* 上海万博。既に入場者は3500万人。7月は1日44万人。最終的には7000万人を大きく超える。GDPを0.5%押し上げ。 * 中国のGDP成長率は上期は11.1%。下期は少し落ちるが通年では10%。中国経済期待感と不安感。 * 中国の台頭というパワーシフト。オバマ大統領の3つの行動。アジアの重要なパートナーは中国56%、日本36%。(有識者アンケート) o 米国から10万人の留学生を派遣する。 o 4月17日から米政府高官が精華大で合宿して中国を勉強
* リーマンショックから一番早く脱出。09年は9.1%の成長。 o 中国経済構造の特質は、国内政変に弱いが、外部危機に強い。共産党独裁の光(決断と行動が速い)。 o 中国は広い。海洋国家(沿岸部)は外需、大陸国家は内需。今回も内需が働いた。 o 経済対策57兆円を一夜にして決定。 * 中国経済の今後。国内リスクは住宅バブル。国際リスクはユーロ危機の拡散 o 住宅は調整局面に入ったが中長期的は価格は上昇する。(農村から都市への人口移動。若者の結婚観) o 乗用車の普及率は2.6%。一人GDP3000ドル(2008年)を超えた今から本格的なモータリゼーション時代。 o 車(100万)と住宅(1000万)は波及効果があり、個人消費は伸び、経済は今後も成長する。 * 上海万博後の中国? 7%成長をキープできる。 o 国家イベントを成功させたいということで一致したが、今後は要注意。 o 格差(地域格差・都市農村格差・富裕層貧民層)が大きい。
o 2013年は政権交代の年で要注意。過去胡錦濤への交代以外はすべて政変があり経済は挫折した。 o 挫折しても一時的だろう。工業化が未完成(7割)。都市化未完成(47%が都市住民)。中間層へシフト中(4.4億人) * 日本経済活性化 o 中国向け輸出を増やす o 現地生産し、現地販売を