オランダ・ベルギー(9)



ご婦人達がダイアモンド製品に夢中の間、男性群は1階に下りて休憩所で
待機する。 ここはジュースや、ドリップ・コーヒーが無料で飲み放題な
のは有り難い。

15:00過ぎ、観光バスに再び乗り込み、アムステルダム郊外に向かう。
「木靴工場」の見学らしい。 バスから眺める運河も素敵である。 30
分も走行しただろうか、とある倉庫風の建物に着く。 建物の前に大きな
木靴が置いてあるので、中に工場があると想像出来る程度で、何の看板も
ない。

建物の中は薄暗く、材木のにおいが鼻をつく。 木靴の本来の材料はヤナ
ギらしいが、ポプラもよく利用するとか。 木靴の登場は18世紀のこと
で、17世紀には存在していない。しかし、それはオランダ農業の早い発
達をよく表している。 

低地のオランダでは,湿地が多く,木靴は,ぬかるんだ土地を歩き農耕す
るために生まれた。 足を冷えから守る効果もある。

職人さんが、昔ながらの木工機で、次から次へと白木をくり抜いてシンプ
ルな木靴の原型が出来上がっていく。 無垢木の靴は、そのままガーデニ
ング用に使えそうだ。 色を塗って飾り物にしたり、特別な模様をあしら
って花嫁衣裳や伝統的な民族衣装に合わせたりと、用途に合わせて数十種
類あるとか。

つまり、この建物は木靴のお土産屋さんであり、同時にそぐ傍で酪農も行
っているので、大量のチーズ製品が置いてあり試食出来る。 それに鄙び
てはいるが、オランダの特産品もあるので、市街地より可成りお買い得の
感じである。 ダイヤモンド製品との価格差もあり、次々と買い物袋がふ
くらんで行ったようだ。

船とトラムとアムステルダム中央駅・車窓より

09-01

09-02

車窓より運河を望む・アムステルダム

09-03

09-04

アムステルダム郊外の土産品店

09-05

木靴

09-06

09-07

追加画像は下記をクリックして下さい

アムステルダム郊外の土産品店のすぐそばに牛舎が へジャンプ






© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: