ドバイ・トルコ旅行(33)



メブラーナ霊廟境内に入って、先ず目に入るのは、「礼拝前
に身を清める水場」である。 中庭にも水場があり、一番上
に受け皿が一つ、次は二つ、三つと増えて、二つに減り、一
つになって終わる。 これは、ひとりで生まれ、配偶者を得、
家族を作り、そして最後はやはりひとりで死んでいくという
意味だそうだ。 まことに、哲学的である。

この霊廟の創始者ルーミーの没後もメブレビー教団は存続し、
「セマー」という回転しながら祈りを捧げるセレモニーを継
承していく。 政教分離を目指した、トルコ初代大統領アタ
チュルクにより修行場は1925年に一旦閉鎖された。その
後1927年にメブラーナ博物館として、一般に開放さるよ
うになった。

霊廟内には、メブラーナ他多数の棺が置かれている。 金刺
繍のカバーが掛けられており、棺の頭はカーバ神殿(メッカ)
の方角に向けられている。

霊廟・コンヤ・トルコ

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礼拝前に身を清める水場(霊廟境内)

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庭の水場

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お墓

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霊廟入り口

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