが、これほど深い関係だとは知りませんでした。「いのちの初夜」でガツンとやられた方におススメ!!名著だと思います。読了日:08月08日 著者:高山 文彦下町ロケットサクっと読んでサクっと元気になれる一冊です。 若干軽い気もしますが、細部まで読むとよく練られていることがわかります。 今期の直木賞に最もふさわしい作品だと思います。読了日:08月03日 著者:池井戸 潤血の冠香納諒一さんは昭和の二時間サスペンスっぽいノリが好きで時々読んでいます。この作品も後半はかなり読ませるし、それなりに楽しめたんだけど、あの手垢がつきすぎたオチはちょっと興醒めでした。読了日:08月01日 著者:香納 諒一読書メーター
2011.09.02
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例年より梅雨明けが早かったせいか7月は疲労困憊。読書量がガタ落ちしてしまいました。そんな私が最近はまっている動画が↓微速度撮影の動画です。 画面の左から右に流れる天の川と、飛び交う流れ星。風に揺れる湖面。 そして、その風が山の向こうから運んでくる霧。 静寂。この動画を見ていると、身の回りで起きている厄介な出来事や仕事のこと。 それらはホントに些細な出来事で、悩むのもバカバカしいな・・・という気分になります。 画面を拡大して高画質でご覧ください。というわけで7月の書籍代です。7冊 1,680円 (6冊図書館本)今月から絵文字をつけてみました。 今月の当たり! 文芸色濃い目系 ミステリー系 女性系(女性読者向けOR主人公が女性) ドロドロ系 おっさんホイホイ系 泣いちゃう系 癒し系 すげぇ~系(あくまで主観)7月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2592ページナイス数:64ナイス肉体の門・肉体の悪魔 (新潮文庫)田村泰次郎はカストリ雑誌の掲載を一度読んだだけです。 この作品もあまり期待せず手に取りましたが、こめられたメッセージの強さと、巧みな文章に酔わされました。読了日:07月28日 著者:田村 泰次郎更年期少女この本はかなり売れているようです。 そのせいか真梨毒は少なめなんだろうな・・などと高を括っていたら大間違い。 真梨さんの作品の中では最強レベルでした。 登場人物たちにリアリティーを感じてしまった私は幸せなのか?不幸なのか?(笑)読了日:07月26日 著者:真梨 幸子エ/ン/ジ/ン「宇宙猿人ゴリ」はなんとなく記憶に残っているので興味深く読みました。 自分が子供だったせいもあると思いますが70年代の前半ってかなり混沌とした時代でした。 そんな時代が見事に再現されていたように思います。 ミステリーチックな展開で飽きることなく最後まで読み進めることができました。読了日:07月25日 著者:中島 京子死の泉 (ハヤカワ文庫JA)入り込むのに時間がかかりましたが、そこからは思いっきりのめり込みました。 できればイッキに読みたかったと後悔しています。 翻訳権の表示や訳者紹介など悪のりしすぎな感じですがそんなハヤカワミステリーが好きです。(笑)読了日:07月19日 著者:皆川 博子上を向いて歩こうおっさんホイホイ本。 一作目の当たり屋の話がすごくよくできていると感じました。 読了日:07月12日 著者:ヒキタ クニオクロク、ヌレ!真梨さんの視点置き換えはそれほどあざとくなくて好きなんだけど、この作品においてそれが必要だったのか?疑問です。 相変わらず女性同士のドロドロが面白くて読み進めましたが、ちょっと迫力不足だったような気がします。絵画や音楽に興味がある方なら「それ以上」に楽しめる気がするんですが・・・・。読了日:07月07日 著者:真梨 幸子林芙美子紀行集下駄で歩いた巴里 (岩波文庫)豪華なヨーロッパ旅行かと思いきや・・・ベストセラー作家となった林芙美子ですが、その貧乏臭さは相変わらず。 巴里や倫敦の記述も興味深いんだけど、サハリン(南樺太)について書かれたものって今どれだけ読むことが出来るのでしょうか?資料的な価値も高いと思います。読了日:07月01日 著者:読書メーター
2011.08.06
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出先で半日以上時間が空いてしまったので、生まれて初めてインターネットカフェなるところに行ってみました。私が行ったのは、横須賀線沿線にあるチェーン展開をしているお店。 入会金300円也を払って、ブースに案内されました。 こんな感じ↓の半個室です。ブース内の広さは0.5坪(一畳)ぐらいです。目の前の机にデスクトップパソコンがあって、オットマン付のリラックスチェアに座ります。 この椅子ですが、かなりリクライニングするし脚も伸ばせます。冬場はコタツに座椅子で寝てしまう私からすれば、いつでもネットカフェ難民になれるのではないか?と思ってしまうぐらいの快適さでした。飲み物はファミレスのドリンクバー状態で飲み放題。 食事も頼めばブースまで持ってきてくれます。 味と値段はコンビニレベルといったところです。とりあえず、読みかけの本を読んで、読み終えたあとは漫画の棚へ・・・平日(月曜日)の昼間でお客さんが少ないせいか、在庫はたくさんありました。 新刊も充実しているように感じました。結局6時間居て、利用料は1400円でした。気弱なせいで、ファミレスで二時間以上粘ることが出来ない私にとってはお得だったような気がします。 というわけで、6月の書籍代です。12冊 0円 (ちなみに昨年同月は6,840円でした。)6月の読書メーター読んだ本の数:12冊読んだページ数:3212ページ本日、サービスデーおっさん読者にとって、この本を読めたのがサービスデーのようなもの。 肩の力を抜いて楽しめる作品集でした。 マニア向け?に笑いました。読了日:06月29日 著者:朱川湊人消し屋Aこの手の作品はすごく尖がっているか、ドタバタに終始するかの二通りだと思いますが、この作品は読みやすさと、それなりの読み応えがありました。 特に野球を描写する筆は秀逸だと思います。読了日:06月25日 著者:ヒキタ クニオ鷺と雪この時代のものが好きでよく読んでいますが、他の作品にありがちな付け焼刃ではないこだわりを強く感じました。 装丁といい青年将校といいラストは想像がつきましたが、ここまで読んで英子に感情移入しているので胸が締めつけられました。 この後、英子はどのようになっていくのでしょうか? その昔、高木美保さんが演じていた昼ドラのヒロイン?それとも『斜陽』?激しく後を引く作品でした。読了日:06月18日 著者:北村 薫玻璃の天 (文春文庫)読了日:06月16日 著者:北村 薫岳 (3) (ビッグコミックス)読了日:06月13日 著者:石塚 真一岳 (2) (ビッグコミックス)読了日:06月13日 著者:石塚 真一岳 (1) (ビッグコミックス)読了日:06月13日 著者:石塚 真一廃墟建築士読了日:06月12日 著者:三崎 亜記決壊 下巻難しいにちがいない・・・という先入観で手を出していなかった平野作品に初チャレンジしてみました。 思っていた以上に読みやすい作品でしたが、独特の理論についていけませんでした。 上巻の後半からはイッキに読ませますが、私のようなエンタメ読みにはちょっとハードルが高かったような気がします。読了日:06月10日 著者:平野 啓一郎決壊 上巻読了日:06月09日 著者:平野 啓一郎明治の洋館 (NHK美の壺)読了日:06月06日 著者:街の灯 (本格ミステリ・マスターズ)とりあえずシリーズ一作目から・・ということで読み始めました。あんまり期待していなかったけど、今後の展開がとても楽しみです。 「・・・・失礼ながら、ひとつの傲慢だと思います。」(←ベッキーさんハードボイルドかも・笑)読了日:06月01日 著者:北村 薫読書メーター
2011.07.03
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長年人間を続けている私ですが、そんな私でもすげぇ~ぶっくりするコトがあります。 最近すげぇ~ぶっくりしたコト。その1 コンパクト液体洗剤計量キャップがすごく小さくて、こんな少しで汚れが落ちるのかよ?と思いましたが、きれいになりました。 それを思うと、私が子供のころにあった「ザブ」とか「全温度チアー」とか、やたらとバカでかい粉の洗剤は何だったのでしょうか?その2 「ハロー・グッバイ」はアグネス・チャンの曲だった。私の世代では名曲とされている柏原芳江さんの「ハロー・グッバイ」ですが、オリジナルはアグネスさんの曲だったそうです。 二番の歌詞がちょっと違いますが、最後の部分をのぞいてアレンジもほとんど同じですね。その3 77万テラベクレル福島原発、事故発生数日で「77万テラベクレル」 安全・保安院が修正 というわけで5月の書籍代です。13冊 1,855円5月の読書メーター読んだ本の数:13冊読んだページ数:3564ページ孤虫症読了日:05月30日 著者:真梨 幸子ワタシは最高にツイている先週の日曜日に借りてきたんだけど、期せずして時の人になっちゃいましたね。 まぁ~イロイロあると思うけど小林聡美は永遠に不滅です。 読了日:05月29日 著者:小林 聡美草祭読了日:05月28日 著者:恒川 光太郎錨を上げよ(下) (100周年書き下ろし)上巻はおっさんの若き日の武勇伝みたいな感じでしたが、下巻は子供のころ見ていたドラマ『どてらい男』的な面白さがありました。 ただ、又三の女性観には男でもついていけません。読了日:05月24日 著者:百田 尚樹白いしるしなんか激しすぎないか?読了日:05月20日 著者:西 加奈子ばらばら死体の夜改正貸金業法を扱っているということで宮部みゆきさんの「火車」をイメージしていましたが、閉じた世界の内側を描いた心理サスペンス風の作品でした。「私の男」に似ているけど、かなり読みやすいです。もう少し長い方が楽しめるかなぁ~という気もしますが、この潔さがイイと思います。読了日:05月20日 著者:桜庭 一樹人質の朗読会申し分ないです。百パーセント完璧な小川洋子作品。特に「やまびこビスケット」が印象に残りました。読了日:05月17日 著者:小川 洋子あした咲く蕾昭和40年前後4年以内に生まれた方はツボだと思います。時代が纏っていた空気を見事に再現しています。個人的には「湯呑みに月」がヨカッタです。読了日:05月11日 著者:朱川 湊人原稿零枚日記最近エッセイばかり読んでいたので、久しぶりに小川洋子さ んらしい小説を読むことができて大満足でした。 相変わらず 油断していると足をとられそうになる文章が秀逸。 『博士・・』 と『ミーナ・・』も嫌いではありませんが、やっぱ小川洋子さんはこういう作品がしっくりきます。 読了日:05月09日 著者:小川 洋子苦役列車私小説、芥川賞。 そんなパーツから内にこもる感じかと思いましたが、エンタメ的な読み方もできる純文学でした。 芥川賞は受賞後にフェードアウトしてしまう人も多いけど、この人はしぶとく生き残りそうな気がします。(笑)読了日:05月09日 著者:西村 賢太翼に息吹を読了日:05月08日 著者:熊谷 達也母~オモニ他の方もお書きになっていますが、決して巧い小説ではないと思います。 だからこそ姜尚中さんの母への想い。 在日コリアンが日本で生きることの難しさのようなものがストレートに伝わるのではないかと思いました。読了日:05月03日 著者:姜 尚中イキガミ 8 罪と罰 (ヤングサンデーコミックス)読了日:05月01日 著者:間瀬 元朗読書メーター
2011.06.07
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ここ十年ぐらい無洗米を利用していた我が家でしたが、あのさぁ~お米ってホントは研いだ方が美味しいんじゃないの?という家人のひとことで、フツーのお米を使用することになりました。幸いに水が温む季節なので、それほど苦痛は感じませんが、十年もお米を研いでいなかったので、かつて自分が何回ぐらいお米を研いでいたのか、すっかり忘れてしまいました。水が透明にならないと納得がいかない私は、3号で10回ぐらい研いでいるわけですが、家人からはそんなに研ぐとお米が傷つくじゃないなどと小言を言われます。 普段は温厚な私ですがこれにはキレて、そんなコトいうならオメェがやれよ!!と心の中で叫びましたとさ。皆さんは3号だと何回ぐらいお米を研ぎますか?というわけで、今夜も無事に炊飯器にセットしたので、4月の書籍代です。4月の書籍代 12冊 0円←ついにこの日がやってきました。 4月の読書メーター読んだ本の数:12冊読んだページ数:3990ページ錨を上げよ(上) (100周年書き下ろし)好みによると思いますが、近所のオッサンの若き日の武勇伝的な展開はそれなりに楽しめました。 ドタバタといえばそれまでですが、あちこちに引用されている含蓄は小説好きを満足させてくれます。 ただ、若い読者に山口(スルメ)判事を知る人は好くないと思います。(笑)読了日:04月27日 著者:百田 尚樹二度寝で番茶木皿泉といえば「すいか」が印象深いです。 表紙を見て、ドラマでもこんな場面(←馬場ちゃんがハピネス三茶を訪れた回)があったよな・・・と思いつつ手に取りました。 仕事、世の中のことなど、お二人のやりとりがメインになっています。 夫婦でこんな会話ができればいいなぁ~と思いました。読了日:04月23日 著者:木皿 泉疑心―隠蔽捜査〈3〉オッサン目線で読むなら、恋に悩んだりオッサン同士で恋の相談をしたりするのはありえねぇ~だろうとは思うんだけど、逆に竜崎のキャラならそれもアリかも・・。番外編として楽しむにはもってこいの作品でした。読了日:04月22日 著者:今野 敏えんじ色心中現代を象徴するパーツを組み合わせて「気づまり」を表現しているように感じました。 真梨作品では珍しく男性が主人公でした。 ドロドロ以上に重い作品です。読了日:04月21日 著者:真梨 幸子妄想気分あちこちで書かれたエッセイをまとめたもののようです。 「カラーひよことコーヒー豆」は優等生すぎてついていけませんでしたが、これはタイトルに見合ったエッセイ集だと感じました。 読了日:04月19日 著者:小川 洋子エルニーニョ (100周年書き下ろし)ロードムービーを観ているように読めました。 舞台は南の島かな?と思ったらまったく別の場所でした。 その地域が持っている多様性のようなものがよく描けています。 からゆきさんの話ですが以前別の本で読みました。 中島京子さんしっかり取材されているなと感じました。読了日:04月14日 著者:中島 京子わたしの彼氏究極の草食男子?を主人公にした作品です。同じく長編の 『魔法使いクラブ』的な展開を期待していましたが・・。 小説の主人公としては「公民館」や「サッちゃん」の方が魅力的かもしれません。 とはいうものの394頁をノンストップでサクサク読ませる筆運びはなかなかでした。ニュータイプの青山作品かもしれません。読了日:04月13日 著者:青山 七恵少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)ラストは素直に終わって欲しかったなぁ~と思う反面クライムノベルとしてはすごくよくできています。 いちばん怖いのは無作為による作為です。 ただ、ここで描かれている世の中は狭すぎやしませんか。(笑)読了日:04月12日 著者:湊 かなえ深く深く、砂に埋めて真梨幸子さんは、私の中でドロドロクィーンに就任いたしました。 読了日:04月09日 著者:真梨 幸子炎上する君新潮クレストっぽいかな?日本の小説のテイストとは異なるので評価が分かれるかもしれませんが、西加奈子さんの才能の一端を垣間見ることができました。 ナオコーラさんとは仲がいいみたいですね。→http://www.news-gate.jp/2008/1213/4/読了日:04月07日 著者:西 加奈子プリンセス・トヨトミトンデモ話だけど、最終的に読者をじ~んとさせるあたりは秀逸です。 おそらく誰が読んでも面白くて、それなりに読みごたえがある。 ありそうだけど、なかなか出会えないタイプの作品だと思います。 読了日:04月06日 著者:万城目 学海明け『へび女房』がよかったので読んでみました。 前半すご~く良かったんだけど、後半しりつぼみな感じでした。 ちょいと残念・・・・。読了日:04月04日 著者:蜂谷 涼読書メーター
2011.05.03
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動画サイトを見ていたら、三得利(SUNTRY)の新しいCMを見つけました。日本のCMも評判がいいようですが、台湾のものもいい味を出してます。三得利 離島醫生篇↑何を言っているのか、さっぱりわかりませんが、タイトルはそのまま「Dr.コトー」を意味すると思われます。息子と父親の溝通 従分享開始シリーズは他に二作見ることができますが、これが一番好きです。三得利 叮嚀篇↑こちらは以前も記事にしたものです。 静かに頷く父親がイイです。↑おなじみのCM。 60秒バージョンです。というわけで3月の書籍代です。19冊 525円 (@27円)今月の当たり今月の大当たり3月の読書メーター読んだ本の数:19冊読んだページ数:4557ページきみはポラリスBL風から心理サスペンス。近代文学っぽい味付けのものからコミカルな恋愛モノまでを網羅した作品集。しをんさんの引き出しの多さを改めて認識しました。たしかにロハスは胡散臭いと思います。読了日:03月31日 著者:三浦 しをん女ともだち個人的に捻りすぎる作品はあまり好きではないのでラストは余計かな・・・という気もしますが、ドロドロ好きな私はイッキ読みしました。 この当時、購入価格によるマンション住人の対立図式をあちこちで目にしました。 そのあたりもリアルと感じました。読了日:03月30日 著者:真梨 幸子逆襲、にっぽんの明るい奥さまやばい!4冊目にして、夏石ワールドにすっかりハマってしまった気がする。 次はバイブを買いに行こうと思います。(笑)読了日:03月27日 著者:夏石 鈴子終点のあの子あまり期待していませんでしたが見事に裏切られました。(笑)お嬢様系女子高といえば桐野夏生さんの『グロテスク』が思い起こされます。 描ききるという点では桐野さんには及びませんが、等身大(リアル)な黒さを描く筆は見事だと思います。 「ふたりでいるのに無言で読書」で一息つかせるあたりもいいですね。読了日:03月25日 著者:柚木 麻子いらっしゃいませ (角川文庫)佐藤浩一似の掃除のお兄さんとは展開があるのではないか?と思いましたが・・・・・だが、そこがいい!!夏石さんのあとがきを読むと、この作品にこめた想いを強く感じ取れます。 読了日:03月24日 著者:夏石 鈴子海馬の助走若合さんの作品全部読んでしまいました。 新作を書いてはいただけないでせうか?読了日:03月22日 著者:若合 春侑鏡の偽乙女 ─薄紅雪華紋様─表紙の高畠華宵。 画学生。 浅草十二階。 私娼窟。 新聞縦覧所。 遊郭跡。 上野。 二百三高地髷。 竹久夢二。 そして関東大震災の兆し。 それらのパーツの上に、どことなく淫靡で儚い世界が展開します。 大正浪漫全開の一冊でした。 多少BL入ってますが、男でも許容できる範囲だと思います。読了日:03月20日 著者:朱川 湊人殺人鬼フジコの衝動真梨幸子さんは凄すぎます。 個人的には犯人とか文章上のレトリックなど不要なのでは・・・と思えるほどの力作でした。 時節柄、強い精神力を持った方におススメします。 読了日:03月18日 著者:真梨 幸子へび女房維新直後の女性を描いた連作短編。素材も新鮮だし、展開が若干ベタな気もしますが後味も悪くありません。初読みの作家さんですが、他の作品も読んでみたくなりました。読了日:03月17日 著者:蜂谷 涼東京日記3 ナマズの幸運。10分の9のホント率は怪しいけど、相変わらず面白いので無問題です。 パンツに関する考察も面白いけど「伊達政宗の件はだめでした」に爆笑。なまこの「とひょう」川上さんらしくていいです。読了日:03月14日 著者:川上 弘美文士の意地〈上〉―車谷長吉撰短編小説輯志賀直哉の「剃刀」がスゴ過ぎました。 読んでいる最中、周囲の雑音がすべて消えました。読了日:03月13日 著者:窓の魚 (新潮文庫)トンがり西加奈子。 デビュー作もかなりトンがっていましたが、この作品で見せたトンがりはこなれたものになっているように感じました。 エッセイや他の作品を読むと笑えたりするんだけど、こういう作品を読むと西加奈子さんの実力を思い知らされます。読了日:03月11日 著者:西 加奈子その2に続きます。
2011.04.09
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3月の書籍代その1から地上八階の海文庫改題『真昼の花』読了日:03月10日 著者:角田 光代長い終わりが始まる小笠原のその後がスゴく気になります。読了日:03月10日 著者:山崎 ナオコーラ建てて、いい?中島たい子さんは30代独身女性を描かせたら天下一品です。 読了日:03月09日 著者:中島 たい子なくしたものたちの国小説の再読は滅多にしませんが、この本はこの先何度も開くことになると思います。 特に印象に残ったのは『さよならと、こんにちはのこと』描写力の巧さに心を奪われてしまいがちですが、あっ!と気がついた瞬間、涙が出ました。 読了日:03月08日 著者:角田 光代いっぺんさん読了日:03月04日 著者:朱川 湊人お別れの音青山七恵さんホントに巧いと思います。 『うちの娘』はO・ヘンリーの『善女のパン』を思い起しました。 読了日:03月02日 著者:青山 七恵きのうと同じに見えるけど新キャラの緑川さんのことがすげぇ~気になります。私は40過ぎの疲れまくったオッサンですが「あの雑誌」パラパラ読むの好きなんですよね。 富貴子さんの考察には激しく同意します。読了日:03月01日 著者:夏石 鈴子読書メーター↑こちらもSUNTORYのCMです。BOSSの宇宙人ジョーンズシリーズの最新版。 震災前に放映されていたものですが、ちょっとだけ元気になれます。
2011.04.08
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いやはや今年の冬はなかなか根性がありましたね。久しぶりに冬らしい冬を堪能することができました。さて、三月といえば卒業式シーズンです。関東ローカルですが、こんな↓CMがあります。お弁当作りもおつかれちゃんです。ちなみにお母さん役はを演じているのは水島かおりさんという女優さんです。 同世代ということもあると思いますが、この人のブログめちゃくちゃ面白いっす。というわけで、2月の書籍代です。16冊 210円 (@13円)ホント図書館はありがたいのですが、返却期限があるので体育会系読書を強いられています。 3月は自重したいと思います。2月の読書メーター読んだ本の数:16冊読んだページ数:4901ページ色ざんげ 読了日:02月25日 著者:島村 洋子海に沈む太陽読了日:02月25日 著者:梁 石日わくらば追慕抄読了日:02月23日 著者:朱川 湊人白痴群読了日:02月22日 著者:車谷 長吉前世の記憶読了日:02月22日 著者:高橋 克彦蝶 読了日:02月19日 著者:皆川 博子とんび読了日:02月17日 著者:重松 清ママの狙撃銃 読了日:02月15日 著者:荻原 浩ファミリーツリー読了日:02月12日 著者:小川 糸愛しの座敷わらし読了日:02月09日 著者:荻原 浩TOKAGE 特殊遊撃捜査隊読了日:02月08日 著者:今野 敏ちはやふる(9) (Be・Loveコミックス)読了日:02月06日 著者:末次 由紀名短篇、さらにあり (ちくま文庫)読了日:02月05日 著者:ボーダー&レス読了日:02月03日 著者:藤代 泉悪と仮面のルール (100周年書き下ろし)読了日:02月02日 著者:中村 文則悪党読了日:02月01日 著者:薬丸 岳読書メーター名短編シリーズは続編が出たようです。↓
2011.03.05
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年明けにワイルドに生きるという目標を掲げたわたしですが、その第一弾として、年休消化を口実に休みをとりまくる・・・・「サザエさんを明るい気分で見ようぜ!!ラッキーマンデーキャンペーン」を開催中です。おかげさまで、1月のノルマは大幅に落としてしまいましたが、ワイルドに生きることに決めたので、気にせず精進して参る所存です。 恐ろしいのはイレギュラーの人事発令ですが、まぁ~それは、そのときに考えることにします。 というわけで1月の書籍代です。20冊 925円 (@46円)↑おそるべき図書館利用効果です。「今まで支払った住民税をすべて取り返すまで読みまくるぜ!キャンペーン」も同時開催中です。今月の大当たりは・・・・【送料無料】文士の意...価格:3,780円(税込、送料別)当たりは・・・・ 【送料無料】モダ...価格:1,785円(税込、送料別)【送料無料】傷だ...価格:1,785円(税込、送料別)1月の読書メーター読んだ本の数:20冊読んだページ数:5605ページちはやふる(8) (BELOVEKC)読了日:01月31日 著者:末次 由紀モダンタイムス (Morning NOVELS)テンポのいい村上春樹(「羊をめぐる冒険」あたり)という感じを受けました。 ヨーシャなく面白かったっす!!読了日:01月29日 著者:伊坂 幸太郎敵影読了日:01月24日 著者:古処 誠二きいろいゾウ (小学館文庫)読了日:01月23日 著者:西 加奈子文士の意地 下―車谷長吉撰短篇小説輯「いのちの初夜」のみ再読でした。こんな小説を読んでいるとあんな小説が描けるのかなぁ~一般受けするとは思いませんが、長吉さんセレクトはどれも読みゴタエ十分!!「骨餓身峠死人葛」野坂昭如さんの本気を見ました。読了日:01月17日 著者:最後の命 (講談社文庫)読了日:01月14日 著者:中村 文則ちはやふる 7 (Be・Loveコミックス)読了日:01月13日 著者:末次 由紀黄色い虫 ─船山馨と妻・ 春子の生涯─春子さんのワイルドさにドキモを抜かれました。NHKのテレビ小説でドラマ化して欲しい!タイトルは「ひろぽんの女房」(笑)船山馨は過去の作家かもしれないけど、周囲を取り巻く作家からその人物像を浮かび上がらせる手法は巧みだと感じました。読了日:01月13日 著者:由井 りょう子その2へ・・・・↓
2011.02.06
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その2です。私たちには物語がある最後の一行に激しく同意♪私も愉快に暮らしていけそうです。読了日:01月12日 著者:角田 光代光媒の花う~ん。 申し分ないんだけど、道尾秀介さんの迷走ぶりも垣間見えた気がします。 才能のある作家さんだと思うので早く直木賞あげちゃってください!読了日:01月12日 著者:道尾 秀介月島慕情 (文春文庫)「ここ泣くところだから、しっかり泣かんかい!」的な文章に反発を抱いて浅田次郎さんの作品はクールに読んでいましたが、今回は負けてしまいました。 たぶん年のせいだと思います。(笑)読了日:01月07日 著者:浅田 次郎不思議島 (創元推理文庫)古典的な手法ですが、ミステリーに恋愛小説の要素を加えると良質なサスペンスになるというお手本のような作品。 盤石だと思っていた足元が揺らぎはじめる不安や焦りがよく描けていたように思います。 直木賞候補のわりにはジミですがこういうタイプの作品はすごく好きです。読了日:01月07日 著者:多島 斗志之箕作り弥平商伝記 (講談社文庫)読みやすいんだけど語り口が軽すぎるような気がします。 『邂逅の森』以上の作品が読みたいです。 追記:オエダラ箕について調べてみました。 この作品の意味は別なところにあるかもしれない・・などと思いました。読了日:01月06日 著者:熊谷 達也手ナオコーラさんお得意のキャラでサクサク読めました。 私はオッサンですが大河内さんはオッサンとして失格ですな。読了日:01月05日 著者:山崎 ナオコーラ昭和質店の客佐江衆一さんは初読みですが構成が巧みですね。 最後の章で平和の有難さを強く感じました。 満州の話は散々聞いたり読んだりしていますが、これほど感情移入できた作品はありませんでした。 読みやすいつくりになっているので若い人にも読んでもらいたいです。読了日:01月05日 著者:佐江 衆一きりこについて『さくら』は犬だったけど今回は猫。 猫好きにはこたえられない一冊です。 猫の名前の語尾に二世をつけたくなりました。読了日:01月03日 著者:西 加奈子湯けむりスナイパー VOLUME1 (マンサンコミックス)読了日:01月03日 著者:ひじかた 憂峰球体の蛇変な仕掛けがない分、純粋に小説として楽しめました。 かなり重い展開ですが、スノードームを思わせる世界観の構築や描き方は秀逸だと感じました。読了日:01月01日 著者:道尾 秀介傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーをドラマの雰囲気と矢作さんの描く世界は相容れないのではないか思っていたけど、なかなか面白く読めました。 これからお読みになる方は全話とはいいませんが、最終回ぐらいは観たほうがいいかもしれません。 ・・・真ん中の映画館では”相棒”って映画の舞台挨拶を・・(←P188)ニンマリしました。(笑)読了日:01月01日 著者:矢作 俊彦キュア cure前半は『アンテナ』や『コンセント』を思わせたけど、後半はスピリチュアルの要素を強く感じました。 ひとことで言えば混沌とした感じなんだけど、それらを巧くまとめて表現できるのはランディーさんの才能なのかなぁ~と思います。 読了日:01月01日 著者:田口 ランディ読書メーター
2011.02.05
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ヲタク道を極めるべく、日々茨の道を歩んでいる私ですが、先日滝行にも匹敵する精神修行に赴きました。さて、某日深夜1時。 参道を思わせる大きな通りは昼間の喧騒が嘘のように静まり返っています。 闇は深く、真冬の寒さは容赦なく体を突き刺します。 先達のあとを歩く私は、自らが物見遊山ではなく真の求道者としてここを訪れたのだということを自覚させられました。しばらく歩くと先達は歩を止め、確認の意味を込めて私に振り返りました。 射すくめられた私は動くことができません。いかん・・まだ迷いがある。しかし、先達はそんな私の迷いを気にするふうもなく、この世と魔界を隔てるように存在する扉を開け放ちました。いらっしゃいませ×3というわけで、生まれて初めてメイドカフェなるものに行ってきました。 秋葉原にある週末のみ朝までやっているお店(動画のリンク先のお店ではありません)ですが、深夜にも関わらず店内は私たちのような求道者でいっぱいでした。ともすれば、特別な響きをもつメイドカフェですが、基本的にふつーの喫茶店と何も変わりません。 ただ、常連と思われるお客さんはメイドさんと話し込んでいたり、オプションサービスでダーツをしたりしていました。 そのあたりがメイドカフェを楽しむツボなのかもしれません。 客層はさまざまで、10代から60歳近い人までいました。グループ客は普通にワイワイ騒いでいますが、一人で来ているお客さんはPSPをやっている人が多かったように思います。メニューは喫茶店+お酒といった感じで、それほど割高感はありませんでした。 ただ、飲食以外にチャージ料(500円ぐらい)が発生します。 それを知らなかった私は会計時に???でした。 ヲタ道にはまだまだ知らないことがたくさんあります。さらに精進してまいります。 というわけで、異常に前振りが長くなりました。ちょっと早いけど、12月の書籍代です。14冊 3,575円(@255円)今月から図書館を利用しているのでセーブすることができました。ちなみに全部新刊で買うと15,340円です。 12月の大当たり 年末なので年間書籍代です。54,938円(@486円)ちなみに・・・2009年 45,445円(@494円)2008年 68,981円(@560円)2007年 51,772円 (@502円)2006年 39,187円 (@502円)2005年 77,260円 (@623円)
2010.12.26
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今日は、過去に出勤した土曜日の代休でお休みでした。お金もないので寝たきり中年と化していましたが、ネットでこんなサイトを発見しました。カーリルあっ!それって上海帰りの??という猛者はいらっしゃらないと思いますが、なにやらレンタルのお店のようなサイト名ですよね。レンタルするのは本。 全国の公立図書館の在庫状況を調べられるというサイトです。私自身は図書館を利用していませんが、皆さんの話を聞くと、最近はネットで予約ができるようです。 基本的にそのシステムと変わりませんが、このサイトが優れているのは登録した複数の図書館の在庫状況をチェックして、予約を入れられる点です。一般に図書館の利用条件は、その自治体に居住しているか、在勤、在学している人となっていますが、最近はこの制限を設けていない公立図書館が増えているようです。私の場合は、住んでいるところの市立図書館と、勤務先にある市立図書館。 さらに県立図書館(←ちょいと遠いけど)で、三ヶ所の利用が可能ですが、利用条件を課していない自治体が近くにあるなら更にプラスα。 それらを登録して、検索を掛けたのち、在庫があればリンクされている各図書館に予約を入れることが可能です。 これなら平日に機動力のないサラリーマンも図書館を有効に使えるようになるかもしれません。 いつの日にか毎月の書籍代を0(ゼロ)にしたいものです。というわけで、11月の書籍代です。13冊 3,320円今月の大当たりは『空白の叫び』『魔法使いクラブ』『カレチ』の三冊。『ちはやふる』は10巻まで積読済みでごわす。11月の読書メーター読んだ本の数:13冊読んだページ数:4191ページ桃色トワイライト (新潮文庫)とりあえず、仕事帰りにクウガのDVD借りようと思う。読了日:11月30日 著者:三浦 しをん廃墟に乞う警察小説としての要素に加えて、疲弊しきった北海道の今が織り込まれていて独特の深みを感じました。 ただ、佐々木譲さんには『警官の血』で直木賞を受賞して欲しかったなぁ~読了日:11月27日 著者:佐々木 譲空白の叫び 下 読了日:11月24日 著者:貫井 徳郎空白の叫び 上少年院って今でもこんな感じなんすか?マンモス西(←「あしたのジョー」)が出てきそうな雰囲気がヤバい!!読了日:11月22日 著者:貫井 徳郎ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)「自分のことでないと夢にしたらあかん」 読了日:11月21日 著者:末次 由紀カレチ(1) (モーニングKC)昭和40年代後半に子供だった私は時々、駅に電車の写真を撮りに行っていました。 ホームでカメラを持ってフラフラしていると交替で待っている運転士さんがきさくに声を掛けてくれました。 そんな経験を踏まえて言わせていただくなら、この作品で描かれているいくつかのエピソードは絵空事ではなくそれなりにリアリティーがあるのではないかと思います。 読了日:11月20日 著者:池田 邦彦桐畑家の縁談 (集英社文庫)読了日:11月17日 著者:中島 京子ボトルネック (新潮文庫)北陸独特の低い空は主人公の心象風景だと思いますが、どこか薄っぺらだと感じてしまいました。 決して悪くはありませんが、もうすこしエンタメと割り切って書いたほうがよかったような気がします。 読了日:11月13日 著者:米澤 穂信恐怖新聞 (2) (秋田文庫)35年ぶりぐらいに読みました。 当時は100日寿命が短くなるなんて、何とも思わなかったんだけど、40過ぎるとビミョーにリアルスティックで怖いです。 巻末の解説は弟さんですが、文章から兄弟愛のようなものを強く感じました。読了日:11月13日 著者:つのだ じろう探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) 翻訳ハードボイルドが好きならそれなりに楽しめると思います。 読了日:11月10日 著者:東 直己聖☆おにいさん(3) (モーニングKC)数々の宗教ギャグの元ネタを詳しく知りたくなりました。 読了日:11月07日 著者:中村 光魔法使いクラブ主人公が登校時に黄色い車を目にする冒頭から、黄色いバスに乗り込むシーンまで361頁。短編の名手である著者には有り得ない長さとタイトルですが、デビュー作の「窓の灯」で味わったザラザラ感を再度味わうことが出来ました。読了日:11月04日 著者:青山 七恵遠くの声に耳を澄ませて一作目で鷲掴みにされました。 宮下奈都さんは最近脚光を浴びている作家さんですが、20代の作家には書けない深みがあるような気がします。 読了日:11月03日 著者:宮下 奈都読書メーター
2010.12.06
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私の家のバスルームには、「絶対に触れてはならない」と奥さんに厳命されている二本の赤いボトルがあります。高級品であるがゆえに、私に使われたくないらしいのですが、先日むしゃくしゃすることがあって、(←犯罪者の常套句ですな)その腹いせに使ってみたところ・・・・薄くなった髪の毛が急に生えてきました。というのはもちろんウソですが、髪の毛にツヤが出て、なかなかイイ感じです。 すっかり調子に乗って一週間ぐらい使い続けていました。ところが昨夜ボトルを手にとったところ、以前とは明らかに軽くなっていることに気がつきました。 うぅ・・・やばい。 このままでは私の悪事が露呈してしまいます。 というわけで、ばれる前に詰め替え用を購入しようと本日、マツ○ヨに行きましたが驚くほど高くて、私のおこずかいで買うことは不可能。 もうおしまいです。どうするべきか?今日一日中、そのことばかり考えていて落ち込んでいましたが、先ほど入浴中にハタと気がつき桃の絵の書いてある私のシャンプー(198円)の中身を、赤いボトルの中に少しだけ足しておきました。 一件落着。 まったく、なんとつまらないことで悩んでいたのでしょうか?今夜もよく眠れそうです。 というわけで10月の書籍代です。11冊 5,470円 10月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:3007ページカラーひよことコーヒー豆心がササクレ立っている時に読むと、どんな薬より効くと思います。読了日:10月29日 著者:小川 洋子ツリーハウスおそらく本書は角田光代さんを国民的な作家として位置づける一冊になると思います。 読了日:10月28日 著者:角田 光代新ブラックジャックによろしく 9 (ビッグコミックススペシャル)ついに完結!並みの小説にはない読み応えのあるシリーズでした。 6巻からはオンラインで読みました。読了日:10月27日 著者:佐藤 秀峰イキガミ 7 (ヤングサンデーコミックス)Episodoe13の最終カットがサイコーにいい。読了日:10月24日 著者:間瀬 元朗くまちゃん私は90年代恋愛クロニクル(年代記)といった感じで楽しめました。 アラフォー世代におススメです。読了日:10月21日 著者:角田 光代百 (新潮文庫)読了日:10月17日 著者:色川 武大何もかも憂鬱な夜に相変わらず暗いんだけど、研ぎ澄まされた文章は魅力的。いつの日にか、この人の書くエンタメを読んでみたい。読了日:10月14日 著者:中村 文則緋(あか)い記憶 (文春文庫)切り取られた記憶の場面には、無意識に消去してしまった前後の脈略があります。 かたく閉ざされた無意識の扉をこじ開けようとする時の痛みと、その扉の向こうにある真実。 それを知ったときの戦慄を描くさまが秀逸でした。読了日:10月10日 著者:高橋 克彦闇の底 (講談社文庫)薬丸岳さんは三冊目。 いずれもテーマや展開が似かよっていましたが、飽きることがありません。 読みやすいけど軽薄なミステリーが多い中にあって薬丸さんは稀有な存在だと思います。読了日:10月08日 著者:薬丸 岳千年樹 (集英社文庫)荻原さんってホント器用な作家さんだと思います。 いろんなジャンルが楽しめる一冊でした。読了日:10月07日 著者:荻原 浩赤線跡を歩く―消えゆく夢の街を訪ねて (ちくま文庫)読了日:10月06日 著者:木村 聡読書メーター↓10月の起床時間です。
2010.10.31
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「俺、女と暮らすからおまえにやるよ」20歳の夏に友人から譲り受けた小型冷蔵庫がついに寿命を迎えました。今年の夏は昭和の家電にとって、あまりにも過酷だったようです。結婚してからは、専らマイ冷蔵庫として活用してきました面倒だった霜取りも懐かしい想い出です。みなさんのところには古い家電はありますか? というわけで、9月の書籍代です。15冊 3,445円(@229円)最近、仕事がめちゃくちゃ忙しくて、帰宅は早くて22時。 遅いときは23時過ぎです。 朝7時には家を出るので、平日の在宅時間は8~9時間とヒジョーにタイトですが、こういう時って、現実逃避がしたくてやたらと読みたくなるんですよね・・・・・。 結局、睡眠時間が3~4時間になっているわけですが、こうなるとほとんどビョーキでパチンコ依存やネットゲーム依存と変わりませんね。今月は活字廃人にならないようにに心がけようと思います。9月の読書メーター読んだ本の数:15冊読んだページ数:4308ページ私という病読了日:09月30日 著者:中村 うさぎ世間樣かくありき読了日:09月29日 著者:若合 春侑Invitation 読了日:09月28日 著者:江國 香織,川上 弘美,桐野 夏生,小池 真理子,小川 洋子感じて。息づかいを。 (光文社文庫) 読了日:09月28日 著者:不倫(レンタル) (角川文庫)読了日:09月28日 著者:姫野 カオルコいつか響く足音読了日:09月22日 著者:柴田 よしき札幌刑務所4泊5日 (光文社文庫)読了日:09月20日 著者:東 直己Herstories 彼女たちの物語読了日:09月19日 著者:榎本 正樹優しい子よ読了日:09月17日 著者:大崎 善生ラジ&ピース読了日:09月15日 著者:絲山 秋子てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書 (講談社文庫)読了日:09月15日 著者:黒川 博行日本鉄道物語 (講談社文庫)読了日:09月14日 著者:橋本 克彦天使のナイフ (講談社文庫)読了日:09月07日 著者:薬丸 岳絲的メイソウ (講談社文庫)読了日:09月03日 著者:絲山 秋子葬列 (角川文庫)読了日:09月02日 著者:小川 勝己読書メーター
2010.10.03
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春先からよく観るようになったこのCM↓earth music & ecologyってなんじゃらほいと思っていましたが、洋服屋さんだったんですね。このCMは秋バージョンが放映されています。 残暑はハンパなく厳しいわけですが、少しづつ秋がやってくるのかもしれませんね。 というわけで8月の書籍代です。8冊 4,315円 8月の満足度 34 8月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:2540ページドールハウス (角川文庫)「このような層に、このような層に属していた者として、このような層を掬いたかった」この家族関係をリアルと感じる読者は少ないと思いますが、リアルな人にとっては私たちが思う以上にリアルなのではないかと思います。 マイノリティーを異端と感じていることはないだろうか?自分自身に問いかけてみたくなりました。読了日:08月30日 著者:姫野 カオルコ激流〈下〉 (徳間文庫)イロイロと申し上げたいこともありますが、これだけの長さでありながら最後まで緊張の糸が緩むことがないのは見事です。柴田よしきさんの作品は長ければ長いほどいいです。 没頭して読んでいると疲れますが「読みごたえ」と言い換えることもできます。読了日:08月27日 著者:柴田 よしき激流〈上〉 (徳間文庫)読了日:08月23日 著者:柴田 よしき反時代的毒虫 (平凡社新書)ブンガクの話。 お金の話。 「嫁はん」との句会。 どれをとっても車谷ファンにとっては魅力的でした。 中村うさぎをちょっと見直しました。 読了日:08月20日 著者:車谷 長吉ひそやかな花園二年半ぶりの長編新刊。 空いている日を選んでイッキ読みしました。 導入部の展開はカズオ・イシグロの『私を離さないで』っぽいなぁ~と思いましたが、後半は角田パワー炸裂。 特に紗有美は十八番キャラです。 その選択は、もしかしたら後悔するものだったかもしれません。 しかし、そこには、選択したからこそ残されたものがあるはず。 そんなことを考えさせられました。読了日:08月17日 著者:角田 光代バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)初読みの作家さんです。 ハードボイルドの基本はしっかり踏襲している上に読みやすいです。 原りょうは新作が出ないし矢作俊彦も最近ハードボイルドを書いてない。 でも大沢在昌はちょっと違う気がする・・・・・とお嘆きの貴兄に。(笑い読了日:08月11日 著者:東 直己ふがいない僕は空を見た好みによると思いますが、R18文学賞受賞作の「ミクマリ」は勢いで書かれているように感じました。 しかし、それ以降の連作は申し分のない仕上がりです。 他の方もご指摘になっていますが一作ごとに巧くなっているように思います。 特に「セイタカアワダチソウの空」は秀逸です。 この賞からはホントにいい作家さんが出てきます。読了日:08月04日 著者:窪 美澄喪失記 (角川文庫)私は今まで姫野カオルコさんをナメていたかもしれません。 というわけで勝手に「真夏のリアル・シンデレラフェア」開催中。読了日:08月02日 著者:姫野 カオルコ読書メーター
2010.09.07
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先日テレビを見ていたら、地デジの普及率が8割を超えたという報道がありました。えっ!それってマジっすか? 状態です。完全移行まで一年を切った現在でも、ギリギリまで粘ればなんとかなるんじゃないか?などと気楽に構えていた、きたあかり家にとっては衝撃の報道でした。さっそく知人などに聞いてみましたが、その普及率は3割程度。周囲の人間がテレビ嫌いというわけではありません。私も含めて、テレビがないと生きていけないバリバリのテレビ人間達です。8割と3割。 そのギャップは何なんだ???と思い、ネットを検索していたら南関東問題というキーワードをみつけました。今まで、日本中の家庭でアンテナ工事が行われていて、普及率8割に至ったと思っていたのでぶっくりです。 アンテナを取り替えるお金もないし、本当にどうしませう。 というわけで、7月の書籍代です。8冊 6,455円 7月の満足度37★7月は大当たり月でした。 そのなかで一冊選ぶとすれば・・・・・惜しくも直木賞は逃しましたが、個人的には大満足の一冊でした。7月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:2606ページ累犯障害者 (新潮文庫)江川紹子さんの解説。 最後の二行に激しく同意します。 読了日:07月30日 著者:山本 譲司黒百合香ちゃんの小悪魔ぶりがツボでした。 ラスト近くであれ?あれ?と思い人物相関図書いてみました(笑) どちらかというと『汚名』(文庫改題「離愁」)の方が好みですが、この作風は嫌いではありません。読了日:07月28日 著者:多島 斗志之横道世之介これ吉田修一作品??まじっすか?という感じでしたが思いっきり楽しめました。 「ハートカクテル」とか「ねるとん」とか懐かしすぎて泣きました。(笑)読了日:07月23日 著者:吉田 修一小さいおうち途中までは『リアル・シンデラレ』の方が勢いという点で勝っているように思いましたが、余韻を残す最終章が直木賞受賞の決め手になったのではないかと思います。 読了日:07月20日 著者:中島 京子リアル・シンデレラ泉が幸せそうに鯉の洗いを食べるシーンが秀逸でした。¢ツイラク£ほどトンガってないし、¢ハルカエイティ£と較べるなら読み応えがあります。今から数時間後に発表される直木賞ですが、受賞に値する作品だと思います。読了日:07月15日 著者:姫野 カオルコティファニーで朝食を (新潮文庫)反論覚悟で書きますが、原作のホリー・ゴライトリーは飯島愛っぽいかなぁ~と思ったりもしました。読了日:07月05日 著者:トルーマン カポーティ虚夢初読みの作家さん。 テーマもぶれないし、展開も申し分ないです。 もう少し枚数を増やせば、さらに読み応えがあったんじゃないかと思います。読了日:07月04日 著者:薬丸 岳コイノカオリ宮下さん狙いで読みましたが、秀作ぞろい。 これほどデキのいいアンソロジーは滅多にないと思います。 読了日:07月03日 著者:角田 光代,島本 理生,栗田 有起,生田 紗代,宮下 奈都,井上 荒野読書メーター
2010.08.01
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ついさっき知りましたが、ニコニコ動画を貼れるようになったんですね。最近見た感動系CMがあったので、試しに貼り付けてみます。いずれも東京ガスの90秒CMです。山菜篇。 孫の語り口が最高にいいです。 炒飯篇。 きたろうさんGJです。またまた、さっき知りましたが、コメント欄の画像認証機能も追加されてました。 これでスパムコメントも撃退? というわけで6月の書籍代です。8冊 6,840円今月は豊作でした。あえて一冊選ぶとすれば青山七恵さんの「かけら」です。6月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:2540ページ切断 (創元推理文庫)もう少しくだけた感じの方が売れるんだろうと思いますが、私はこの方が好きです。 読了日:06月24日 著者:黒川 博行元職員 (100周年書き下ろし)楽しもうとしても常に不安がぱっくりと口を開けている。 それともその逆でしょうか?肝っ玉の小さい私は主人公の気持ちが手に取るように理解できました。 『悪人』のような派手さはないけど良質な作品だと思います。読了日:06月19日 著者:吉田 修一神去なあなあ日常この本スゴく売れてますよね。日本の林業を救うのは三浦しをんさんかもしれない…などと思いました。読了日:06月16日 著者:三浦 しをんかけら「びみょー」を具体的に表現するとこんなカタチになるのかなぁ~評判通りの作品でした。読了日:06月09日 著者:青山 七恵新宿鮫 (光文社文庫)ショルダータイプのケータイに時代を感じました。読了日:06月07日 著者:大沢 在昌女ともだち井上荒野さん巧すぎます。読了日:06月05日 著者:井上 荒野,栗田 有起,角田 光代,唯野 未歩子,川上 弘美羊の目 (文春文庫)読了日:06月04日 著者:伊集院 静1Q84 BOOK 3牛河なんていたっけ?と読み始めましたが、特異なキャラクターに引っ張られました。 BOOK1.2の助演男優賞はタマルでしたが今回は安達クミに助演女優賞をあげたいです。(笑)読了日:06月01日 著者:村上 春樹読書メーター
2010.07.04
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新人さんとの引継ぎが終わったので、営業エリアが変更になりました。くじら漁をしている町。 村上春樹さんの『1Q84』に出てくる町。 などで、まったり仕事をしています。村上春樹さんといえば、↑で、以前連載されていた「村上ラヂオ」(←エッセイ)が再開されているようです。 もちろん読んでみたいんだけど、わたしが買うと通報される可能性があるので、怖くて買えません。 とりあえず書籍化を待ちたいと思います。↑最新刊の特集は こんどこそ! くびれを手に入れる!! 夏が近いんですね・・・・・BONNIE PINK-A Perfect Sky BONNIE PINK - Is This Love? というわけで、5月の書籍代です。4冊 2,430円 5月の満足度 16★ 5月の大当たり 5月の当たり
2010.05.30
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新年度から新人さんとお仕事をしています。昨年は22歳の新卒女子でしたが、今年はパートさんです。パートさんといえば女性をイメージしがちですが、一緒に仕事をしているのは、私と同年代の男性二人。 いわゆるリストラ組と呼ばれる人たちです。 上司から話をされた時にヘンな先入観を持ってしまいお互いに苦労をするのではないか?などと思ってしまいましたが、実際に仕事をしてみると酸いも甘いも噛み分けた社会経験はダテではありません。 キツイことを言えない私がやんわり話すことでも、そのニュアンスを汲み取ってもらえるので、ありがたいです。 きっとこの人たちは前の職場では仕事が出来たんだろうなぁ~などと思ったりもします。 「一緒に頑張りましょう」などと言っているわけですが、しばらくしたら仕事の面で抜かれてしまうかもしれません。 というわけで、4月の書籍代です。仕事が忙しくて、読書量がた落ちです。4月の書籍代 5冊 3,285円 4月の満足度 18★4月の読書メーター読んだ本の数:5冊読んだページ数:1564ページ片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)読了日:04月25日 著者:道尾 秀介そろそろくる (集英社文庫)読了日:04月12日 著者:中島 たい子Nのために 読了日:04月09日 著者:湊 かなえコトリトマラズ読了日:04月02日 著者:栗田 有起夜想 (文春文庫)読了日:04月01日 著者:貫井 徳郎読書メーター
2010.05.01
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先日、職場で4月からの新しい給与体系が発表されました。40歳以上はすげぇ~給料が下がるらしい・・とのうわさ。まぁ~私の仕事ぶりなら2~3万下がるのは仕方ないなぁ~などと思っていましたが、なっ、なんと・・・・・・・・基本給が70,000円も下がっていました。 まだ、奥さんには言ってませんが、おこずかいも下げられちゃうんだろうな・・・・。もうコンビにで が買えなくなっちゃうな・・・悲しいです。 というわけで3月の書籍代です。7冊 4,130円3月の満足度 28★3月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2109ページわくらば日記読了日:03月19日 著者:朱川 湊人Presents (双葉文庫)読了日:03月12日 著者:角田 光代スカイ・クロラ (中公文庫)読了日:03月07日 著者:森 博嗣ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)読了日:03月07日 著者:辻村 深月菊葉荘の幽霊たち (ハルキ文庫)読了日:03月03日 著者:角田 光代ナニカアル読了日:03月02日 著者:桐野 夏生ベーコン (集英社文庫)読了日:03月01日 著者:井上荒野読書メーター
2010.04.03
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先日、誕生日がやってきてまたひとつオトナになっちまいました。アラフォーという言葉が市民権を得て数年経ちますが、40代半ばともなると、そのコトバにビミョーな疎外感を覚えたりもします。ちなみにアラ○○ですが、60歳前後はアラカンと呼ぶそうです。アラウンド還暦の略ですが、アラカンなんて嵐寛寿郎みたいでカッコいいですね。 えっ 嵐寛寿郎を知らない? というわけで、おっさんのひとりごとのあとは2月の振り返りです。2月の起床時間。2月の書籍代。7冊 2,970円2月の満足度 29★ (レビューにつけた★の合計です)2月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2259ページ真綿荘の住人たち読了日:02月25日 著者:島本 理生症例A (角川文庫)読了日:02月20日 著者:多島 斗志之七夕しぐれ (光文社文庫)読了日:02月15日 著者:熊谷 達也贋世捨人 (文春文庫)読了日:02月12日 著者:車谷 長吉汚名読了日:02月11日 著者:多島 斗志之掏摸読了日:02月07日 著者:中村 文則ラットマン読了日:02月03日 著者:道尾 秀介読書メーター
2010.03.05
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角田光代さんが、今流行のTwitterをはじめたらしい・・・という噂を聞きつけたので、私もTwitterに登録してみました。一般人がツブやいて何が面白いのかよくわかりませんが、気になっている有名人をフォローするのは、それなりに面白いかもしれません。作家さんの中では、今までお弁当ブログを日々更新していた柴田よしきさんが怒涛のツブやきをしています。書評家の大森望さんの「フォローしている」をチェックすると作家さんたちのTwitterをたくさん見つけることができます。作家といえば27日にサリンジャーが亡くなりました。「ライ麦畑でつかまえて」は二回読みました。10代で読んだときは面白さに気がつきませんでしたが、世の中がインチキ野郎ばかりで構成されていることに気がつきはじめた20代後半で読んだときに、激しく共感できました。 May he rest in peace. というわけで1月の書籍代です。13冊 8,703円1月の満足度 48★ (レビューにつけた★の合計です)1月はたくさん読めて、幸せな一ヶ月でした。雑誌なのでレビューは書いていませんが、「文藝」春号の島本理生特集なかなかヨカッタです。1月の読書メーター読んだ本の数:13冊読んだページ数:4031ページ星間商事株式会社社史編纂室読了日:01月29日 著者:三浦しをん金輪際 (文春文庫)読了日:01月26日 著者:車谷 長吉文藝 2010年 02月号 [雑誌]読了日:01月24日 著者:眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎読了日:01月23日 著者:ダニエル T.マックス風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)読了日:01月17日 著者:三浦 しをん無理読了日:01月16日 著者:奥田 英朗わたしを離さないで 読了日:01月09日 著者:カズオ イシグロこれでよろしくて?読了日:01月05日 著者:川上 弘美ありがとう、さようなら (ダ・ヴィンチ ブックス)読了日:01月02日 著者:瀬尾まいこ都市伝説セピア (文春文庫) 読了日:01月02日 著者:朱川 湊人文豪さんへ。近代文学トリビュートアンソロジー (MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)読了日:01月01日 著者ツアー1989 (集英社文庫)読了日:01月01日 著者:中島 京子おはなしの日 (集英社文庫 あ 46-2)読了日:01月01日 著者:安達 千夏読書メーター
2010.02.05
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みなさんこんにちは♪カップ麺評論家のきあたかりです。今月のヒットは・・・・・「日清のどん兵衛 きつねうどん 液体つゆ仕上げ」コンビニで発見しました。スープが粉末ではなく液体つゆです。ノーマルどん兵衛とは段違いの味わいです。ちょっと高め(168円)なので、ランチタイムをゴージャスに演出したいときに限って購入しています。唯一の難点は別袋の七味を入れ忘れてしまうことです。食べ終わって発見するとすげぇ~ショックです。というわけで、ちょっと早いけど12月の書籍代です。5冊 3,105円 12月の大当たり年末なので年間の書籍代です。2009年 年間書籍代45,455円 (@494円)ちなみに・・・2008年 68,981円(@560円)2007年 51,772円 (@502円)2006年 39,187円 (@502円)2005年 77,260円 (@623円)
2009.12.26
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すっかり秋も深まり、初冬の雰囲気が漂ってきました。事業仕分けやら、内藤・亀田戦などが世間の耳目を集めていた11月でしたが、私の関心はタバコ税値上げです。 直近の調査によれば、男性の喫煙率は30%、女性の喫煙率は10%を割ったそうです。 メディアで流される禁煙補助のガムやパッチ。 最近話題になっている電子タバコなるものを横目で眺めつつ、そろそろ止め時かなぁ~などと考えてみたりもしますが、元来、依存体質の私は禁煙ガムや電子タバコを止められなくなるのではないだろうか?などと思ってしまいます。 まぁ1,000円になったら止めざるをえないんですが・・・・。寺田虎彦がこんなことを書いています。先年胃をわずらった時に医者から煙草を止めた方がいいと云われた。「煙草も吸わないで生きていたってつまらないから止さない」と云ったら、「乱暴なことを云う男だ」と云って笑われた。 もしあの時に煙草を止めていたら胃の方はたしかによくなったかもしれないが、その代りにとうに死んでしまったかもしれないという気がする。 何故だか理由は分らないが唯そんな気がするのである。『喫煙四十年』 「中央公論」昭和9年8月よくわかりませんが、私も唯そんな気がするんですよね。 というわけで11月の書籍代です。11月の書籍代 15冊 5,240円(@349円)今月は漫画率高めでしたが、なんと言っても『いのちの初夜』が印象に残りました。 わずか三年しか活動をしなかった作家の作品が70年後の現代に読み継がれているって、単純にスゴいとコトだと思います。11月の読書メーター読んだ本の数:15冊読んだページ数:3486ページムショ医 1 (芳文社コミックス)読了日:11月29日 著者:佐藤智美製鉄天使読了日:11月24日 著者:桜庭 一樹聖☆おにいさん (2) (モーニングKC)読了日:11月23日 著者:中村 光新ブラックジャックによろしく 7 (ビッグコミックススペシャル)読了日:11月23日 著者:佐藤 秀峰特攻の島 1 (芳文社コミックス)読了日:11月22日 著者:佐藤 秀峰赤い指読了日:11月20日 著者:東野 圭吾秋の牢獄読了日:11月15日 著者:恒川 光太郎死顔読了日:11月13日 著者:吉村 昭しずく読了日:11月12日 著者:西 加奈子碇星 (中公文庫)読了日:11月12日 著者:吉村 昭ロック母読了日:11月10日 著者:角田 光代壊れゆくひと (角川文庫) 読了日:11月07日 著者:島村 洋子いのちの初夜 (角川文庫)読了日:11月06日 著者:北条 民雄悪果読了日:11月04日 著者:黒川 博行パンドラの火花 (新潮文庫 く 28-2)読了日:11月02日 著者:黒武 洋読書メーター
2009.11.30
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10月も終わりですが、私の夏休みも終わりです。なにせ9日間の休みなので、こんなところに行ってみたい とか・・・こんなコトをしてみたい などという思いはありましたが、すべて計画を立てる段階でめんどくさくなってしまいました。出かけたのは都内のみ。水曜日神田古本市に行きたいなぁ~と思いましたが、東西線 のなかで極端に人ごみが苦手だった自分に気がつき、行き先を変更して秋葉原ブックオフへ。(←最近品揃えイマイチだと思うのは私だけ?)もちろん帰りの東西線も大混み・・・。土曜日品川の帰りにヴィーナスフォートに行ったら、なっ!!なんと停電で全館閉鎖。(←パチンコ屋で一回経験があるけど、なんかぶっくり)結局・・・・好きな時間に起きて 仕事にもドコにも行かず 好きな時間に寝る というのが自分にとっては最高の贅沢だということに気がついた次第です。 というわけで10月の書籍代です。今月は当たりが多くて読書の秋を満喫できました。12冊 3,535円 (@294円)10月の読書メーター読んだ本の数:12冊読んだページ数:3267ページ贖罪 (ミステリ・フロンティア)読了日:10月30日 著者:湊 かなえ赤目四十八瀧心中未遂読了日:10月28日 著者:車谷 長吉悼む人読了日:10月27日 著者:天童 荒太差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)読了日:10月26日 著者:辛 淑玉,野中 広務春のオルガン (新潮文庫)読了日:10月17日 著者:湯本 香樹実塩壷の匙 (新潮文庫)読了日:10月15日 著者:車谷 長吉バスジャック (集英社文庫)読了日:10月12日 著者:三崎 亜記女中譚読了日:10月10日 著者:中島 京子寄生虫博士の中国トイレ旅行記 (集英社文庫) 読了日:10月05日 著者:鈴木 了司忌中 (文春文庫) 読了日:10月04日 著者:車谷 長吉浮世でランチ読了日:10月03日 著者:山崎 ナオコーラ自由死刑 (集英社文庫)読了日:10月02日 著者:島田 雅彦読書メーター
2009.11.01
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春先に本を大量処分しました。400冊ぐらい処分したのでスッキリしましたが、半年経った現在、また本が溜まって困っています。 自分が悪いんだけど・・レコード→CD→MD→iPod。省スペースに関して劇的な進化を遂げている音楽業界と比較するなら、出版業界のそれは文庫本で停滞しています。 まぁ~ケータイ小説とかあるんだけどね・・・・ファミコン(←赤いやつ)全盛期の80年代後半にディスク・システムなるサービスがありました。 手持ちのディスクにゲームを書き込むシステムで、書き込みのできる機械は玩具店や電気店に置いてありました。 もちろん上書きも出来るのでディスクは一枚購入すればOKでした。DSにこのシステムを導入して、新刊本と連動。価格を「本」の7割ぐらいに抑えれば、本屋さんのネットワークも維持できるし、個人的にはブック○フに行く機会も減るのになぁ~とブック○フのレジで支払いをしながら思った次第です。 というわけで9月の書籍代です。12冊 3,950円(@330円) 大当たり本 当たり本9月の読書メーター読んだ本の数:12冊読んだページ数:4083ページ戦前のこわい話 (河出文庫)読了日:09月27日 著者:骨の記憶読了日:09月23日 著者:楡 周平群青 (小学館文庫 み 10-1)読了日:09月17日 著者:宮木 あや子しをんのしおり (新潮文庫)読了日:09月13日 著者:三浦 しをん向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)読了日:09月12日 著者:道尾 秀介白蝶花(はくちょうばな)読了日:09月09日 著者:宮木 あや子青葉の頃は終わった (光文社文庫)読了日:09月08日 著者:近藤 史恵29歳読了日:09月05日 著者:山崎 ナオコーラ,柴崎 友香,中上 紀,野中 柊,宇佐美 游,栗田 有起,柳 美里,宮木 あや子ジャージの二人 (集英社文庫 な 44-1)読了日:09月05日 著者:長嶋 有当確への布石読了日:09月02日 著者:高山 聖史アンフィニッシュト (文春文庫)読了日:09月01日 著者:古処 誠二空の中 (角川文庫)読了日:09月01日 著者:有川 浩読書メーター
2009.09.30
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ただでさえビンボーな私ですが、最近そのビンボーに拍車がかかり、どん底のサラリーマンライフを送っています。最も顕著なのはランチです。最近はカップラーメンと、家から持参したおにぎりで凌いでいます。コンビニでカップラーメンを買うとメーカーのNBだと150円前後コンビニのPBで120円前後です。ところが、某スーパーに行ったところPBのカップラーメンをなっ なんと 68円で売っているではないですかぁ~さっそく二個購入して、ランチタイムに臨みましたが・・・・具がニンジンのスライス数片と小さいワカメが数枚・・悲しすぎました・・・味はフツーでした。(念のため) というわけで8月の書籍代です。7冊 3250円(@464円) 8月の大当たり ↑西川美和恐るべし!! 8月の当たり
2009.09.05
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久しぶりに現場仕事に復帰したせいで、夏の暑さが身に堪えます。毎日、汗をかいているので痩せるに違いない!!などと考えていますが、その気配がまるで感じられません。どうやら、帰りにコンビニで買い食いしてしまうからではないだろうか・・などと反省している今日この頃です。 というわけで、今月の書籍代です。7月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:2378ページ書籍代5,110円(@567円) 大当たり 当りイキガミ 6―魂揺さぶる究極極限ドラマ (ヤングサンデーコミックス)読了日:07月31日 著者:間瀬 元朗喋々喃々読了日:07月31日 著者:小川 糸花宵道中読了日:07月19日 著者:宮木 あや子金魚生活読了日:07月18日 著者:楊 逸初恋温泉読了日:07月10日 著者:吉田 修一暴雪圏読了日:07月07日 著者:佐々木 譲心と響き合う読書案内 (PHP新書 578)読了日:07月05日 著者:小川 洋子ルパンの消息 (光文社文庫 よ 14-2)読了日:07月04日 著者:横山 秀夫女たちは二度遊ぶ (角川文庫)読了日:07月02日 著者:吉田 修一読書メーター
2009.08.07
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『タモリ倶楽部』を見終えて眠りにつきましたが、体中がかゆくて三時過ぎに目が覚めました。気がつくとあちこちを蚊に刺された痕跡が・・↓スイッチを入れ忘れてました。こんな時間に目が覚めるとやることがないので、↓こんな過ちを犯してしまったりします。というわけで、6月の書籍代です。今月の書籍代8冊6,580円(@822)6月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:2404ページ庵堂三兄弟の聖職読了日:06月29日 著者:対話篇読了日:06月27日 著者:金城 一紀贖いの地 (新潮文庫)読了日:06月25日 著者:カブリエル コーエンタペストリーホワイト読了日:06月18日 著者:大崎 善生聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)読了日:06月10日 著者:中村 光1Q84 BOOK 2読了日:06月08日 著者:村上春樹1Q84 BOOK 1読了日:06月06日 著者:村上春樹新ブラックジャックによろしく 6 (ビッグコミックススペシャル)読了日:06月06日 著者:佐藤 秀峰読書メーター
2009.07.01
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金曜日に村上春樹さんの新作↓が届きました。 まだ、100頁しか読んでいませんが、出だしは『ダンス・ダンス・ダンス』のそれに似ているかなぁ~という印象を受けました。 春樹ファンなら「もう、イキナリはじまっちゃってますぅ~」って感じです。 初めて春樹作品を読まれる方でも、つかみはOK状態なのですんなりと春樹ワールドに入りこめると思います。金曜に発売されましたが、すでに4刷が決定。 発行部数は68万部だそうです。 ファンとしては嬉しいかぎりですが、女性たちの間で首都高速の路側帯に設けられた非常階段を降りるのがブームになるのではないかと危惧しています。 さて、そんな感じで5月の書籍代です。6冊 1,600円今月の当り 読書メーターで、この人の本って読む度に胸くそ悪くなるのですが、ついつい買ってしまう。。。。。という感想を拝見しましたが、それは桐野作品の正しい楽しみ方だと思います。
2009.05.31
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今日は久しぶりに晴れたので、早朝より洗濯祭りを開催しています。 ちなみにカビキラー祭りも同時開催中です。晴れたらお出かけするのもいいけど、個人的にはこれが最高のストレス解消。 というわけで4月の書籍代です。3冊 2100円仕事が内勤に変わり、通勤時間も延びたので読書タイムが確保できません。 その一方で、残業が減ったのでおこずかいもへらされちまったとさ・・・4月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:734ページイキガミ 5―魂揺さぶる究極極限ドラマ (5) (ヤングサンデーコミックス)読了日:04月26日 著者:間瀬 元朗さよなら、愛しい人読了日:04月26日 著者:レイモンド・チャンドラー銀の砂読了日:04月18日 著者:柴田 よしき読書メーター
2009.05.09
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よくわからないけど、先週の選挙で日本一を目指すことになった千葉県民のきたあかりです。新知事はリニアモーターカー構想など大風呂敷を広げているようですが、そんなものはいらないので、千葉県民600万人の前世紀からの悲願である、某テーマパークの名称変更。千葉ディ○ニーリゾート(CDR)を実現して欲しいものです。 新東京国際空港でも煮え湯を飲まされた我々、千葉県民の我慢もそろそろ限界です。 さらにパレードでの菜の花体操を義務づけて、ミッ○ーマウスにも県民の一人として郷土愛を育んでもらうのもいい考えですね。 と言うわけで、3月の書籍代です。面倒なので、今月から漫画も含めることにしました。8冊 4800円 (@600円)3月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:2010ページイキガミ 4―魂揺さぶる究極極限ドラマ (4) (ヤングサンデーコミックス)久保センセイが何か企んでるし・・5巻も買っちゃうかも。読了日:03月29日 著者:間瀬 元朗イキガミ 3―魂揺さぶる究極極限ドラマ (3) (ヤングサンデーコミックス)マンションのカーテンを開けたら桜が咲き乱れているシーンで泣きそうになりました。読了日:03月28日 著者:間瀬 元朗光読了日:03月28日 著者:三浦 しをんからゆきさん (1976年)読了日:03月18日 著者:森崎 和江均ちゃんの失踪読了日:03月17日 著者:中島 京子ポトスライムの舟読了日:03月09日 著者:津村 記久子日の名残り (ハヤカワepi文庫)読了日:03月09日 著者:カズオ イシグロファミリーポートレイト読了日:03月09日 著者:桜庭 一樹読書メーター
2009.04.04
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今度はホントに降るらしい・・という噂でしたが、ちょっとチラついた程度でした。南関東では、例年二月下旬から三月初旬に掛けて雪が降ることが多いので、雪が降ると春 という季節感です。 というわけで2月の書籍代です。6冊 2,515円 (@419円) 2月の大当たり画像がないけど 大岡昇平『野火』 2月のあたり 二作とも若合春侑さんの作品です。内容が内容だけに・・という感も拭えませんが、二冊目は純粋な恋愛小説として読めました。 現代作家が旧字旧かなを駆使して近代大衆小説風に・・・という点がツボでした。
2009.03.05
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今日の関東地方は晴天で、洗濯しまくりな午前中でした。午後は掃除をしようと思っていましたが、テレビをつけたら・・・一度もみたことがありませんでしたが「水戸黄門」的な展開がクセになりますね。ジャージ姿で走りまくる仲間由紀恵さんに惚れちまいそうです。午前中からやっているようですが、何時までやるのでしょうか?このままズルズル観てしまいそうで、コワいです・・・ というわけで12月の書籍代です11冊 7325円 今月の大当たり 今月の当たり 年末なので2008年の書籍代です。68,981円(@560円)ちなみに2007年 51,772円 (@502円)2006年 39,187円 (@502円)2005年 77,260円 (@623円)
2008.12.30
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あちこちフラフラしていたらこんなものを見つけました。精神科薬広告図像集管理人さんは精神科医のようで、医家向けの雑誌(学会誌等)に掲載されていた広告を抜粋してUPしてあります。 1920年代から最近のものまで網羅していて、精神科医療の歴史のようなものを垣間見ることができます。無頼派と呼ばれる作家の作品を読むと「カルモチン」という名前を目にしますが、その広告も載っています。 というわけで11月の書籍代です。8冊 8,300円(@1,037円)12月はボーナスだぜ!という心のユルみから新刊本をたくさん購入してしまったせいです。 すごく反省していますぅ~と言うべきところですが、感想をUPしていない本と在庫本、それにマンガまで入れると今月は15,000円近く本を買ってしまいました。 どなたかこんな私を叱ってください・・・・ 今月の大当たり 今月の当たり
2008.11.30
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気がつけば11月、秋の底。世の中は読書週間らしいです。さて、全然関係ありませんがここしばらく動画投稿サイトの「楽団一人」系にハマっています。 複数の楽器を別々に演奏してミキシングをかけるという動画です。 基本的に遊びでやっているわけですが、クオリティーの高い作品がいくつもあります。一人で情熱大陸とかセッションしてみた 投稿主は馬のマスクをかぶっていますが高校生らしいです。ひとりで「ルパン三世」を演奏してみた投稿主はうさぎのマスクをかぶっていますが40代の主婦だという噂です。 今度は1人でルパンをやってみた こちらはミキシングではなく4つの楽器を同時に演奏しています。ピアノの腕前も曲のアレンジもプロ級。 すげぇ~のひとことです。 というわけで10月の書籍代です。今月も「読書メーター」のまとめ機能を使っています。2008年10月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:2787ページ書籍代は2960円(@328円)でした。■食堂かたつむり 読了日:10月30日 著者:小川 糸http://book.akahoshitakuya.com/b/4591100634■漢方小説 (集英社文庫 な 45-1) 読了日:10月29日 著者:中島 たい子http://book.akahoshitakuya.com/b/4087462560■メドゥサ、鏡をごらん (講談社文庫)読了日:10月28日 著者:井上 夢人http://book.akahoshitakuya.com/b/4062735067■遠い日の戦争 (新潮文庫) 読了日:10月25日 著者:吉村 昭http://book.akahoshitakuya.com/b/4101117160■ミッドナイト・コール (PHP文庫)読了日:10月12日 著者:田口 ランディhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4569660436■ニート (角川文庫 い 63-2)読了日:10月07日 著者:絲山 秋子http://book.akahoshitakuya.com/b/4043881029■決断―警察小説競作 (新潮文庫)読了日:10月07日 著者:http://book.akahoshitakuya.com/b/4101208468■ララピポ (幻冬舎文庫 お 13-2)読了日:10月04日 著者:奥田 英朗http://book.akahoshitakuya.com/b/4344411668■あゝ野麦峠―ある製糸工女哀史 (角川文庫) 読了日:10月04日 著者:山本 茂実http://book.akahoshitakuya.com/b/4041433010 今月の大当たり 今月の当たり10月は幅広いジャンルの本を読みました。大当たりはノンフィクションの『あゝ野麦峠―ある製糸工女哀史』丁寧な取材と明晰な洞察力が圧巻でした。近代日本史に興味のある方は『結核の文化史』 近代日本における病のイメージという作品もオススメです。 ちょいと高い本なので図書館で探してみてください。
2008.11.02
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本好きのみなさんはお休みをどのように過ごしますか?当然ながら「本を読む」という方が多いと思います。9月は月初めの一週間が夏休みでしたが、一冊も本を読みませんでした。その後の三週間も「休みの間に落とした数字を取り返せ!」 というエラい人の暖かい言葉を頂戴して、お昼休みも取らず粉骨砕身で働いていました。その結果・・・・・9月の書籍代 5冊 1450円(@290円)今月は「読書メーター」のまとめ機能を使いました。9月の読書メーター読んだ本の数:5冊読んだページ数:1337ページ赤い人 (講談社文庫) 読了日:09月28日 著者:吉村 昭物語の役割 (ちくまプリマー新書 53) 読了日:09月19日 著者:小川 洋子福音の少年読了日:09月08日 著者:あさの あつこ少女七竈と七人の可愛そうな大人読了日:09月02日 著者:桜庭 一樹夢を与える読了日:09月01日 著者:綿矢 りさ「読書メーター」は優れモノです。興味のある方はチェックしてみてください。10月は忙しさに負けない読書を心がけたいものです・・・。
2008.09.30
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突然ですが今週は夏休みです。暇なので3月にオープンしたPASAR幕張に行ってきました。京葉道路の幕張パーキングに併設された施設で、下り線はスウィーツグルメのお店が充実しています。都内からわざわざ来るほどでもありませんが、いつも湾岸線を使っているので京葉道路は通らないわ!という千葉県民の奥様。時々千葉に行くけど・・という関東近県の奥様は立ち寄ってみる価値ありです。空いていれば、箱崎から6号向島線、7号小松川線経由で30分弱です。 湾岸線(B)だと東関道に行っちゃうから注意してくださいませ。 というわけで8月の書籍代です。 12冊 2,680円) (12冊@223円)今月は暑かったので短編集中心でした。 今月の大当たり 今月の当たり 『物語が、始まる』 川上弘美
2008.09.02
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先ほどリンク先の方の日記を拝見して、ぶっくらコキました。村上春樹さんの『ノルウェイの森』が映画化されそうです。キャストは未定ですが、レイコさん役は永作ちゃんでお願いしたいものです。詳細はこちらをご覧ください。「ゆずりは文庫さん」情報ありがとうございました♪ というわけで7月の書籍代です。10冊 6,895円感想UPが大幅に遅れています。実際には10,000円以上使ったかも・・・8月は自粛する所存です。今月の大当たり 今月の当たり ロス・マクドナルドの『さむけ』↑は翻訳版の画像がないのでペーパーバック版を使いました。 私が読んだのは、小笠原豊樹訳の早川文庫版です。(念のため)TOPページにも載せましたが・・・・本日(31日)発売ですよ♪
2008.07.31
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一日からまたガソリンが値上げ・・という噂を聞きつけて今日は満タンにしてきました。とは言うものの通勤距離が伸びたので、このガソリンも一週間でカラになっちまいます。最近はメーターパネルの中のECOランプを意識して運転するようになりました。6月の書籍代10冊 4,399円 (11冊@399円)今月の大当たり今月の当たり TOPページを改築して、新刊情報を設置しました。いつまで続くのかは自分でも謎ですが、時々更新しているので参考にしていただければ幸いです。
2008.06.29
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