疲労困憊のGW。

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2015.05.05

カテゴリ：家具

予定していた通り、

GWでテーブルのメンテナンスをしました。

約2年前に自分たちでウレタン塗装を剥がし

白いオイル塗装へと仕上げ変更をした

メープル無垢のダイニングテーブル。

2013年の塗り替え記事です。

→（その1 その2 その3

この2年の間で若干色がくすんできたのと

傷や輪ジミなども目立ってきたので

改めてメンテナンスをすることにしました。

これが結構なオオゴトになりまして・・・

次のメンテの為にも

忘備録を残しておきたいと思います。

よろしければお付合いいただけると

嬉しいです♪

まず1日目。

テーブルをダイニングの窓から外に出します。

サイズが大きく窓から出すのに一苦労。

なんて小さいテーブルなのかしら。笑

テーブル全体にサンダーをかけて

表面をきれいにし、

オイル塗装の下地作りをします。

この工程も3時間ぐらいかかるので

でもこのあとの悪夢は

こんなレベルではなかった。

手軽に使えるコンパクトサイズのサンダー。

家具のメンテナンスに大活躍。

次にオスモの白オイルを塗って

しばらくおきます。

FILE のダイニングテーブルは

非常にキメの細かい美肌ちゃんゆえ

オイルを塗ってもなかなか浸透しにくい。

できるだけ白っぽく仕上げたかった私達は

しっかり白オイルを浸透させるため

ここで90分放置することにしました。

この判断が悪夢を生むことになるとも知らず・・・

理想は、我が家のフローリングの色なんです。

何年経っても好きで好きでしょうがない床。

この床も、無垢のメープル材で

オスモの白オイルで仕上げてあります。

家具用と床用では厳密には違いはあるものの

同じメープル材＆塗料での仕上げだから

テーブルも床の色合いに近づけることはできるはず。

一部始終を暇そうに眺める快。笑

そして、オイル塗布後、一時間半経過。

最後に余分なオイルを拭き取って

終了するはずなのですが

90分の間にトロトロだったオイルが

ベタベタになっているので

拭き取り作業がかなりの重労働。

例えていうなら、

シール剥がしに失敗したあとのベタベタ感、

あれをタオルで乾拭きするような・・・

力を入れて懸命に擦ってもなかなかオイルが落ちなくて

でも作業中にもどんどんオイルが乾くので

ますますベタベタが重くなっていきます。

最初は2人で話をしながら作業していたのですが

だんだんと口数が少なくなり、

しまいには一言も喋れなくなり・・・

限界。

もう腕が痛くて無理。

芝生に座り込み、魂の抜けた状態で

ボーゼンとするアラフォー夫婦。

2時間ほど格闘したのですが

とうとうオイルが完全に乾いてしまい

ベタベタからカチカチへ。

外も暗くなり、どうにもならず

この日は作業終了です・・・

無印のレトルトカレーがあったので

夕食を簡単に済ませ、お風呂に入って

この日は早めに寝ることにしました。

が、お風呂に入ったあたりから

右腕が熱を持ち始めて

あまりの激痛に二人とも眠れない！

次からはもう自分たちでメンテするのは無理だね・・・

2年前にメンテした時も大変だったけど

ここまでじゃなかったよね・・・

明日で作業・・・終わるかね・・・

老いを痛感し、口から出るのは

ネガティブな言葉ばかり。笑

精魂尽き果てた苦しい苦しい夜でした。

2日目の朝。

作業半ばで断念したテーブルです。

力を入れやすい天板は拭き取り完了していますが

側面が中途半端に塗料を残したまま。

白オイルが完全に乾いてしまっているので

また前日同様、庭に出して（大量の粉が出る為）

サンダーで塗料を落とすところから始めます。

しかし疲れと不眠が重なり

ヨレヨレになった私達、

2日目はまずテーブル（60〜70キロ）

が重くて、持ち上がらない。笑

泣き言ばかりでダラダラしていたら

いつまでも終わらない！と気合を入れ直し

力を振り絞って庭に運びます。

サンダーで塗料を削り落として

また室内に戻したところ。

この後また白オイルを塗るわけですが

外での作業だと風が爽やかすぎて

あっという間に乾いてしまうので

室内で塗ることにしました。

お昼ご飯はカッペリーニと

かぶのサラダ。

ダイニングテーブルが使えないので

リビングのテーブルで食事しました。

テーブルの色が濃いだけで（ウォールナットです）

かなり新鮮に感じる！

時々ここで食事するのも悪くないかも。

おいしっくすで買った

「ピーチかぶ」は

その名のとおり、生で食べると

桃のような食感。

生ハムでくるんでベビーリーフをのせ

オリーブオイルをたらりすれば

超簡単なのに絶品！！

美味しいものを食べたのと

終わりが見えてきたことで

ここでだいぶ元気を取り戻すことができました。笑

クリアのカステヘルミは

濃い色のテーブルやランチョンマットに

映えますね〜♪

明日からのお買い物マラソンでお得になるもよう。

そして再度、こちらの白オイルを塗っていきます。

無公害の天然成分でできている

オスモの半透明タイプを使用。

3111のホワイトスプルースです。

商品名はワックスですが、

ペンキのようなトロリとした色付きオイルです。

今度は前日のように時間をおかず

塗ったらすぐに拭き取り、

ただ拭き取る時にうっすら塗料を残すイメージで

強く擦り過ぎないよう注意しました。

そしたら、前日あれだけ苦労した拭き取り作業が

なんと・・・

5分で終了。

しかもなんか、いい感じに仕上がってる。

まさか最初からそうすれば良かったのでは。

・・・・・・・・・・・・・・・。

3日目の本日の朝です。

無駄に苦労した甲斐あって、

ニュアンス程度の違いではあるものの

メンテナンス前よりも

全体的にくすみが取れ、明るい色になりました

どうやら時間をおいて強く擦るよりも

うっすらオイルを残すように拭き取りをしたことで

一晩かけて白く染まり、

イメージしていた仕上がりになったようです。

傷や輪ジミもきれいに消えて、

さらっさらの質感になり

テーブルがもう、愛おしくて仕方ありません。笑

オイルの拭き取りが甘く、脚の下の方が

グラデーションになったりしていますが

これも自分たちで手をかけた

記念ということで（＾m＾＊

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↑ この写真は2013年の

メンテナンス前の写真です。

テーブルの脚と床の色の違いがくっきり。

全体像の写真では

あまり変化がないように見えるテーブルの色も

少しずつですが床の色に近づいています。

2年前のメンテナンスも含め

紆余曲折ありましたが、

いやー・・・ここまでこれて本当によかった。

初日の夜は、

「次からはもう自分たちではメンテできない」

とまで思ったけれど

今回の経験でコツがわかったので

次からはまた自分たちで手入れをしながら

大切に使っていきたいと思っています。

また、家具のメンテナンスについては

購入店の FILEさんに相談の上で実行、

「もし失敗してもこちらでどうにかするから大丈夫」

と後押ししてもらっていたのが

素人の私達でもできるところまでやってみようと

決断するきっかけになりました。

間違った判断で

2度と経験したくない程の苦痛を味わいましたが、笑

結果として、無事イメージ通りに仕上がり、

やってよかったと大満足しています♪