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久恒啓一

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羽田空港から品川に出て、廣済堂の編集者と落ち合い、新刊の見本を受け取る。

黒地に黄色の文字というデザインで、書店でも目立ちそうだ。滑らかな2センチ幅の線が横に入っているので聞いてみると、UV加工というのだそうで、やや重量感が出ている。

オビの袖と裏表紙には、印税寄付プログラムChabo!のマークが入った。このプログラムへの参加は2冊目である。

この本で私の著作も80冊に達したが、この本は「若いビジネスマンへの応援歌」というジャンルになる。

タイトル:仕事は「日曜の夜」から始めなさい!
       ---一歩抜きん出るためのスピード仕事術
出版社:廣済堂出版
刊行日:7月30日
価格:1200円+税


 第1章 仕事は「日曜の夜」かた始めなさい!
 第2章 一日を24時間以上にする仕事テクニック
 第3章 ビジネス最前線を勝ち抜く「究極の時間活用術」
 第4章 最新情報機器&ブログ活用で一歩先を行く
 第5章 「その他大勢」から抜け出す思考法&人脈術
 第6章 ビジネスパーソンよ、一流の職人になれ!


はじめに
「先んずれば即ち人を制し、後るれば即ち人の制するところとなる」(『史記』)という。相手の先を行けば、相手を支配することができ、相手に後れを取れば、逆に相手に支配されてしまうという意味だ。

高校時代などに漢文の授業で習って、覚えている人もいるだろう。そんなこと習ったかなと思う人は、今、この言葉を知った。
この言葉は、まさに至言(であると思う。現代人の私たちは、別に他人を支配する必要などないが、仕事や生活全般にこの言葉を当てはめてみると、古代の名言はとたんにいきいきと、鮮やかに私たちの前に立ち上ってくる。

先んじれば、心にゆとりが生まれる。次の行動にも、じっくりと、余裕をもって取りかかることができる。ミスや忘れ物に気がついても、慌てることなく対処することができる。

先を見て、早めに物事に取り組めば、仕事、ひいては人生はうまくいく。そのことをこの古代中国の言葉は私たちに教えてくれる。「先んずれば人生を制す」と言っても過言ではないだろう。
先んじることは、私も実践している。早起きを心がけているし、幾つもの目標を掲げ、それに向け、先々まで計画を立てている。日本航空の社員時代は誰よりも早く出社するように努めていたし、大学教授の今も遅刻はもちろんのこと、何事も早めに準備し、早めに終えることを心がけている。
そんな私から見れば、月曜の朝に出社して、そこで初めて仕事の準備に取りかかるようなビジネスパーソンは、いかにも“出遅れた社員”に見えてしまう。
その人の一週間は、きっと後手後手になり、気がつけば、週末の金曜日。明日の予定が気になりながらも、仕事は山のように残っている。時計を見る。長針が差す数字は「9」。夕飯も食べていない。


上司や取引先への不満やグチに同僚と花を咲かせ、気がつけば、終電間近。慌てて最寄りの駅へ。帰りの電車では、つり革をつかみつつ、器用にも立ちながら睡眠。帰宅後は疲れ果てた体をベッドにあずけ、翌日は昼近くまで熟睡。

「しまった。約束があったんだ」。慌てて友人に電話をして、約束の時間を一時間遅らせてもらう。
こうしたビジネスパーソンは、あなたの周りにもいるのではないだろうか。もしかしたら、あなた自身がそうかもしれない。
しかし、このような生活を続けている限り、より良く生きることは不可能に近い。仕事で大きな成果を上げることも、趣味を存分に楽しむことも、充実した毎日を送ることも、叶わぬ夢に終わってしまうだろう。
では、どうするか。その一つのヒントは、先んじることである。後手後手に回っていた仕事の仕方を改め、先手先手で行なう。このことを心がけ、実行するだけで、仕事の成果は飛躍的に増大し、プライベートの時間は充実、さらには人として大きく成長することが実感できるようになる。

本当にそんなにうまくいくのか!? そう思った人には、私自身の体験をここで一つだけ紹介しよう。
私は日本航空に入社して以降、数年間は、いつも始業時刻ギリギリに出社していた。当時の始業時刻は八時四五分。私のタイムカードの印字は、ほとんど「8:45」や「8:44」だった。一日の始まりから、まさに後手だ。
席に着いてからも、仕事は後手後手。指示された仕事に振り回されて、アッという間に午前が過ぎ、昼食を食べたと思ったら、終業時刻も早い。残業したり、飲み歩いたりして、疲れ果てて家路に就いた。床に就いたら就いたで、アッという間に朝だ。学生時代と違い、時間の経つのはなんと早いと思ったことか。しかしそれでも懲りずに、毎日毎日、同じことを繰り返していた。
「こんな生活ではいけない」。さすがにあるとき、私は大いに反省した。そして、一念発起して、始業時刻より一時間早く出社することを決意した。それ以降、私の人生は、仕事もプライベートも、少しずつ、しかし明らかに好転していった。
“凡人”を自認する私でも、できたことだ。先んじることは決して難しくない。意識を変え、ちょっとしたコツを身につければ、誰でも確実にできる。それでいて、成果は莫大なのだ。今一度、書こう。「先んずれば人生を制す」と。
本書では、さらに仕事のスピードを上げるとっておきの方法や時間の有効活用法、一流のビジネスパーソンになるためにすべきことなどを余すことなく披露したい。
充実したビジネスライフを送りたいと思っている人は、そのヒントを本書でぜひつかんでほしい。





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Last updated  2008/07/24 06:55:35 PM
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