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あっという間に桜も終わり、もうすぐ5月だ。 5月の大型連休の後の日本の新型コロナはどうなっているのだろうか。
この4月はかなり撮り鉄というか「撮りわてつ」になりました。
桜を絡めた「わてつ」の撮影中に少し嫌な思いをしたので、書き留めようと思う。
4月の上旬、ソメイヨシノの列植で有名なとある駅。
私が車でそこに着いたのは、次の列車には時間の余裕がまだあるころ。三脚はいくつか据えてあるが誰もいない。皆さん車で待機中のご様子。
私が三脚を据えていると、隣の三脚の持ち主がやってきて、いきなりの一言。 「なんでオメー、マスクしねん? 二メートル以下だけで、かなり密だけど。(栃木言葉)」
私の心の中:「お前が来たから、密になったんだろう。」 恐らくマスクは口実で、すぐ隣に三脚を据えたのが気に入らなかったのだろう。
まあ、マスクをしてないのは悪いので、「もうしわけない。」と謝り、すぐにマスクを着用。
少し経つと、栃木の仲間が来た模様。
私に文句を言った栃木のお方の言葉:「あっちはもう終わったん。はえーなー。」 お仲間のお言葉:「撮り終わってすぐに車飛ばしてきたぜー。列車よりもはえーぜ。」
そして、お二人のお言葉が、写真が趣味の人間としては少し稚拙と感じた。
その日は、空の半分くらいが雲に覆われ、露出がちょくちょく変わるコンディション。
私に文句を言った栃木のお方の言葉:「また露出が変わっちまった。三分の一づつしか変えられねーから、めんどくせーな。」
私の心の中:「三分の一づつ変わるから細かく調整ができるのだろう。嫌なら二分の一に設定変更すればいいじゃないか。」
同じ栃木のお方の言葉:「この時間になると、列車に桜の影ができてダメだ。アバタになっちまう。」
私の心の中:「それはそれでいい写真が撮れるよなあ。」
栃木のお方の仲間に向かっての言葉:「オメー、データどうしてるん? カメラのキタムラで入れてもらうん?」
その仲間のお言葉:「最近行ってねーな。(メモリー)カードに入れっぱなしだよ。」
私の心の中:「カメラ店でデータをCD-ROMかDVD-ROMに焼いてもらっているのか。写真の楽しみが半減だなあ。」
決して否定的な意味ではありません。写真の楽しみ方は十人十色で、それでいいのです。
ここであらためて感じたことは、「撮り鉄」にもいろいろな人間がいるということ。
写真としての作品をつくる人間と、撮ること自体が目的の人間。
後者は日本各地を飛び回り、名のある撮影スポットで車両の写真データを集めている、いわゆるコレクターに該当するのかもしれない。写真を持ち歩いて見せ合う方々もいらっしゃる。自分の車の一年間の走行距離を自慢気に話したり、昨日はここにいたと自慢げに話すお方もいらっしゃる。
私は前者に極めて近く、写真は近くで撮っており、同じ場所で、季節や天候、時刻を変えて撮影している。
そういえば、JRが国鉄の時代、こんなことを本で読んだことがある。
「全国のL特急を全部撮った。だけどヘッドマークが一斉に変わったのでまた全部撮り直した。」
気持ちは十分にわかる。
そんな春の一日でした。
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