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2021.12.19
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 特殊な植物を除く通常の植物を鉢で育てる場合の用土は、基本は赤玉土に腐葉土を加え、植物の性質によって、苦土石灰、ピートモス、鹿沼土、パーライト、バーミキュライト、軽石などをブレンドする。つまり、水はけと通気性が良く、水持ちが良い用土を使用し、栽培する植物の性質を考え、その他の物を加え、化学性や物理性を変化させる。
 鉢は、空気と水が良く抜ける構造で、素材は通気性のある素焼きなどが良いとされているが、重くて割れやすいので、代替の素材としてプラスチックの鉢も多く使われている。
 トリカルネットという名の樹脂のネットを軽石で包んだものを鉢底石の替わりに使ってきた。

 だが待てよ、形が崩れなければ、軽石は不要なのではないかと考えるようになってきた。ネットで立体的な形を作れば水抜きには十分ではないだろうか。
​  まずは六面体をつくってみた。箱型である。これはこれで水抜けは十分だった。だが、作るのが面倒くさいのである。紙のようにのりしろで貼りつけるわけにはいかず、タイロックで留める箇所も多い。
 それと、上からの水抜けも大事だが、横からの水の抜け具合いも考える必要がある。そのためには箱の高さを高くすれば良いのだが、使うネットも多くなり、用土の重さで形が崩れる恐れがある。



 思いついたのが、小学校の給食で飲んでいた牛乳の容器の形である。テトラパックという三角形の面を組み合わせた正四面体ある。本家本元は樹脂の筒の上下を角度を90度ずらして溶着して作ってある。
 そういえば、テトラパックという会社は今も牛乳など飲料用の紙パックをつくっている。リサイクル用に紙パックを解体する時に会社名を見ることがある。

 始めは大きな三角形をネットから切り取って、三か所を折って作ってみた。タイラップで留める箇所は一か所で良いが、面と面の接合部の密着が悪い。密着するように重ねしろもとったが、隙間が空いてしまうのである。


 ​次は長めの平行四辺形を切り取って、三角形に折っていく方法である。段ボールで型紙まで作った。折る部分ではない辺の面と面の接合部には重ねしろをとっている。​
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 三角形を五つ作り、ふたつの面を重ねる方法にした。 

​  重ねることにより、タイラップで留める箇所は一か所で済む。

 これで、表面積が大きくなって、水抜けも良くなるはずである。​​
 難点は、三角形があだになり、水の抜けをよくするために底がロート状になっていて、水抜き穴が大きい日本の素焼き鉢では、ふさがりきらない時があることである。
 底が平らで、水抜き穴の小さいテラコッタのような鉢に合うと思えた。


​用土を入れるとこのようになる。
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 先日、あかぎ園芸の「花土有楽」に行ったら、円錐形の同じような製品が置いてあった。網ではなく、円錐の面に穴が開いているタイプで、底はない。鉢底と接する部分は円なので、前述にの日本製の素焼き鉢にも合うはずである。すでに先手を打たれていた。

 こちらはこちらで、進展していくのである。



​ ​その3に続く ​
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Last updated  2021.12.19 11:39:19
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