PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

久恒啓一

久恒啓一

Comments

日本古典文学研究家@ Re:「たたら製鉄 技と精神(こころ)---誠実は美鋼を生む」(07/30) 日立金属さんプロテリアルに名前が変わり…
山陰中国地方サムライ@ Re:新著「遅咲き偉人伝-人生後半に輝いた日本人」の見本が届く(12/04) ルパン三世のマモーの正体。それはプロテ…
プロの魂たたら山陰サムライ@ Re:「たたら製鉄 技と精神(こころ)---誠実は美鋼を生む」(07/30) ルパン三世のマモーの正体。それはプロテ…
坂東太郎9422 @ ノーベル賞(10/08) 「株式会社Caloria代表取締役社長 管理栄…

Freepage List

Category

Archives

2025/11
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07
2013/11/04
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
エズラ・F・ヴォーゲル「現代中国の父 とう小平」を読み始めた。
この著者は1979年に「ジャパン・アズ・ナンバーワン」で日本のベストセラーとなった人である。
この書も中国で60万部を突破したベストセラーだ。

ヴォーゲルは2000年に70歳の誕生日を迎え、ハーバード大学での講義から引退する。
しかし研究から引退するつもりはなかった。ライシャワー教授に影響を受けたヴォーゲルは、アジアをアメリカ国民に説明する使命があると考える。そして中国の台頭という課題に立ち向かうことにする。
毛沢東以降の中国の構造改革を主導した人物・とう小平に焦点を当てた研究を開始する。5年で終わる予定が、10年に伸びた。つまり、ヴォーゲルは70代を中国のとう小平研究に費やしたことになる。

とう小平は文字の記録を残さなかった。会談や会議では原稿を使わなかった。自伝を書かないと決めていた。あまり話さず、内容にも慎重を期していた。

こういう対象であったから、執筆には困難さがあり、時間がかかった。ヴォーゲルは7年以上かけて中国で12か月を過ごしている。
家族や同僚、同僚の家族と会って中国語でインタビューし、様々の内実や具体的な話を聞いた。


また、機密情報の漏えいを防ぐために、CIAによる査読も済ませている。微妙な仕事であることがわかる。

ここまで徹底した取材と、機密漏えいへの配慮をしてできた本であることに驚く。
今から読んでいくが、現代中国の核心に触れることになるとの予感がする。

70歳からのヴォーゲルの生き方と仕事に感銘を受ける。

そういえば、JAL時代に野田一夫先生と知り合って食事をしていた時に、ヴォーゲルに紹介するよと言われた。野田先生が電話をかけると本人は香港にいた。わたしも電話口に出た記憶がある。



町田のロダン・ユトリロ専門館・西山美術館に二度目の訪問。主にユトリロの絵を観賞。ユトリロの母はルノワールという説を調べたが、父親は不明と書いてあった。
久しぶりにプールで200メートル。



今日の収穫

「俺は超二流」(楽天・星野監督)









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013/12/25 07:01:32 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: